「誰かの幸せの役に立ちたい」のに、なぜか心がすり減るあなたへ。
「朗らかで、明るくて、優しい人」になりたい。
こういった願いを胸に持ち、行動されている方は多いと思います。
(うまくできているかはともかく)私もそうです。
でも、人に「優しくしたい」と願う方ほど、自分に「ああしなきゃ」「こうしなきゃ」と厳しくすると同時に、いつのまにか他人にも
「どうしてこうしてくれないの?」
「私がこうしたんだから、このぐらい最低限やってよ」
という考え方になってしまう……心当たりはないでしょうか。
人に期待するもしないも、自分の自由と言ってしまえばそれまでなのですが、他人が自分と同じように考えてくれているとちょっとでも思ってしまうと、余計にガッカリ、イライラといった感情に振り回されてしまいますよね。
でもそれは、あなたが優しいから、でもあると思うんです。
今日は具体的なケースを見ながら、「落とし穴」にハマりそうなケースと、そう思ってしまった時に自分の心の「レンズ」を見直す考え方について見ていきましょう。
【この記事はこんな人におすすめです】
・つい人に期待して、イライラしたり落ち込んだりしてしまう方
・「どうして自分だけ」と不公平感を感じやすい方
・優しくありたいのに、人間関係に疲れてしまう方
・認知行動療法の考え方に興味がある方
(今日は主に認知行動療法の観点からお話します)
1. 「してあげたのに、してくれない」
これは、特に優しくて利他的な観点をお持ちの方こそ、ハマりがちな落とし穴ではないでしょうか。
「人にしてあげる」ことが多いからこそ、相手も自分のように行動してくれるはず、と無意識に期待してしまうんです。
noteでも、
「スキしたんだから、スキしてくれるのが当然」
「フォローしたんだから、当然フォロバして」
「記事を買ったんだから……」
「マガジンに登録したんだから……」
「紹介したから……」
「~したら、〇〇してくれるはず」
どうしても、こういう風に思ってしまう時があるんですよね。
「自分が善意で何かしたところで、人が必ず感謝してくれるわけではない」と頭では分かっていても、どうしても疲れて、交流自体が嫌になってしまいます。もう二度と「自分からは優しくしない」とか思ってしまったりして。
でも真実は、やっぱり、
「自分が何かした」
から
「相手もしてくれる」
この間には深い溝があります。
相手にとっては余計なお世話だったかもしれませんし、内心感謝していたとしても言葉や行動に出せる状況ではない場合だってあります。
自分自身を鑑みても、いつも何か「してもらった」ことが嬉しい訳ではありません。残念ながら、気持ちは嬉しいんだけど……ということも多いのではないでしょうか?
そう、残念ながら、相手の状況は分かりませんし、コントロールできない……。
こういう時は、いつも紹介しているリフレーミングのテクニックと組み合わせて、
「〇〇したから、〇〇さんも喜んでくれたら、嬉しいなぁ」
「私の気持ちを〇〇で表現できた。喜んでくれたら、最高だなぁ」
口に出してみることが有効です。
そうすると「~べき」とか「~でなければならない」といった厳しい考え方から距離を置くことができるんですよね。
実際に私も、別にスキしたから必ずスキしてもらえるわけではありませんし、コメントしたから必ずコメントの返信が来るわけでもありませんし……。
なんでしょうか、数えたらキリがありません。いちいち気に病んでいたら、noteを続けられないと思います。
先日も、メンバーシップを継続してくださっている方向けに、お一人ずつお礼のメッセージを書きました。
でも、「喜んでくれるかな」「嫌がられないかな」「厚かましくないかな」とビビりながら、喜んでくれたらうれしいけど、喜んでくれなかったとしてもそれは相手の判断だから……。
と思っていました。
でも、「返信はお気遣いなく」と書いたのに、多くの方が丁寧なお礼のメッセージをくださり、感涙にむせぶばかりでした。ありがとうございました…。
でももちろん、返信がなくても、感謝の気持ちは変わりません。
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