続く道の先の朝靄の中へ
そしてその道を進んだ先へ
さて森の芸術祭も二日目。一泊の旅はせわしないが、
二日間の旅は、体全体で風景を感じるものとなった。
旅にひかれている。旅の魅力は目的地だけではなく、
そこへ至るあらゆる経路にもあると感じている。その
日の状況に合わせて進むべき道を選択すれば、思わぬ
出会いに遭遇し、次なる道が開けるということもある。

から東へ向かう。津山文化センターの前を通り過ぎ



























今までの旅でも、先へと続く道を進み
道がつなぐ風景と、風景がつむぐ旅路
その記憶はゆるやかにどこかでつながっている

自転車で走る。だんだんと空には明るみが差し、視界
が開けていく。空気の質は変わり、時の流れを感じる。
風景が流れてゆく。歩いての旅にはないスピードで、
道沿いの景色はまたたく間に、遠くの山並みは緩やか
に流れていく。だんだんと強さを増す光は、朝靄に拡散
されて境界を溶かし、風景をにじませる。そのふわり
とした空気の向こうに、その日の出会いを期待して。
