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相手を傷つけず、自分も疲れない。人間関係が少し楽になる「愚痴の聞き方」

「ねえ、聞いてよ……」

大切な友人やパートナー、家族から、ふと愚痴を打ち明けられること、ありますよね。

力になりたい、何とかしてあげたい。その一心で、私たちは一生懸命に耳を傾けます。

でも、良かれと思ってアドバイスをしたはずが、相手の口から出てくるのは「でもさ……」「だって……」という言葉の続き。しまいには、なんだか気まずい雰囲気になってしまったり……。

役に立ちたいだけなのに、なぜか自分が疲れてしまう。

そんな経験、ありませんか?

相手を心配する気持ちと、うまくいかないもどかしさで、自分の心まで重くなってしまうのは、本当に辛いものです。


この記事はこんな人におすすめです

  • 人の愚痴を聞くと、どっと疲れてしまう方

  • 良かれと思ってアドバイスしたのに、相手の反応が良くなくてモヤモヤした経験がある方

  • 相手の役に立ちたいけれど、どうすればいいか分からず困ってしまう方

  • 「共感」や「同意」の仕方が、いまいちよく分からないと感じる方


「夫が何回言っても靴下を洗濯カゴに入れてくれないの」
「あの人、いつも私より働かないでサボってばかりいる気がする」
「最近、腰が痛くて毎日辛いんだよね……」

こんな話を聞いたとき、私たちは相手の立場になって、「じゃあ、こうしてみたら?」と解決策を提示したくなります。

「ご主人に、次からは自分で洗濯してもらうように言ってみたら?」

「上司に一度、働き方について相談してみるといいかもしれないね」

「早く病院で診てもらった方がいいよ!」

とても誠実で、相手を思った素晴らしいアドバイス。でも、多くの場合、相手には「でもさぁ……」とか「そうなんだけどね……」と言われてしまうでしょう。

考えてみれば、私たちが少し話を聞いて思いつくような解決策は、相手もとっくに思いついていることが多いものです。例えば、腰が痛ければ病院に行く、というのは誰でも分かりますよね。

それでもなお愚痴をこぼすのは、何らかの理由でその解決策を選べない、あるいは、解決策を考える以前に、まずこのモヤモヤした気持ちを誰かに受け止めてほしい、そんな状態だからです。

ここにアドバイスを重ねてしまうと、「そんな簡単なことも思いつかなかった私」「それができない私」と、相手をさらにモヤモヤさせてしまいます。

アドバイスを言う側は、悪くないんですよ。相手の役に立とうと思っただけですから。でも、この状況ではアドバイスした側も、された側も、なんだか嫌な気分だけが再生産されてしまいますよね。

自分も相手も楽になる「部分同意」という技術

では、どうすればいいのでしょうか。
嘘をついて、「めっちゃ分かる!」と言わなければならないのでしょうか。

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