さまざまな表情の顔にひきよせられて
岡本太郎の彫刻には、さまざまな表情の顔が表現
されている。そんな顔にひきよせられて、各地の
作品をめぐる。その豊かな表情に込められた思い。
岡本太郎は顔について、次のように語っている。
顔は宇宙だ。
顔は自であり、他であり、全体なのだ。
そのど真ん中に眼がある。
それは宇宙と一体の交流の穴。
世界の美のあらゆる層に、なんとさまざまの
顔があり、また眼があるのだろう。
まん丸い眼、とがったの、凹んだ穴ぼこ、
あらゆる眼がにらみ、挑みあい、
絶対をたしかめあう。
ひとつの顔の宇宙のなかに、また無限の顔、
そして眼玉が光っている。
言いようのない実在感をもって。
―岡本太郎―
過去には、顔は宇宙だ。という展覧会
今年には岡本太郎とにらめっこという展覧会も
















岡本太郎記念館にはエネルギーが満ちている











展覧会 岡本太郎にて数多くの作品にふれた





岡本太郎の作品に親しみが湧くのは、作品に様々な
表情の顔があるからだと思う。生涯に渡り挑み、戦い
続けた岡本太郎。作品に表現された顔には優しさや
希望、怒りや悲しみが込められているように感じる。
そして岡本太郎は、顔に宇宙をみていた。岡本太郎の
表情に強さがあるのも、顔に宇宙やいのちの形を感じ
ていたからなのだろう。また岡本太郎の作品に会いに
いこう。いつかは川崎市の岡本太郎美術館も訪れよう。
