見出し画像

Redbubbleの作品紹介をしたら、NFT取引のDMが来た話── 知らなかった言葉(NFT / OpenSea / Mint)を調べながら回避した記録

1.ある日突然来たDM

いつも通り、XでRedbubbleの新作を紹介しました。
すると、そのポストへのコメントをきっかけに、
海外アカウントからDMが届いたのです。

「Hi?」
「Are you selling your art?」

続いて、
「あなたのアートを全部買いたい」

一瞬、少しだけ嬉しくなりました。

ただ、Redbubbleの作品リンクを貼っているにも関わらず、
「DMで話そう」と誘導された時点で、
正直、期待値は一気に下がりました。

──まあ、話半分で聞いてみよう。
そんな気持ちで開いたDMでした。



2.違和感①|話題がズレ始める

Redbubbleで販売していると伝えた直後、
相手はこう聞いてきました。

「Do you have OpenSea?」

……正直、この時点で頭が止まりました。

「ん? OpenSeaって何だ?」
「Redbubbleの話、どこ行った?」

この言葉の意味を知るために、
私が取った行動は、必殺の
『AIにスクショ丸投げ』です。

これって何?
そう素直に聞いてみました。

AIからの回答

3.知らなかった言葉①:NFTとは?

正直に言うと、この時点では
「NFT」という言葉自体、ちゃんと理解していませんでした。

そこで一度、感情で返事をするのをやめて、
状況を整理しながらAIに聞いてみることにしました。

AIの説明によると、NFTとは
デジタルデータに「唯一性」を持たせる仕組みで、
主にイラストや音楽などのデジタル作品を
売買・所有するために使われる技術らしいです。

いわゆる「デジタルアートの売買」に使われることが多く、
作品そのものというよりは、
「そのデータを所有している」という証明を取引する世界だそうです。

なるほど、そういう仕組みがあるのか、と思う一方で、
自分が今やっている
「Redbubbleでの物販」とは、
前提も文化もまったく違う世界だな、という印象も受けました。


4. 知らなかった言葉②:OpenSeaとは?

次に出てきたのが OpenSea という言葉。

これについてもAIに聞いてみたところ、
OpenSeaはNFTを売買するための
世界的に有名なマーケットプレイスの一つだそうです。

NFTを販売するには、

  • ウォレット(暗号資産用の財布)を作成し

  • 作品を「Mint(発行)」し

  • ウォレットをOpenSeaと接続して取引する

といった流れが一般的らしいのですが、

サービス自体は実在し、
利用している人も確かに多いとのことです。

ただ、説明を聞いていく中で、
自分の中にひとつ、はっきりした違和感が生まれました。


5. 違和感が確信に変わった瞬間

それは、

「Redbubbleの作品紹介をしている流れで、
いきなりOpenSeaでの取引を持ち出す必要があるのか?」

という点でした。

もし本当に作品を気に入ってくれたのであれば、

  • Redbubbleのどの商品か

  • サイズや種類

  • 価格や配送

といった話になるのが自然なはずです。
そもそも、Xのポストは私のRedBubble作品へのリンクが貼られている。
そこから飛んで買ってくれたらいいだけの話です。

にもかかわらず、
取引の舞台をわざわざ別の世界へ移そうとする。
その意図が、どうしても見えませんでした。

それなのに、
話題は一気にNFTへ、OpenSeaへと飛び、
さらには「全部買いたい」という、
現実感のない言葉が出てくる。

AIの説明を踏まえて考えると、
この流れは少なくとも
健全な商談の進み方には見えませんでした。


6.知らなかった言葉③:Mintと、よくある被害の話

さらにAIに聞いていく中で、
Mint(ミント) という言葉についても知りました。

Mintとは、NFTを新しく発行する行為のことで、
この際に「ガス代」や「手数料」と呼ばれる
少額の支払いが発生することがあるらしいです。

そして、ここで一気に警戒レベルが上昇。

AIによると、今回のようなDMの流れでは、

  • OpenSeaを装ったサイトへ誘導され

  • ウォレットの接続を求められ

  • Mintや手数料と称して操作をさせられた結果

  • ウォレット内の資産を抜き取られる

といった被害が、
世界各地で報告されているとのことでした。

もちろん、
すべてのNFT取引が危険だと言いたいわけではありません。

ただ、
知識がない状態で、
DMベースで、
外部サービスへの誘導が行われる流れ
は、
自分にとっては関わるべきものではない。

そう判断するには、十分すぎる情報でした。


7.AIに相談して、どう判断したか

ここまで調べてきて思ったのは、
「これは感情で判断する場面じゃない」ということでした。

相手を疑いすぎるのも違うし、
かといって、
よく分からない世界に足を踏み入れるのも危険。

そこで、
今回のDMの内容と、
自分が感じている違和感を整理した上で、
AIにそのまま相談してみることにしました。

すると、返ってきた答えはかなり明確でした。

  • 話題の切り替えが不自然であること

  • 具体的な商品や作品の話が一切出てこないこと

  • NFTやOpenSeaに知識がない相手を前提に話が進んでいること

これらは、
典型的なNFT詐欺アカウントの初期ムーブと一致する
という指摘でした。

この時点で、
「何となく怪しい」という感覚は、
言語化された判断に変わりました。


8.こちらの意思を伝えた上での返答

判断が固まったので、
これ以上曖昧なやり取りはせず、
自分の立場をはっきり伝えることにしました。

送ったのは、次の一文だけ。

I don’t sell NFTs and I don’t use OpenSea.
Please don’t contact me about crypto.

NFTを否定するわけでもなく、
相手を攻撃するわけでもない。

ただ、
自分はこの取引には関わらない
という意思を、
短く、明確に伝えたつもりでした。


9.ブロックに至った、決定打の一言

もし相手が本当に購入者であれば、
ここで話は終わるはずでした。

ところが、
返ってきたのは次の一言でした。

Can you create OpenSea?

※ 実際のDMのやり取り(アカウント名・アイコンは伏せています)

この瞬間、
迷いは完全になくなりました。

こちらが
「やらない」「使わない」「関わらない」
と伝えているにもかかわらず、
それを無視して
「作れ」と言ってくる。

これはもう、
商談でも、提案でもない。

誘導だ。

そう判断して、
その場でブロックすることにしました。


10.まとめ|今回の学びと、読んでくれた方へ

今回の出来事は、
「危なかった話」ではなく、
「ちゃんと立ち止まれて、回避できた話」だったと思っています。

Redbubbleで作品を出し、
AIを使って制作し、
海外から反応が来るようになると、
それまで見えていなかった世界にも触れることになります。

NFT、OpenSea、Mint。
正直、今回のDMが来るまで、
自分はほとんど知りませんでした。

でも、知らなかったからこそ、
すぐに飛びつかず、
一度立ち止まって調べ、
AIに相談し、
「これは自分のやることじゃない」と判断できたのです。

すべてのNFT取引が危険だと言いたいわけではありません。
ただ、

・DMベースで
・話題が急に切り替わり
・外部サービスへ誘導される

この流れが出てきた時は、
少なくとも慎重になる価値があると思います。

もし、この記事を読んでいる人の中に、
「自分にも似たDMが来た」
「ちょっと怪しいけど、よく分からない」
と感じている人がいたら、

無理に答えを出さなくていいです。
一度、立ち止まって、
誰か(あるいはAI)に相談してください。

今回の記録が、
同じような立場のクリエイターの
判断材料のひとつになれば幸いです。

以前にも、こんな事がありました。
海外とのやり取りには、
ロマンもありますが、
同時に「知っておくべき現実」もある。

今回の件は、
その両方を感じた出来事でした。

ちなみに、私が運営しているRedBubble POD(Print On Demand)はコチラです。

私のRedBbbleサイト『YOHEI STUDIO』

よかったら覗いていってみてくださいね!
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!