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未来の私へ。つらい今日にも、愛されていたことを忘れないで

―未来の私へ。


もしまた、自分を責めてしまう日が来たら。
何もできない自分に価値がないように思えてしまったら。
消えてしまいたいほど苦しかった今日のことを、どうか思い出してほしい。

あの日の私は、たしかにつらかった。

双極性障害と不安障害の波にのまれて、心がうまく呼吸できないような日もあった。

休まなければいけないのに、頭だけが止まらず、仕事のこと、これからのこと、周りにどう思われるかばかり考えていた。

でもそんな今日の私にも、ちゃんと向けられていたものがある。
それは、愛されていたという事実だ。

元気な日だけじゃない。
笑える日だけじゃない。
ちゃんとできる私だけじゃない。

つらい今日の私も、確かに愛されていた。

そのことを、未来のあなたに残したくて書いている。


しんどい日を悪化させないために、私が大事にしていること

私は普段、「つらい日を悪化させない考え方」について発信している。

全部を一気に解決しようとしないこと。
今すぐ元気になろうとしないこと。
そして、仕事と生活の区切りをつくること。

仕事の不安を、家の中まで連れて帰らない。
休む時間まで「ちゃんとしなきゃ」で埋めない。
そういう小さな意識が、自分を守るためには大切だと思っている。

でも、本当に苦しい日には、その考え方さえうまく使えないとき。

気持ちが限界に近づくと、冷静に物事を見ることができなくなる。
少し前までできていたことが急に難しくなって、そんな自分を見て、また責めてしまう。

「どうして私はこれくらいのことで苦しくなるんだろう」
「もっとちゃんとできるはずなのに」

そうやって、自分で自分を追い詰めてしまう日が何度もあった。


母は、「もっと頑張れ」ではなく「もう十分頑張っている」と教えてくれた

そんな私に、母はこう言ってくれた。

「あなたは頑張り屋さんなんだから。もっと力を抜いて、物事を俯瞰して考えればいいの。」

この言葉は、私に「もっと頑張って」という意味ではなかった。
むしろその逆だったのだ。

「もう十分頑張っているんだから、これ以上自分を追い込まなくていい」

そう言ってもらえた気がした。

苦しいときの私は、目の前の不安や失敗だけを必要以上に大きく見てしまう。

これは私の悪い癖だ。

ひとつうまくいかないことがあると、それだけで全部がだめになったように感じてしまう。

でもそんなとき、少し離れた場所から自分を見ていいのだと教えてもらえたことは、何度も私を助けてくれた言葉だった。


旦那は、言葉にして「味方でいる」と伝え続けてくれた

そして旦那は、もっとまっすぐな言葉で支えてくれた。

「結婚式であの日誓った言葉、絶対に裏切らないし、これからもそばにいるって決めてるから。」
「つらいときは俺を頼ればいいし、誰よりもあなたの味方でいるから。」

苦しいとき、人は「迷惑をかけている」と思いやすい。
私もその一人だ。

支えてもらうことそのものが申し訳なくなって、
こんな自分のままで隣にいてもらっていいのか、わからなくなることが何度もあった。

でも旦那は、そのたびに言葉で、態度で、私を現実につなぎ止めてくれた。

私は見放されていない。
呆れられてもいない。
つらいときほど、頼っていい。

そのことを、何度も何度も教えてくれた。


忘れられないのは、「何もできなくてごめん」と泣いてくれた夜

忘れられない場面がある。

私の希死念慮が強くなって、もう何もかもがつらく感じてしまったときのこと。
旦那は隣にいてくれた。けれど、私の苦しさをその場で消すことはできない。どうしてあげることもできない。

そのとき旦那は、泣きながらこう言ったのだ。

「何もできなくて、変わってあげられなくてごめん」

私はあのとき、はじめて深いところで知ったと思う。

愛されるというのは、正しい言葉で救ってもらうことだけではない。
苦しみを代わってもらえることでも、完璧に理解してもらえることでもない。

ただ、どうにもできないつらさの前で、一緒に苦しんでくれる人がいること。
何もできない自分を責めながら、それでも隣にいてくれる人がいること。

それもまた、確かな愛なのだと。
あの涙が、私に教えてくれた。


今の私にも、変わらず向けられているものがある

しかも旦那は、躁うつの波が強くなった今でも、毎日のように「愛している」と言葉にして伝えてくれる。

それは、元気な日の私にだけではない。
笑えない日も、会話がうまくできない日も、不安でいっぱいな日も、変わらず伝えてくれる。

そのたびに私は思い出すのだ。

ああ、私は「ちゃんとできる私」だから愛されているんじゃない。
今の私のまま、ちゃんと大切にされているんだ。

この事実は、苦しい日にこそ見えなくなりやすい。
だからこそ、書いて残しておきたいと考えたのだ。


未来の私へ。どうか、自分を責めすぎないで

未来の私へ。

これから先、もしまたつらい日が来たら。
また、自分を責めてしまう夜が来たら。
何もできない自分に価値がないように思えてしまったら。

そのときは、どうか思い出してほしい。

あなたは、元気に動ける日だけ愛されていたわけじゃない。
笑顔で気を遣えて、ちゃんと役割を果たせる日だけ大切にされていたわけじゃない。

何もできないと思った日も。
不安で立ち止まった日も。
消えてしまいたいほど苦しかった日も。
それでもあなたは、ちゃんと愛されていた。

だから、どうか自分を責めすぎないで。

できなかったことより、今日を生きたことを見て。
うまくやれなかった自分より、助けを求めながらでもここにいた自分を認めてあげて。

今の私は、このことを未来のあなたに託したくて書いている。

つらい今日にも、あなたはちゃんと愛されていた。

それだけは、元気なときも、また苦しくなったときも、どうか忘れないで。


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
このnoteでは、見えないしんどさを抱えながら働く日々について書いています。
壊れないで働く方法を、少しずつ書いています。

# 28Days


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