【Tales徹底分析06月版】創作大賞締切まで残り約10日。最終チェックはお済みですか?
みなさん、こんにちは!
毎月最終土曜日は応援の気持ちを込めて、小説投稿サイトTales分析の記事を上げることにしています。
6月も終わりに近づき、いよいよ梅雨も本格化してきましたね。
今日は台風も近づいていて、空が随分と不安定です。
みなさん、体調にお気をつけて、無理せず過ごしてくださいね。
雨の日や台風の日って、外に出にくいぶん、ゆっくり物語に浸るのにちょうど良い時間でもあります。
まだTalesを使ったことがない方は、ぜひ作品を投稿したり、お気に入りの物語を探したりしてみてくださいね。
今回も創作活動のヒントになるように、Talesの最新の人気タグやジャンルを徹底分析してみました!
今回からは、新しく2つのセクションを加えています。
ランキング上位作品のキャッチコピーを分析する「キーフレーズに見る傾向」、月をまたいだ動きを追う「長期トレンドで読むジャンル勢力図」です。
単月のスナップショットだけでは見えてこなかったTalesの流れも、追っていけたらいいなと思って。
あなたの作品が、もっと多くの人に届くきっかけになれば嬉しいです。
※調査は2026年06月27日朝頃の月間ランキングに対して行いました
当日時点の月間総合ランキングTop50作品、および各ジャンルのTop20作品に対する集計です。前月との比較がある場合、このシリーズ記事において毎月集計している数との比較です。
今月のニュース
何といっても、創作大賞2026の応募締切がいよいよ目前に迫ってきました。
締切は2026年7月8日(水)23時59分。今日から数えると、あと10日ほどですね。
応募前に役立つチェックリストが、note公式から提供されています。
必ずチェックしてほしいこと
・すべての記事に「#創作大賞2026」と「応募する部門」(例えば#エッセイ部門など)の2つのハッシュタグを付けていますか?
・1つの作品で応募する部門は1つに絞りましたか?
・文字数は、応募部門ごとに指定された条件を満たしていますか?
・エントリーする範囲が無料で読めるように設定しましたか?
・あらすじが必要な部門に応募するときは、指定の場所にあらすじが記載されていますか?
・1作品を複数記事に分けて応募するときは、記事のタイトルに作品名と連番が含まれていますか?
たまに、まるまる有料記事として投稿されている方も見かけます。
どうか、お気をつけください。
まずは中間選考、良い結果が出ると良いですね!
そういえば、今、最終的に作品を練り上げようとしている皆さんに、とってもオススメの記事があります。
先日、焔ふぁいさんから「創作大賞についてのインタビューを私に……」とお声がけいただいたんです。
ただ、私自身は創作大賞を目指しているわけでもなければ、毎日応募作をウォッチしているというわけでもありません。
この分析記事も、noteさんのTALESというプラットフォームへの挑戦を応援すると共に、少しでも創作される方のお力になればという、ささやかな思いで1年間書き続けています。
ですから、創作大賞についてインタビューをされたいのであれば……と、いつも素敵な小説を書かれている稿 累華さんへのインタビューをオススメいたしました。
稿 累華さんは昨年創作大賞を受賞されている実力者さんでありながら、それを笠に着るでもなく、人一倍ひたむきに創作やご自身の作品を愛しておられるご様子がうかがえるところが、特に大好きです。
私生活ではソーシャルワーカーさんとしてのお仕事もされ、子育てもされながらのトリプルワーク。
それなのにご自身の作品も丁寧に発信され、さらには合間にインプットも欠かさない。
心から創作を、小説を愛していないとできないと思うんですよね。
昨年受賞されたからと「今年の挑戦も余裕」といったご様子ではなく、まず中間選考に残れるかどうかドキドキされているところも、すごく共感できました。
やっぱりそんなご様子を見ていると、微力ながら応援したくなります。すっかりファンになってしまいました。
同じ時期に配信されていた「りつるいラジオ」もとっても素敵でした。
ファンタジー小説を書かれている方にとっては、特に、嬉しい内容なんじゃないかなぁ。
⭐️りつるいラジオ⭐️
— 俐月@なろう&カクヨム『調和の王』 (@shuri_teafana) June 19, 2026
明後日土曜日!!21時より!!
るいかちゃん@ko_ruiqua と、久しぶりにスペースします!
いただいた話題での進行です!
(時間があれば、他も色々話すと思います)
お時間ある方は是非、遊びに来てください〜!#拡散希望
⬇️リマインダーはこちら! pic.twitter.com/HJEbRx9tRF
※現在も、アーカイブ視聴可能です。
こういうふうに、他の創作者さんともたくさんの温かいご関係を築かれているところも、すごく尊敬しています。
そんな稿 累華さんの、今年の挑戦作はこちら。
(ちなみに、インタビュー内で「どうやってやっているのか」という疑問もいただいていましたが、地道に毎月末になると月次ランキングをチェックしに行っています。毎月、最終土曜日になると、1日これにかかりっきりです…。)
ズバリ! 今の人気タグはこれ!
総合ランキングTop50作品の頻出タグを集計し、今月の注目キーワードを探ります。
今月の人気タグは以下の5つです。
・長編(18)
・シリアス(14)
・異世界(12)
・ハイファンタジー(11)
・ライトノベル(10)

前月と比べてみると、「長編」は前月の16から今月18へとさらに伸びました。
創作大賞の応募締切が近づくにつれて、読みごたえのある長尺作品を仕上げる動きが強まっているのかもしれませんね。
狙い目かも? 穴場タグ!
Tales公式の推奨タグの中から、今月の人気上位(Top50作品)に含まれていない注目タグを抽出しました。
今月の穴場タグから、3つ選んでご紹介します。
・怪談
・因習村
・スローライフ
怪談は、これからの夏に向けて狙い目になりそうなタグです。
夏といえば怪談話。これからの季節に「背筋がひんやりする物語が読みたい」という需要が高まっていくはず。早めに準備しておくと、季節の追い風に乗せて作品が読まれるチャンスがあるかもしれません。
スローライフは、創作大賞の応募が佳境を迎え、重厚な作品が増えている今、ほっと一息つけるような穏やかな日常の物語にも需要があるはず。
読者の気持ちにそっと寄り添う作品を狙うなら、このタグは効きそうです。
これを3つ組み合わせると、怪談のような因習村でスローライフ…。なんだか楽しい作品が書けそうじゃないですか?
人気ジャンルをチェック!
ランキングを元に各ジャンルごとの人気を分析し、現在のトレンドを探ります!
(※総合Top50作品へのランクイン数は今の人気の指標として。各ジャンルTop20作品の閲覧数中央値は、目指せそうな累計閲覧数の目安として採用しています)
今月の総合ランキング上位へのランクイン数トップ3はこちらです。
1位 異世界ファンタジー(ランクイン20)
2位 現代ファンタジー(ランクイン8)
3位 ミステリー(ランクイン6)、仕事・人間ドラマ(ランクイン6)

異世界ファンタジーは、前月の17から20へとさらに増え、首位を盤石にしました。

閲覧数中央値も前月の7,268から8,472へと上がっており、上位に入った時のリターンも増加傾向かも。
ランクイン数が増え、なおかつ閲覧数も伸びているので、「入れれば、より多くの人に読んでもらえる」状態です。激戦ジャンルですが、それだけ挑む価値もありそうですね。
2位も現代ファンタジーなので、ネット小説というジャンル自体が、やっぱりファンタジーが強いのでしょうね。今後、投稿数との比較もしてみたいな。
長期トレンドで読むジャンル勢力図
今回から、過去の蓄積データを活用し、各ジャンルの総合ランキング上位50へのランクイン数の推移を時系列で分析してみました。
単月のスナップショットだけでは見えない、ジャンルの盛衰や季節性が分かればと思って。
過去6ヶ月(2026年1月から6月)の動きを眺めてみると、いくつか目立つ流れが見えてきました。

こうして見てみると…ほぼ横ばいで、異世界ファンタジーが圧倒的、あとはぼちぼち、という構造が見えますね。
一方で、グラフには色をつけませんでしたが、存在感を落としているのがSFでした。
3ヶ月前の6から今月の2まで、ここ数ヶ月でじりじりと減ってきています。もともと、ちょっと書くのも読むのもニッチなジャンルなのかな。
一方、青春ジャンルは1月3→2月4→3月2→4月3→5月2→6月0と、新年度シーズン(1〜4月)に強く、5月以降は弱る傾向が見える気がします。
学校を舞台にした物語は、やはり春の空気と結びつきやすいのかもしれませんね。
ホラーも減少傾向ですが、夏に向けてこれから再浮上してくる可能性が高そうです。来月・再来月の動きが楽しみなジャンルです。
テーマ企画やコンテストがあれば、盛り上がりそうなんですけどね。
単月だけでなく長期で眺めてみると、季節と読者の気分が、ジャンルの浮き沈みに影響していそうに見えますね。
各ジャンル人気作の「長さ」分析
各ジャンル別ランキング上位20作品のデータを対象に、文字数の中央値を算出しました。読まれやすい文字数の参考に。


毎月そうなのですが、今月の1話あたりの文字数中央値を見ると、ジャンルごとに個性が見えますね。
多くのジャンルで、1話2,000字前後に収まっています。
まずは2,000字前後を目安にして、書くジャンルに合わせて微調整するのがおすすめです。
(ちなみにこの記事も、書いているうちにまた4,000字を超えました。自分のことは棚に上げるスタイル)
青春は短めが好まれる傾向があり、ラブコメや現代ファンタジーはやや長めでもしっかり読まれているようです。
ジャンルによって、「長く読みたい」ものと、「短くサックリ読みたい」ものに傾向があるのでしょう。大長編のホラー作品は少ない気がしますし。
キーフレーズに見る傾向
ランキング上位50作品のキーフレーズに使用されている単語を形態素解析してみました。
キーフレーズってなかなか、悩みますよね。何を書けば、どのぐらい効果があるのかも分かりませんし。
頻出ワードから、読者の目を引くフレーズの共通点を探ります。

今月のキーフレーズ頻出ワードを見てみると、トップは「物語」と「世界」がともに7回。
続いて、「最強」「正体」「魔法」「日常」「トリック」「パン」「神話」「運命」が、それぞれ2回ずつ並びました。
トップに並んだ「物語」「世界」は、異世界ファンタジーやハイファンタジーの強さがそのまま映し出されている感じがします。
「魔法」「神話」「運命」「最強」もファンタジー系の常連ワード。
読者の心を強く惹きつけるためには、世界観そのものを1語で語るキーワードが効くということなのかもしれません。
ミステリージャンルの勢いを反映するように「トリック」「正体」が並んでいるのも面白いところですが……。
……え?
パン?🍞🍞🍞
なぜ、パン……。
データを見たところ、集計ミスではなく、パン屋さんを舞台にした作品がランキングに2作品ありました。パン……。
テーマを端的にキーフレーズに盛り込むという点で、見習うべきなのかもしれません。
参考までに、ご紹介します。
どうやって、パンで人を……?
青春ジャンルは月間総合Top50には入っていませんが、個別ランキングを見ると、パンをキーフレーズに入れた作品が、まだありました。
すごいですね。
パン、今、ひそかに人気なのでしょうか……。
今月のピックアップ作品
知られざる、評価が高そうな作品をピックアップしてみました。
青春ジャンルから、藤堂慎人さんの『お母さん、私、恋したよ!』。
閲覧数557に対してスキ数361、スキ率はなんと64.8%という高さで目立っていました。
ウェルナー症候群(早老症)を発症した主人公さくらさんの、短くも純粋な愛の物語。
限られた時間の中で生まれる、まっすぐな恋への共感が、読者のスキの数にそのまま表れているように感じます。
今月の個人的応援作品
個人的にTalesで読んでいたり、応援している作品をご紹介します。たくさんあるのですが、今日は高月志保さんの「人形姫は喋らない」を。
「耳が聞こえないプログラマ」の水城湊さんと、ちょっとあたたかくて親しみが持てる営業の瀬川悠真さんとの恋物語。
ご自身がプログラミングをされる高月さんらしい作品で、文章もスッと読みやすく、一話一話が短くて読みやすいので、あっという間に読むことができます。
オススメ。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今月は創作大賞の盛り上がりもピークで、お祭り感があって、読むのも書くのも張り合いがありますね。
この記事が、Talesで物語を書くあなたの、ほんの少しでもお役に立てば幸いです。
Talesにも同じ内容を投稿しているので、良かったらブックマークなどよろしくお願いいたします。
創作大賞に参加されている方は、良い結果になりますように。
いつも素敵な物語を届けてくださる作者の皆様、ありがとうございます。
過去記事:
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