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落下しても戻れるゲーム、戻れない人生

あるなしクイズ
現実の人生にはあって、最近のゲームにはないもの



答えは「ゲームオーバー」だ。



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10円で復活する命

Nintendo Switchのスーパーマリオオデッセイでは、ミスしたらおなじみのテレッテテレッテレーやマンマミーアでマリオの人数が減るシステムではなくなった。

コインを10枚失って、一旦画面が暗転するのみだ。

「😶×5」 みたいな残機制(ストック制)ではなくなった。
所持金ゼロで失うものがなくなると、ミスしても何もマイナスにはならず、そのまま仕切り直しになる。

失うものがなくなれば、逆にやりたい放題死に放題できるようになる。
この点は現実世界の「無敵の人」と近いものを感じる

その後、星のカービィディスカバリーやドンキーコングバナンザにも同様のシステムが導入された。

どうなる緑の悪魔

ゲームオーバーがないから、緑の1UPキノコも出てこない。
マリオ64では、地獄の果てまで追いかけてくる1UPキノコから逃げ続ける「奴が来る」シリーズに当時は笑い転げたが、奴は今リストラの危機に瀕している。


20年くらい前に流行った「ちょっと早すぎるかもよB-DASH!」のアウトロ「テッテッテ テレレテレレ テレレ~♪」
おなじみゲームオーバーのフレーズだ。

それがクッパJrの台頭で家族(?)から追放されたミニクッパのような運命を辿ることになるかもしれない。それはちょっと寂しすぎるかもよ、、、

残機制のメリット

クリア率100%を目指すとなると、ショップのアイテムやガチャガチャを買い占める必要があり、大量の資金が必要になる。

道中アイテムを取り逃して戻れなくなったら自害(落下)してやり直しということをよくやってたので、それをする度にお金が減ってゆくのはちょっとつらい。
なので僕としてはお金を失わない残機制のほうがありがたい。

残機がセーブされず、ゲームを起動する度に5にリセットされるなら話は別。まあ完クリまでは気が遠くなるのでやらないけど…Switchのゲームはボリュームが異常なので

落ちたら落ちる前の場所に落ちる

Switchのカービィやゼルダの伝説では、奈落に落下したら体力が少し削れるだけで、落ちる前の場所に戻される。

雲に乗ったジュゲムが竿で釣り上げて元の場所に連れ戻してくれるといったシーンすらもなく、瞬間移動でHPと引き換えに落下が無かったことにされる。

"戻される"というよりは、"ビルから落ちたら道路じゃなくて屋上に着地した"といったイメージだ。

人生のレールから落下したら

リアルの人生なら、物理的に崖なりビルから転落したらどうなるかは書くまでもない。
ただ、"人生のレール"なんてよく使われる表現なら、崖下に落ちたらもう戻ってこれない。これこそGAME OVERである。

なんとか崖を登って這い上がってきたとしても、地上にたどり着いた時にはすでに大きすぎる差がついてしまっている。

収入
職歴
社会的信用
etc…

リンクとは違って、大穴に落ちたきり戻って来れず地底で新たな生活(企み)を始める、ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムのコーガ様が現実の人生にまだ近い。

***

ゲームでGAME OVERがなくなったのは、スーファミやゲームボーイからやり込んできた僕からしたら寂しい気もするが、旧来の常識を覆す、時代に合った新様式だともとらえている。

そしてゲームオーバー制度の撤廃によって、ある意味でゲームが現実世界に近づいたとも言えるのかもしれない。


BGM018|プレーヤーダウン
BGM019|ゲームオーバー

作曲 近藤浩治


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よっこい yokkoi41 この記事が面白い、役に立ったと感じた方は、少額でも構いませんのでサポートを頂けると嬉しいです。今後の執筆の励みになります。