パンチは後ろ足が重要
前回、構造と操作について書きました。
今回はその応用のような内容です。
格闘技におけるパンチ(ジャブとストレート)で考えてみます。
パンチを打つ際、前足に体重を乗せて打つ人は多いと思います。
打ったことがない人にはわからないかもしれませんが、一度でもミットを打ったことがある人なら、そのほうが強く打てる「気がする」感覚はあるはずです。
ですが実際、鍵になるのは後ろ足です。
ジャブでもストレートでも構いません。
パンチを打ったときの形を作り、そのまま拳を壁に当ててみてください。
その状態で前足を浮かしてみると、拳に体重が伝わるのがわかると思います(壁に体重が乗る感覚)。
要は、後ろ足で地面を捉え、体重と力を拳に伝えているということです。
前足を浮かしてパンチを打て、という意味ではありません。
前足は、身体の位置を決め、力の方向を定める役割だと考えています。
イメージとしては、
前足4:後ろ足6
(7:3でも、細かい比率はなんでもいいです)
さらにもう一つ。
拳は**「握らない」**。
握ってしまうと、肘や肩がロックされやすく、体幹の回旋にも悪影響があります。
結果として、
・力がうまく伝わらない
・パンチが遅くなる
といったリスクが考えられます。
正直、なんの実績もない僕が、ここで細かい説明をしても説得力はありませんよね(笑)。
ただ、自分が格闘技をやっていたときには見えなかったことが、トレーナーという職業に就いてから見えてきた、という感覚があります。
こういったことは、僕のジムに通ってくれている現役のプロ選手やアマチュア選手には、惜しみなく伝えています。
僕の話を真剣に聞いてくれるのは本当にありがたいです(笑)。
伝えたことを試して、フィードバックまでくれるので、楽しくて仕方ありません。
今回は深くは書きませんが、こういった内容も時々投稿していこうと思います。
おそらく、どんなことにも応用がきくと考えています。
今後は、
・なぜそうなるのか
・どう練習すればいいのか
・うまくいかないときに、どこを見るべきか
といった部分を、有料記事としてまとめていく予定です。
現場で人の身体を見続けてきた中で見えてきたことを、整理して残していけたらと思っています。
