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反橋の先の住吉大社の風景へ

住吉大社はかつては海に面していた神社で

かつて海へと通じていた参道を進み、住吉大社を象徴
する存在ともなっている反橋の前に立つ。最大傾斜は
48度で高さ3.6mの橋が、壁のようにそびえている。
橋のそばに、川端康成の反橋の一節が記された文学碑。
大阪を故郷とする文豪が描く風景にもふれていこう。

この橋を渡るだけでおはらいになるという反橋には
今は階段が設けられて渡りやすく
高さのある橋のてっぺんからの風景も楽しんで
朱色の欄干も太陽の光をうけて鮮やかに
橋を支える柱の擬宝珠の先に広がる住吉大社の風景へ
橋の土台の石組は淀殿が寄進されたと伝えられている
反橋にまつわる物語にも思いを馳せつつ
神社の風景を形作る石灯籠を眺めて、
まずは手水舎に立ち寄って。手水の石は
うさぎの姿。住吉大社はうさぎにゆかりのある場所
参道に続く石灯籠は600個以上もあるといい
深い緑といあいまって、おごそかな雰囲気が流れる境内を
本宮域へと進む。正面中央の四脚門である
住吉大社の幸寿門をくぐり、しっとりとした朱色の門の先には
住吉大社の第三本宮と第四本宮が建ち並ぶ
その側にもうさぎの姿。なでうさぎには無病息災を

兎にゆかりのある神社には、宇治への旅でも訪れた

兎によって厳かな神社の空気がふんわりと
朱色の本殿は境内を鮮やかにし、住吉大社といえば住吉造
檜皮葺の屋根に妻入式切妻造で、むくりのない屋根が特徴的
本殿は全部で4棟あって、第二本宮の先に建つのが第一本宮
お参りをすませつつ、境内の並び建つ建物を見渡しながら
住吉大社の風景をめぐる。第一本宮の側の北瑞籬門をくぐると
その先には御文庫とよばれる土蔵が建つ
白に塗装された梁や蟇股の装飾がまぶしく、その美しい土蔵の
施主は大阪を中心に、江戸や京都の書籍商たちだったという
住吉大社はまだ奥へとつながっていて
空を覆うように伸びる樹木によって拡散された光は
境内にやわからく降り注ぐ

美しい住吉大社。ここはかつて海とつながっていた所

海とのつながりという点では、福岡の日々の中で訪れた
博多の住吉神社も思い出す。ここもかつては海に面していた所
訪れたのは以前の年始の頃で、境内全体がにぎわっていて

また住吉神社といえば、壱岐の旅でも訪れた


全国に建つ住吉神社の総本社でもある住吉大社。神社
に流れる清々しい空気。なでうさぎに無病息災を願い
つつ、住吉大社の持つやわらかな雰囲気にもふれる。
神功皇后と海の三神をまつる住吉大社には、四つの
本宮が海の方角に向けて並べられ、その配置は大海原
をゆく船団のようにも例えられる。かつては遣唐使が
出発した場所でもある住吉大社。その海とのつながり
の記憶に、海に囲まれた日本の歴史にもふれていこう。



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