人の可能性は「心がけ」で目覚める―『致知』で学んだこと
先日から『致知』の定期購読を始めました。以前から興味があったところへSNSで広告を何度も目にし、結局WEBマーケティングにまんまとハマって購読することになりました。
とはいえ、長年にわたって多くの経営者に読み継がれてきただけあり、内容は非常に読み応えがあります。一つひとつの記事をじっくり読み、心に留めていきたいと思っています。
7月号で特に心に残ったのが、「村上和雄先生に学んだスイッチ・オンの学び方」という記事です。
後で調べてみると、村上和雄先生は遺伝子工学の世界的権威であり、私がMBA留学していた大学で助教授を務められていた時期があったことを知りました。そんな意外なつながりもあり、勝手ながら親近感を覚えました。
記事によると、村上先生は「人間の遺伝子の多くは眠ったままであり、大切なのは良い遺伝子のスイッチを入れること」だと説かれていたそうです。人間の可能性は、生まれ持った能力だけではなく、日々の心がけによって大きく引き出せるということなのでしょう。
そのための習慣として、次の6つが紹介されていました。
①どんな時も前向きに考える
②結果が伴わない場合は環境を変える
③人との出会いを大切にする
④感動する
⑤感謝する
⑥世のため、人のためを考える
どれも特別な才能や能力が必要なことではありません。しかし、意識して続けることは決して簡単ではありません。日々どのような姿勢で過ごすかが、少しずつ結果の差になって現れるのだと改めて感じました。
特に印象に残ったのは、「結果が伴わない場合は環境を変える」という言葉です。これは個人の成長だけでなく、企業経営にも通じる考え方ではないでしょうか。成果が出ないとき、努力だけを続けるのではなく、市場や顧客、組織の環境を見直すことも重要です。変えられる環境を変えることも、前向きな挑戦の一つなのだと思いました。
この6つの習慣は、成功するためのテクニックというより、自分自身をより良い方向へ導くための心構えなのでしょう。
忘れないように、ときどき見返したい言葉です。仕事でも日常生活でも、この6つを少しでも実践できる人でありたい。そして、自分の中で眠っている可能性を少しずつ引き出していけたらと思います。
