自己肯定感は低くても、だいじょうぶ。
「自己肯定感は高い方が良い」
世の中を見渡すと、そんなメッセージがあふれています。
書店に行けば「自己肯定感の高め方」という本が並び、SNSではキラキラした自信に満ちた言葉が飛び交っていますよね。
私も、ある程度、自己肯定感は高い方が「生きやすい」と思います。
でもそこに注目するあまり、
「自分を好きにならなきゃ」
「もっとポジティブにならなきゃ」
こういう風に、かえって心が疲れてしまった経験、あなたにもあるのではないでしょうか。
今日は、そんなあなたに少しだけ肩の荷を下ろしていただきたくて、この記事を書いています。
この記事は、こんな人におすすめです。
「自己肯定感が低い」ことにコンプレックスを感じている方
無理にポジティブになろうとして、疲れてしまった方
自分の欠点ばかりが気になり、自信が持てない方
もっと自然体で、穏やかに生きたいと願っている方
私たちはつい、「自己肯定感が高い=素晴らしいこと」「低い=ダメなこと」と単純に考えてしまいます。
でも、本当にそうでしょうか?
実は、心理学の研究が進むにつれて、「とにかく高ければ良い」というわけではないことが分かってきています。
むしろ、高すぎる弊害と、逆に「低いからこそ」得られる素晴らしい資質も存在するんです。
今回は、自己肯定感にまつわる誤解を紐解きながら、「低いままの自分」を受け入れる新しい視点を提案させてください。
「高い自己肯定感」の意外な落とし穴
一般的に良いことだとされている「高い自己肯定感」。
ですが、そこには意外な落とし穴があります。
実は、自己肯定感が高すぎたり、それが不安定だったりすると…。過剰なプライドと結びついてしまうことがあるのです。
「自分は優れている」という感覚を守るために、無意識のうちに他者を見下したり、攻撃的になったりしてしまう。
あるいは、高い自己評価を維持しようと必死になるあまり、完璧主義に陥り、自分自身を追い詰めてしまう……。[1]
そんなケースも少なくありません。
私自身もそうです。
私は双極性障害という病気で、数年スパンで大きな気持ちのアップダウンがあります。そのうち高揚した状態を「躁状態」と呼びます。
そういうときって、心の底から「自分は世界で一番素晴らしい」って信じているんです。
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