「最近、慣れてきた」は要注意。気づかぬうちに心をすり減らすストレスの話
「夏バテかな」「なんだか風邪っぽいかも……」
そんな風に感じる心や体の不調、実はストレスが原因かもしれません。
私たちはストレスと聞くと、つい人間関係のような精神的なものを思い浮かべがちです。ですが、知らないうちに、もっと色々なものから影響を受けているのです。
【この記事はこんな人におすすめ】
・原因不明のなんとなくの不調が続いている方
・自分はストレスに強い方だと思っている方
・最近、忙しい環境に「慣れてきた」と感じている方
・ストレスが心身に与える影響について、改めて知りたい方
こんにちは。メンタルケアマガジン「それでもきっと、だいじょうぶ」へようこそ。
今回は、自分では気づきにくい「ストレス」の正体と、その反応について一緒に見ていきましょう。
ストレスの原因は「人間関係」だけじゃない
ストレス…と言われると、なんとなく「人間関係」「心の問題」を思い浮かべませんか。でも意外にも、強いストレスの原因はそれだけではないのです。
ストレスの原因となるものを、専門的には「ストレッサー」と呼びます。
例えば……。
・物理的ストレッサー
騒音、気温の変化、満員電車のような過密な環境など。
・化学的ストレッサー
空気の汚染物質、薬物、アルコール、タバコなど。
・生物的ストレッサー
ウイルスや細菌による感染症、花粉症などのアレルギー反応など。
・心理社会的ストレッサー
職場の人間関係、家庭内の問題、経済的な困難など。
このように、ストレスは精神的な要因だけで引き起こされるわけではないのです。
むしろ、私たちが暮らす外部の環境全般から与えられるもの、と捉えた方が正確です。
あなたの不調も、実はストレス反応かも
そして、これらのストレッサーがもたらす反応も、本当に様々です。
・身体的な反応
頭痛、微熱、動悸、胃痛、下痢、便秘、咳、腰痛、めまい、不眠、肩こりなど。
・心理的な反応
不安感、イライラ、集中力の低下、自信をなくす、気力が出ない、忘れっぽい、何を見ても楽しいと感じない、など。
・行動的な反応
食欲が極端に増えたり減ったりする、寝すぎたり眠れなくなったりする、お酒やタバコの量が増える、浪費が増える、など。
自分では「食べ過ぎたかな」「寝不足だからかな」と思っていることも、根本的な原因はストレスにある、というケースは少なくありません。
一時的なストレスは問題ありませんが、長く続くと、うつ病や高血圧症、心筋梗塞など、深刻な病気につながる可能性があります。
「慣れてきた」が一番危ない。ストレス反応の3ステップ
「自分はタフだから大丈夫」と思っている方ほど、注意が必要なことがあります。
アレルギー反応と同じように、ストレッサーに晒された後の心身の経過は、誰もが同じようなステップを辿るからです。
1. 警告反応期
不安や緊張、動悸といった急性の症状が現れる段階です。この時点で対処できるのが、本当は一番望ましい。
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2. 抵抗期
体がストレスに「慣れた」と錯覚し、なんとか乗り越えようと頑張る段階。
しかし、これは一時的なもので、実際には心身のエネルギーを大量に消耗しています。
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