スケボー用ベアリングのクリーニング方法
最終更新日:2025/09/28
こんにちは!ようへいです!
スケートボード用のベアリング、皆さんクリーニングしていますか?
安いベアリングは履き潰してお終い!という方もいると思いますが、BRONSON RAWのようなオイルタイプの高いベアリングはちゃんとクリーニングして長く使いたいものです。
オイルタイプのベアリングはオイルが切れたり、汚れが溜まったりしたら動きが遅くなってしまいます。
ベアリングは回転が命なので、楽しく・長く使えるように日頃のメンテナンスは大事です。
今回の記事は、スケートボード用のオイルタイプのベアリングのクリーニング方法について解説します。
ちなみに、記事でご紹介しているベアリングは、自分が6年愛用しているBRONSON RAWベアリングです。
ベアリングのクリーニングに必要なもの

必要な道具は以下です。
燃料用アルコール
ベアリングクリーニングボトル
ゴム手袋
T型レンチ
ベアリングオイル
雑巾
歯ブラシ(分解掃除・デッキの掃除をする場合)
細いドライバー(分解掃除する場合)
箱(分解掃除する場合)
ベアリングのクリーニング手順
ベアリングは水洗いすると錆びてしまうので、アルコールで洗います。
アルコールはすぐに揮発するので錆びることはありません。
また、アルコールが手に付くと手荒れするので、ゴム手袋の着用をオススメします。
ベアリングの取り外し


T型レンチを使ってウィールを取り出します。
この時、ワッシャーがオイルでベアリングにくっついてきて無くしやすいのでご注意ください。
ウィールを取り出したあと、シャフトの先端にベアリングを引っかけ、テコの原理でベアリングを取り出します。
その他、ワッシャー、スペーサーも取り出します。
4つのウィールとベアリング、ワッシャー、スペーサーをバラすとこんな感じになります。

ウィール × 4
スペーサー × 4
ナット × 4
ベアリング × 8
ワッシャー × 8
クリーニングボトルにベアリングをセット


クリーニングボトルを開けると、蓋側に軸が付いているので、そこにベアリングを通します。
シールドレスのベアリングの場合、汚れがボトル下部に落ちるように、シールドが無い面を下向きに取り付けます。
クリーナーボトルにアルコールを注入

クリーニングボトルの半分から少し下くらいまで、燃料用アルコールを入れます。
アルコールが手に付くと手荒れするので、使い捨て手袋の着用をオススメします。
ベアリングをクリーニングボトルにセット

ベアリングをクリーニングボトルにセットします。
この後シェイクするので、蓋はしっかりと閉めましょう。

ワッシャーやスペーサーも一緒にボトルに入れて大丈夫です。
自分はいつもそうしてます。
ベアリングの洗浄

しっかり蓋が出来たら、ひたすらシェイク!
シェイク!シェイク!シェイク!
5分ほどシェイクします。

ボトル内のアルコールを捨て、ボトル内を簡単に水で洗浄したあとアルコールを再び入れ、もう一度シェイクします。
2回洗浄すると、ベアリングがかなりきれいになります。

ベアリングの分解掃除 - ①分解

シールドを外したら、ボールの隙間から細いドライバーを差し込み、リテーナーを押し出します。

リテーナーを外した後、中のボールを片側に寄せるとインナーリングが取り外せ、全てバラバラになります。
8個のベアリングを全て分解するとこのようになります。

アウターリング × 8
リテーナー × 8
インナーリング × 8
シールド × 8
ボール × 56
Bronson RAWベアリングはシールドレスなので、写真にはシールドは含まれていません。
また、このベアリングは1つあたり7個のボールが入っているので、ボールの数が56個になります。
※注意※
ボールを1つでも紛失するとベアリングとしては使い物にならなくなるので、箱の中で分解することを強くオススメします!
ベアリングの分解掃除 - ②掃除

アウターリング、インナーリング、リテーナーを歯ブラシでブラッシングして汚れを徹底的に落とします。
ベアリングのクリーニングに使ったアルコールを使うと汚れを効率よく落とせます。
次の写真は、インナーリングとリテーナーのBefore/Afterの写真です。


5年分の汚れはひどいですね。
これだけ汚れていれば、回転の鈍ります・・・。
ベアリングの分解掃除 - ③組立
ベアリングの組み立てはちょっとコツが必要なので、解説していきます。

手のひらの上にアウターリングを置き、アウターリング内の片側にインナーリングを起きます。
ボールを入れるための隙間を作るイメージです。

アウターリングとインナーリング間に、決まった数だけボールを入れます。
Bronson RAWベアリングはベアリング1個あたりボールが7個なので、7個入れています。

インナーリング、ボールを落とさないように、親指と人差し指でベアリングを挟みます。
その後、ゆっくりベアリングを回します。
回し続けると、ボールがしっかりとハマる感覚がわかります。

ボールがハマったら、細いドライバーでボールの位置を合わせ、リテーナーをはめ込みます。
乾燥・オイル注入

ボトルからベアリングを外し、アルコールが揮発するまで待ちます。
燃料用アルコールであれば、数分で揮発します。
アルコールが揮発した後、ベアリング用オイルを2滴ずつ注入します。
オイル注入後、ベアリングを回してオイルをなじませます。

これでクリーニングは完了です。
このあと、バラした部品を元通り組み立てればスケートボードに乗れます!
クリーニング番外編
デッキのクリーニング

ついでにデッキのクリーニングです。
タオルやボロ雑巾に燃料用アルコールを含ませ、ハンガーやデッキを拭き、汚れを落とします。
ワッシャーのクリーニング

ワッシャーも随分と汚れています。
土汚れ、油汚れ・・・・。
ボロ雑巾で構わないので、ベアリングを洗浄したアルコールの残りを雑巾に含ませて磨いてあげましょう。
デッキのブラッシング

Pennyのように、デッキ表面が網目模様になっているものは、目の部分に埃が詰まって汚れています。
水分がさっさと揮発してほしいので、洗剤がわりにアルコールでブラッシングします。
使い古しの歯ブラシでOKです。

破損個所チェック
最後に、一目見て破損個所があれば直しましょう。
自分の場合は、ベアリングがウィールから外れやすくなっていたので修理しました。
参考情報
スケボーのウィール関連では、以下のような記事を書いていますので、ご興味あればご覧ください。
まとめ
足回りとデッキがすっかりきれいになりました。
昔は野球少年だったので、道具を大事にすることが叩き込まれています。笑
道具を大事にすることは良いこと。
長持ちしてほしいので、しっかりとメンテナンス。
これも楽しい作業です。
最後に、使った道具をおさらいしておきます。
