連なるデザインの中心に位置する建物へ
コンクリートの屋根や庇や手すりが連なるように
それらは高さを変えつつ、連続した街並みを作り出し、
中心に位置する建物へとやってきた。奈良県文化会館、
奈良県立美術館、奈良県警察本部、そしてその中心に
建つのは、シンボリックな形の塔屋を持つ奈良県庁舎。




















1965年に建てられた奈良県庁舎はドコモモにも
ドコモモといえば佐賀県立図書館や
前川國男が手掛けた岡山県庁舎。庁舎建築といえば

1965年に竣工の奈良県庁舎は、当時の庁舎建築の流れ
をくみ、コンクリートの打ち放しの水平ラインが強調
されたデザインに。それは歴史のある奈良の街の中に
寺院の伽藍のように配置され、登大路に面した回廊は
150mの長さの巨大なスケールの建物となっている。
回廊は持ち上げられピロティとなり、見通せることで
圧迫感をやわらげて、自由な動線を生み出している。
60年前に建てられたモダニズムの建物は、今も奈良の
中心にどっしりと構えて建ち、人々を迎え入れている。
