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もうひとつの博多をめぐって

博多千年門をぐくり、承天寺を後にして

博多の朝の散歩を続けている。散歩といっても、それは
貴重な旅の一部となり、いつものように気になるもの
をたどっていく。ビッグバンにより開発が進む福岡は、
様々な建物が林立する。またその側には、静かに歴史
を刻み続け、ゆっくりとした時間が流れる場所もある。


歴史を刻み続ける街にも変化はあって
気になる建物があれば、つい寄りの写真を求め
まずは側まで近づいて
建物に散りばめられたデザインや
仕上げや空間を楽しんで
LOCRAS GIONは2024年に竣工のオフィスビル

施工会社のホームページで竣工写真も

連続する丸い窓が特徴的な外観は
博多の街に建つビルを思い出す
こちらの丸い窓はバルコニーに面していて

そのモチーフとなった建物は映画のロケ地にも

建物についてはウィキペディアに詳しくも、
解体されて、もう実物をみることはできない

丸い窓の建物。解体されても未来に残るものもある

また宇治の旅で出会った丸い窓や開口部

こちらは以前の旅で出会った図書館では
小さな窓の連続に

丸い窓の建物はいつかの建物への記憶にもつながって


などと承天寺通りを後にして路地に入ると
2024年度の博多山笠のポスター

今年も土居流の山笠は中村弘峰氏によって

雨の降る中での山笠の熱気を思い出して


窓辺の猫にもつい引き寄せられて

旅先や日常で猫のデザインとの出会いを楽しんでいる



ここは博多の旧市街エリア。しばらく進むと鬼瓦もあらわれて
四脚門のある妙楽寺は
博多寺社めぐりコースにも含まれて

あらためて博多旧市街に建つ寺院を知る

まだ朝も早く、こちらは開門前のようで
寺院の風景を格子ごしに垣間見て
朝の散歩はもう少し。築地塀に模した塀沿いに進み
校倉造りのような外観にも目を留めながら
その先に建つ寺院の門をくぐり
境内に広がる風景へ


もうひとつの博多。旧市街地にある魅力は動画でも


様々な場所が紹介されていて、そのひとつの櫛田神社には
2022年1月に訪れた。重厚感のある唐破風と大きな注連縄や
神社に散りばめられた形をたどりながら
雰囲気もさることながら様々な色や形が気になって
黄色の提灯にはイチョウの模様
櫛田神社に立つイチョウの木。地面に落ちる木々の影や
建物に落ちる影の形も楽しんで
境内には奉納山笠の展示も

他にも動画で紹介されていた場所にも

日常や旅の途中で訪れた。博多の風景を懐かしみつつ

福岡で出会った透き通るような味わい日本酒や

博多織の意匠を取り入れたホテルの空間も懐かしい


博多の街を散歩して振り返って、博多の街の思い出に
ひたる。長いようであっという間の2年半。それでも、
人生の中では、けして短くはない期間を、福岡、博多
で過ごすことができた。それは私にとってかけがえの
ないことで、物を見る視野が広がったと感じている。


日々の風景に、日帰りの旅に、博多に広がる景色に、
住むことにより体感できた福岡、九州の風景。それは
私にとっての大切な宝物となった。九州は魅力的な
場所にあふれていて、訪れていない場所も多くある。
その風景に出会うには、人生は短いけれど、その瞬間、
一期一会を思い、この先もできる限りの旅を続けよう。


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