北海道暮らしのホントのところ②札幌近郊での車生活のリアル
北海道は車社会。
これは住んでみて、やっぱり本当だと思った。
道が広い。
駐車場が広い郊外型の店舗が多い。
けれど我が家は車1台。
転勤族が車を2台所有するなんてありえない。
転勤のたびに物件探しに苦労する。
よって、私はほぼ徒歩担当だった。
もともと運転は苦手で、超田舎でしか運転しなかった私が、
都会や雪道を運転できるわけもなく、
あっさりと運転を諦めていて、
そもそもが「徒歩」しかありえないのである。
広い道路と、速い流れ
まず感じたのは、道路のスケール。
片側3車線は珍しくないし、直線が長い。
信号の間隔も本州より広く感じた。
そのぶん流れが速い。
ずいぶん飛ばす車も多い、スピード感はある。
主人曰く、札幌は右折レーンが少ないそうだ。
だから右折の車があると詰まってしまう。
冬になると3車線が雪で2車線になり、右折車でまた車線が減る。
渋滞がおきるメカニズムらしい。
冬の話をしたが、雪が降るとどうなるか。
一気に難易度が上がる。
圧雪路面、アイスバーン、視界不良。
慣れない人にとっては緊張の連続だと思う。
徒歩圏を確保するという選択
駅近、スーパー徒歩5分。
この条件を最初に押さえたのは、
車を運転しないが前提だったからだ。
実際、徒歩で完結する範囲があると安心感が違う。
しかし、冬の徒歩は確かに楽ではない。
除雪が入ったとしても道は圧雪、つるつるである。
雪の積もった道を歩くほうがマシな時がある。
凍っていたら、命がけだ。
黒光りする氷の上を歩く恐怖と言ったら・・・
何度も派手に転んで、あざを作ったかわからない。
マンションの前も、管理人さんが頑張ってくれているが
大差はない。危ないのだ。
「遠い」は危険、「寒い」の方がまだ対処できる。
これは住んでみて初めてわかった感覚だった。
北海道で車を持つということ
北海道の道路は広くて走りやすい。
その反面、ガソリン代はじわじわ効く。
移動距離が長くなりがちだからだ。
そして大事なことは車が寒冷地仕様だということ。
北海道生活が始まってすぐ新しい車を買った。
これは偶然買い替えを考えていたから、
特別なことではなかったが、図らずも寒冷地仕様の車になった。
詳しくはないが、エンジンスターターがついていて
乗る前に車を温めておける。
フロントガラスの氷や雪を解かさないと動けないからだ。
冬の朝、無人の車にエンジンがかかっている光景は日常だ。
そしてタイヤ。
冬タイヤと夏タイヤの履き替えだ。
本州では履き替えなどしないことが多いが、北海道でそれはあり得ない。
そして、これまたお金がかかる。
タイヤ自体もそうだが、着脱時期はオートバックス的なお店や
各社ディーラーが大忙し。
自分で替えている人も多いが、かなりの重労働だし
広い場所と慣れも必要だ。
最近ではタイヤが外れて歩行者に当たるという
悲惨な事故も多い。
体力に自信がなければ、プロに任せるというのも
いろんな意味で安心である。
ちなみにタイヤの置き場所は、よほどのことがない限り、
賃貸物件にもトランクルームは付いている。
大小の差はあるが、タイヤ4本は収まるはずである。
車生活のリアル
北海道で、札幌の都心部でない限り車は必需品。
一人1台といってもいい。
だからこそ、転勤族が車1台で生活を送る為には
冬の雪道の現実を理解したうえで、徒歩圏をきちんと確保する。
冬の移動は「覚悟」が必要になるのだ。
ちなみに夏は・・・どこまでも歩ける。
爽やかな気候に澄んだ空気、遠くの景色を眺めながら
ドンドン歩こう~♪
このギャップが実はたまらないのであった。

