大丈夫の証明
本文
帰りたい場所
戻りたい「あの頃」
どうしても思い浮かべてしまうのであれば
そのときは
思い出してください
それらが証明しているのは
あなたの人生の、いかに素晴らしいか
そのものであるということを
なんら可笑しくはない
撫でてくれる人が居なくても
深く突き刺さったままでも
「約束はね、裏切るから」
冷たく抉るそれさえ
ずっと広がる銀河のような優しさに
ゆっくりと落ちて
きっと
あなたは
温めてしまうでしょう
気付くことさえせず
欲しがっていたのは
ここに存在しない何かではなく
あなたが今、両手に抱きかかえている
そして
しっかりと握りしめている
それで合っているよ
大丈夫だよ
込めた想い
この作品は、自分の過去を何ひとつ許すことができなかった自分自身に贈る詩として産み落としました。
一つひとつの瞬間を一生懸命生きているつもりでも、後から思い出してみると、恥ずかしさや後悔がなぜか、いつも絡み付いているものです。
居心地が良かった「帰りたい場所」
何も考えずにただ幸せだった「あの頃」
誰しもにひとつやふたつはありますよね。
もしそうであれば、この瞬間にあなたが向き合っている「今」もきっと、かけがえのないそれらの一部だと考えることもできそうですね。
大切にしていた人、物、約束。
失った時の喪失感は、計り知れません。
でも、あなたの過去がいかに素晴らしいかに気付くことができれば、全て優しく受け止められ、そして、「ここにないもの」ではなく「ここにあるもの」で十分に幸せなのだと、気付くことができるのだと思います。
創作秘話
ついつい新しい商品を欲しくなったり、誰かが使っているものが羨ましく思えたりすることがありますよね。私もそうです。
今使っているラップトップPCのスペックが低く、先日のセールのときには新しいものを買おうとしたし、今日だって、友達が美味しそうな食べ物や楽しそうな旅行の写真をSNSに投稿しているのを見て、羨ましいと感じました。
でもね、ここで詩を、文章を書いている自分が一番好きなんです。だから、少しだけ心を奪われることもあるけど、結局皆さんと繋がれるこの場所に帰ってくるのです。
この場所で皆さんと小さな街を築き上げることが、私の生き甲斐なのです。ぜひこれからもご協力ください。
※メンバーシップの会員のサンプルです。解説や秘話にも興味があれば、ぜひメンバーシップに遊びにきてください。
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
