Switch戦国時代Cisco、NVIDIA、ソフトメーカーが争う「知能の交通整理権」

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<いづれ、あっちのSwitchについても考察してもらいましょう。どうなるのだPS6!!>

1 机の下のスイッチングハブから始めよう

昔のオフィスを思い出すと、机の下やサーバールームの片隅に、何本ものLANケーブルが刺さったスイッチングハブがあった。どの端末から来た通信を、どのポートへ流すのか。いまではあまりにも当たり前になったこの仕事が、ネットワークの世界では巨大な産業を生んだ。

その代表選手がCiscoである。ただし、ここは歴史を少しだけ正確にしておきたい。Ciscoは「スイッチングハブから始まった会社」ではない。1984年、異なるネットワーク同士をつなぎたいという課題から生まれ、1986年にAGSマルチプロトコルルーターを出荷した会社である。Cisco自身の歴史資料でも、出発点は「異なるネットワークを結ぶ」ことだったと整理されている。[1]

Ciscoがスイッチ市場へ本格的に入る転機は1993年のCrescendo Communications買収で、翌1994年にはその技術を基に最初のCatalystスイッチを発表した。[2][3] ルーターからスイッチへ。さらに無線、音声、データセンター、セキュリティ、可観測性へ。Ciscoの歴史を長く眺めると、「ネットワークの通り道を握り、その通り道を足場に守備範囲を上位の管理・安全・可視化へ広げてきた」という傾向が見えてくる。

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