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うつ病の制度には、7つの締め切りがある|私が実際に通った日付と、間に合わなかったもの

制度の名前を調べるところまでは、みんなたどり着きます。

✔️傷病手当金
✔️障害者手帳
✔️自立支援医療
✔️失業給付
✔️障害年金

検索すれば出てきます。

でも、誰も教えてくれないことが一つあります。

それぞれに締め切りがあって、しかも起点がバラバラだということです。

起点は3種類あります。
1️⃣初診日、
2️⃣退職日、
3️⃣申請日。
これが混ざるのが、
いちばんの落とし穴でした。

たとえば、これです。

障害者手帳は、初診日から6ヶ月経たないと申請できません。
そこから審査で1〜2ヶ月。私の場合、初診から交付までに9ヶ月かかりました。

「失業給付を延ばしたいから手帳を取ろう」と退職後に思い立った人は、
間に合わない可能性が高い。
手帳の時計は、退職日ではなく初診日から動いているからです。


私は、この締め切りを1つ失いました

先に、いちばん重い話を書きます。

7つの締め切りのうち、間に合ったものもあり、間に合わなかったものもありました。そして1つは、自分の判断で失いました。

失ったのは傷病手当金です。金額にすると、約276万円でした。

2024年7月、まだ回復していない時期に、私は焦って再就職しました。
1週間もたたずに、出社できなくなりました。
退職後の傷病手当金は、いったん「働ける状態」になった時点で終わり、
その後また倒れても復活しません。
協会けんぽに電話をして、もう出ませんと言われました。

そのあと私は、1年以上をほとんどベッドの上で過ごしています。
働けない状態は、明らかに続いていた期間です。

※この約276万円は「受け取れたはずの額」を私が計算したものです。
継続給付が実際にいつまで認められたかは労務不能の判断によるため、
金額を保証するものではありません。
ただ、就職した時点で権利が切れたことは事実です。

そして同じ2年半で、間に合ったほうの締め切りも、金額として残っていました。

⚠️失業給付の受給期間の延長申請 → 約55万円を守っていました
⚠️障害者手帳(給付日数が90日→300日に) → 差は約130万円
⚠️国民年金の免除(16ヶ月) → 約27万5,000円の請求が止まりました

どれも特別なことはしていません。
知っていたか、知らなかったかだけの差でした。


📌この記事に書いてあること

  • 7つの締め切りを1枚の表に
    制度名・起点・締め切りの3列。起点で並べ替えてあります

  • 私の実際の日付を、全部
    2023年8月から2026年7月までの年表

  • 間に合ったもの
    延長申請・手帳・年金免除。それぞれ何が、いくら効いたか

  • 間に合わなかったもの
    自立支援医療は8ヶ月遅れて約4万8,000円。
    国民健康保険の軽減は、離職理由の2桁のコードで対象外でした

  • いちばん高くついたもの
    傷病手当金・約276万円の詳細

  • 入金までのタイムラグ
    制度が使えることと、お金が手元に来ることは別です

  • 障害年金の遡及請求
    認定日を過ぎてから気づいた場合の話
    (私は現在申請中で、結果は出ていません)


あなたの日付で計算できるシートを付けています

読んで終わりにしないための道具です。

初診日を1マス入れるだけで、7つのうち3つの締め切りが出ます。
全部埋めれば、7つの日付と「あと何日か」、それに4つの判定が出ます。

  • 退職後の傷病手当金:今の勤務先での加入期間が何ヶ月あるか

  • 前職との通算:入社日と前職の退職日の間が空いていないか

  • 国民健康保険の軽減:離職理由コードから、対象になりそうか

  • 自立支援医療:申請が遅れている場合、いくら損しているかの目安

「記入例」タブには、私の実際の日付を入れた状態のものが入っています。埋め方に迷ったら、そちらを見てください。

リンクを開くと「コピーを作成」の画面が出ます。
あなた専用のコピーができるので、私の側には何も残りません。
安心して数字を入れてください。

※このシートが出す日付・金額は目安です。
手続きの可否や支給額の最終判断ではありません。
確認すべき窓口をシートの中に書いてあるので、必ずそこで確かめてください。


📌こんな方に読んでほしいです

  • これから休職する方、いま休職中の方

  • 退職して療養に入った方
    (受給期間の延長申請には「退職から30日」という条件があります)

  • 初診から1年半が経っていない方
    (初診日起点の締め切りが、まだ間に合う時期です)

  • ご家族が療養に入り、代わりに手続きを調べている方

逆に、こんな方には必要ありません。

  • 手帳・自立支援医療・失業給付の手続きが、すでに全部終わっている方

  • すでに社労士や支援機関に伴走してもらっていて、手続きの順番を管理してもらえている方

  • 制度の一般的な解説を探している方 ここに書いてあるのは制度の説明
    ではなく、一人の当事者が実際に通った日付と金額です

  • 初診日から数える2つの締め切り(障害者手帳を申請できる日・障害年金の障害認定日)だけを知りたい方 — 別の記事に、無料のシートを置いています。そちらで足ります

障害者手帳はいつ申請できる?障害年金の認定日はいつ?|初診日を1マス入れるだけの無料シートを作りました


📌買う前に、1つだけ先に書いておきます

7つの締め切りのうち、今日と明日で金額が変わるものが1つあります。
自立支援医療です。

自立支援医療は、申請した日からしか効きません。遡りません。

私は初診から8ヶ月、3割負担のまま払い続けていました。
1割になる前は月 約9,000円。
なった後は、病院代 約500円+薬代 約2,500円で月 約3,000円。
差は月6,000円、8ヶ月分だと約4万8,000円です。

これは、この記事を買わなくてもできることです。
次の診察で、主治医に「自立支援医療は使えますか」と一言聞いてください。 それだけで足ります。手帳がなくても申請できます。

※負担上限額や対象範囲は自治体や所得状況によって異なります。
この金額は私の実額であり、あなたの金額を示すものではありません


1,800円について

正直に書きます。

私がこの7つを調べ、窓口で聞き、間違え、失ったのは、2年半かけてのことでした。この記事は、その2年半から「日付と金額」だけを抜き出したものです。

制度の名前は無料で調べられます。私の無料記事にも書いています。
でも「起点がバラバラで、順番を間違えると取り返せない」という構造は、7つ全部を同じ時期に通った人でないと書けませんでした。

そして、1,800円で276万円が守れる、とは書きません。書けません。
制度の適用は一人ひとり違います。
私が言えるのは、私は知らなかったことで失ったということだけです。

代わりに、はっきり書けることがあります。

この記事に入っているのは、次の3つです。

✔️7つの締め切りを1枚にした表
 
(制度名・起点・締め切りの3列。起点で並べ替えてあります)
✔️私が実際に通った、2023年8月から2026年7月までの全部の日付
✔️あなたの日付を入れれば、7つの締め切りと「あと何日か」、
  それに4つの判定が出るシート

制度ごとの窓口は、その制度のことは教えてくれます。
私も一つずつ聞きに行きました。

でも「7つを、どの順番で、いつまでに」は、どの窓口も教えてくれませんでした。 制度ごとに窓口が違うからです。

私が2年半かけて集めたのは、その順番です。


最後に、ひとつだけ

体調が悪い日に、全部読もうとしないでください。

目次から「初診日」の項目だけ読んで、シートに1マス入れて、閉じてもらってかまいません。
それだけで、あなたの締め切りのうち3つが分かります。

私も、制度を知ってから実際に動けるようになるまで、時間がかかりました。今日は1マスで十分です。

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