「はじめまして」の身体と、少しずつ仲良くなる。
「はじめまして」の人と、
すぐにハグできますか?
少し極端な例えかもしれませんが、私は身体の感覚を磨くことって、人との関係づくりに少し似ているなと思っています。
ヨガやピラティス、ストレッチなど、新しいことを始めた時。
「思ったより動けない。」
「先生のようにできない。」
「ここって、どう動かすんだろう?」
そんな風に戸惑った経験はありませんか?
初心者の方はもちろん、経験者の方でも、新しい動きや意識に触れると「分からない」と感じることがあります。
でも、それは決してセンスがないからでも、身体が硬いからでもありません。
ただ、その感覚が**『はじめまして』**だから。
人との関係も同じですよね。
初対面の人のことは、まだ何も知りません。
話をして、その人の考えに触れ、一緒に時間を過ごし、少しずつ相手を知っていく。
時には、第一印象で苦手だと感じる相手もいるかもしれません。
そんな相手と、すぐに心を開いたり、ハグをしたりするのは難しいものです。
関係性は、一日では育ちません。
だからこそ、身体との関係も同じなのではないかと思うんです。
最初は分からなかった動きも、何度か繰り返してみる。
「あ、ここを使うんだ。」
「今日は少し感覚が分かったかも。」
そんな小さな発見に出会える瞬間があります。
その一つひとつを積み重ねることで、少しずつ身体との距離が縮まっていく。
気づけば、
「前は難しかったのに、自然とできるようになっていた。」
そんな日が、きっとやってきます。
身体は、急に変わるものではありません。
でも、ちゃんと応えてくれるものでもあります。
だから私は、レッスン中に「できる・できない」よりも、「今日はどんな感覚に出会えたかな?」ということを大切にしています。
『できなかった。』ではなく、
『今日は新しい自分に出会えた。』
そんな風に思えたら、身体との関係は少しずつ変わっていき、今よりも少し、自分に優しくなれる人が増えたら嬉しいなと思っています。
Yoga etc. ENJUでは、少人数制やパーソナルレッスンだからこそ、お一人おひとりの生活スタイルやお仕事、運動歴、これまでの経験なども想像しながら、その方に合った言葉を選び、お伝えしています。
同じポーズでも、感じ方は人それぞれ。
だからこそ、「正解」を押しつけるのではなく、その方が自分自身の身体と仲良くなれる時間を大切にしたいと思っています。
もし今、「思うようにできない」と感じていることがあったら、それは、あなたの身体の中にいる『はじめまして』の自分と出会ったサイン。
だから、焦らなくて大丈夫。
身体との関係も、人との関係も、
少しずつ育てていくものです。
今日より少しだけ、自分と仲良くなる。
そのきっかけとして、身体の声に耳を傾ける時間を大切にしていけたら嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
