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2回休職して気づいた|まじめな人が損をせずに働き続ける7つの方法


まじめに働いているのに、なぜ自分ばかり仕事が増えるのでしょうか。
周りを助け、難しい仕事から逃げずにきたのに、残ったのは疲れだけではありませんか。
僕も何でも自分で解決しようとして、2回休職しました。



あなたはどうでしょうか。

分からないことがあっても、すぐに人へ聞かず、まず自分で調べていませんか。
忙しい人がいれば、自分の仕事を後回しにして手伝っていないでしょうか。難しい仕事を頼まれると、「誰かがやらなければ」と、考える前に引き受けていませんか。

僕は、それがまじめに働くことだと思っていました。

問題が起きれば、自分で原因を調べ、解決策まで考えてから上司へ報告する。
頼まれた仕事は、できるだけ断らない。
自分の担当ではなくても、困っている人がいれば手を出す。
一生懸命働いていれば、いつか評価してもらえる。
周りも見てくれている。

そう信じていました。

けれど、僕に残ったのは達成感ではありませんでした。

仕事を終えても、また次の仕事が増える。
誰かを手伝って自分の仕事が遅れれば、それは僕の責任になる。
難しい仕事も、うまくいけばできて当たり前。
失敗すれば担当者として説明を求められる。

書類は持ち帰らなくても、仕事はいつも頭の中に持ち帰っていました。






この記事を届けたい人


この記事は、まじめに働いているのに仕事を抱え込み、休職や転職を考えるほど疲れている人に向けて書きました。

仕事を頼まれると、考える前に「分かりました」と答えてしまう。
完成するまで人に見せられない。
人へ聞く前に、何時間も一人で調べ続ける。
休んでいても仕事のことが頭から離れない。

そんな働き方に心当たりがある人へ、僕が2回の休職を経て気づいたことをお伝えします。

ここでいう「損をせずに働く」とは、手を抜いたり、楽な仕事だけを選んだりすることではありません。

まじめな人だけが仕事を抱え、最後には働けなくなる。

そんな働き方を変えるという意味です。


会社員として40年働き、2回休職した僕が伝えたいこと


僕は会社員として40年間働いたなかで、心身の調子を崩し、合計7か月の休職を2回経験しました。

1回目の休職では、体を休めることはできました。

けれど、仕事の受け方も、責任の抱え方も、人への頼り方もほとんど変えないまま復職したのです。

体は3か月休みました。
でも、仕事の抱え方も考え方も、休職前とほとんど変わっていませんでした。

復職して2週目、僕はすでに期限のある報告書を2件抱えているにもかかわらず、係長の「金曜日までに仕上げてほしい」という別の資料を頼まれました。

そのときも僕は、今ある仕事や期限を確認する前に、「分かりました」と答えました。

休職する前と同じ仕事のやり方です。

一度引き受けた以上は、すべて自分で終わらせなければならない。

そう思って残業し、家に帰ってからも仕事の段取りを考えていました。

1回目の休職で体は休めても、働き方は変わっていなかったのです。

そして僕は、再び同じように仕事を抱え、2回目の休職に至りました。


僕が「少しずるい」と感じていた人たち


一方、僕の周りには、休職することなく淡々と働き続けている人もいました。

正直に言えば、当時の僕には、その人たちの働き方が少しずるく見えていました。

資料は100%まで作り込まず、7割ほどできたところで上司に見せる。
何か言われれば、指摘された部分だけを修正する。
自分の担当外の仕事には意見を言っても、実際の作業までは引き受けない。
難しい仕事には簡単に手を出さず、周りに忙しい人がいても、まず自分の担当を終わらせる。

それなのに、その人たちは、

「安定して仕事をしている」
「自分の仕事をきちんと終わらせる」
「まじめに働いている」

と評価されていました。

僕は納得できませんでした。

僕の方が難しい仕事を引き受けている。
僕の方が周りを助けている。
僕の方が細かいところまで確認している。

それなのに、なぜ僕より仕事を抱えていない人の方が評価されるのか。

悔しさがありました。

そして、疲れ果てて休職したのは僕でした。


すべてを見習いたいわけではない


2回休職したあと、僕はその人たちの働き方を少し違う角度から見るようになりました。

もちろん、今でもすべてを見習いたいとは思いません。

忙しい人を誰も手伝わなければ、誰か一人に仕事が集中します。
難しい仕事を全員が避ければ、職場として前へ進めなくなることもあります。
意見だけを言い、実際の仕事はすべて他人に任せる人を見て、腹が立つ気持ちも残っています。

ただ、その人たちには、僕にないものがありました。

自分が背負う仕事と、上司や職場へ返すべき判断や責任を分けていたのです。

7割で見せるのは、仕事を雑にするためではなく、早い段階で方向性を確認するためだったのかもしれない。

担当外の仕事を引き受けないのは、冷たいからではなく、誰の仕事なのかを曖昧にしないためだったのかもしれない。

難しい仕事にすぐ手を出さないのも、やる気がないからではなく、時間や人員、責任の所在を確認していたとも考えられます。

僕は問題が起きると、自分が答えを出さなければならないと思っていました。

一方、その人たちは、上司が判断することは上司へ、担当者が進める仕事は担当者へ返していました。

まじめさの違いではなく、仕事と自分の間に境界線を引けるかどうか。

そこに、働き続けられる人と、仕事を抱え込む人の違いがあったのかもしれません。


僕が抱えていたのは、仕事だけではなかった


僕は長い間、人に聞く前に自分で調べるのが当たり前だと思っていました。


問題を報告するなら、解決策まで用意しなければならない。
頼まれた仕事は、できるだけ断ってはいけない。
困っている人がいれば、自分が手伝わなければならない。

一つひとつを見れば、間違っていないように思えます。

けれど、それが積み重なると、職場が考えるべき問題まで、自分の中へ引き取るようになります。

人が足りない。
仕事の分担が曖昧になっている。
上司が優先順位を決めてくれない。
難しい仕事を担当できる人が限られている。

本来なら、上司や職場全体で考えるべき問題です。

それでも僕は、「自分が何とかします」と引き受けていました。

うまくいかなければ、自分の力が足りなかったと考える。
もっと調べればよかった、もっと早く動けばよかったと、自分を責める。

問題を解決しているつもりで、職場が解決すべきことまで抱えていたのです。

僕が休職した頃と比べれば、職場で使われる言葉は変わってきたように感じます。

「無理をしなくていい」
「困ったら相談してください」
「残業を減らしてください」

けれど、現場では人も仕事量も納期も変わっていないことがあります。

無理をしなくていいと言われても、無理をしなければ終わらない。

その隙間を埋めていたのが、僕のように「自分が何とかします」と言ってしまう人だったのかもしれません。

もちろん、休職した原因をすべて職場のせいにするつもりはありません。

僕にも、仕事を抱え込む癖がありました。

ただ、その癖に頼るように仕事が回っていた面もあったと思います。

大切なのは、まじめさを捨てることではありません。

自分だけで抱えていた判断と責任を職場へ返すことです。


ここから先でお伝えすること


ここからは、僕が2回目の復職後に変えた仕事の進め方を、実際に使える言葉とともにお伝えします。

1.100%まで仕上げず、7割で上司に見せる
2.頼まれた瞬間に「分かりました」と答えない
3.手伝う前に、どこまで関わるかを決める
4.難しい仕事ほど、条件を確認してから受ける
5.分からないことを、一人で調べ続けない
6.問題を報告するとき、答えまで一人で用意しない
7.自分にしかできない仕事を増やさない

仕事を抱え込まない方がいいと分かっていても、職場で何と言えばいいのか分からない人もいると思います。

僕も、頭では分かっていても、すぐには変えられませんでした。

ここから先では、2回目の復職で僕が実際に変えた「仕事の受け方」「共有のタイミング」「後輩への残し方」を、具体的な場面とともに書いています。

復職後、また仕事を抱え込まないための参考として読んでください。

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