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悪いことは「巨大」に、良いことは「極小」? 心の双眼鏡が逆になってしまう私たち

仕事でのたった一つの小さなミス。
「もう終わりだ」「クビになるに違いない」と絶望してしまう。

逆に、大きな成功を収めても「まぐれだ」「周りが優秀だっただけ」と素直に喜べない。

自分の評価が、なぜかいつも極端に低くなってしまう。
もしそうなら、ちょっぴり心の双眼鏡のバランスが崩れているのかもしれません。

この記事はこんな人におすすめ
・小さなミスをいつまでも引きずり、大事に感じてしまう方
・褒め言葉を素直に受け取れず、裏があるのではと勘ぐってしまう方
・自分の成功を「運が良かっただけ」と片付けてしまう方
・もっとフラットに、自分自身を評価したいと願っている方


いつも、心を込めて記事を書いています。
雨の日も、雪の日も、夏の暑さにも負けず…。

たくさんの「スキ」をいただき、温かいコメントもいただいて。

でも過去の記事を見返したら、コメントの数が…奇数になっている。

この数には自分の返信も含まれているので、奇数ということは、多分私がどなたかへの返信を忘れているのです。

気づいた瞬間、いただいた賛辞は私の頭から消え去りました。

「いただいたコメントを無視してしまうなんて」
「通知に気づかなかったの? なんて無能なんだろう」

そんな思考が頭を支配して、青くなります。

コメントを無視してしまった「申し訳なさ」もさることながら、「通知に気づかない」という自分の認知機能の低さに憤りと苦しさを感じます。自分に完璧でいてほしいという期待値が高いんですよね…。

冷静になれば、「ごめんなさい」と謝って今からでも返信すれば良いですよね。たぶん、許してくれると思います。

そんなふうに、後から自分を宥めますが、気づいた瞬間のショックは大きいです。
小さなミスが、世界の終わりのように巨大に見えてしまいます。

このような思考の癖、あなたも心当たりがありませんか?

心理学の世界では、これを「拡大解釈(Magnification)」と「過小評価(Minimization)」と呼ばれる認知の歪みの一種として捉えています。

こんな風に、私たちの心のフィルターの偏り、「認知の歪み」。

これについて知っていただくことで、苦しみの正体に気づきやすくなり、より幸せな毎日を過ごしていただきたい。
そんな思いから、このマガジンでは折に触れて解説しています。

(過去の解説記事まとめはこちらです)

今日は、この心の「双眼鏡トリック」がどのように働き、私たちの感情にどんな影響を与えるのか。

そして、どうすればそのレンズを調整できるのかについて、一緒に考えていきましょう。

あなたの心にも潜む? 「拡大」と「縮小」の双眼鏡

私たちは物事を見るとき、ありのままを見ているつもりでも、無意識に「心の双眼鏡」を使っています。

つまり、自分にとって良いことは大きく、悪いことは小さく捉える…。

これも行き過ぎると少し問題がありますが、もっと私たちの心を苦しめるのは、双眼鏡を逆に覗き込んでしまったとき。

自分にとって悪いことは大きく、良いことは小さく。

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