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メルマガの開封率は「高すぎない」方がいい理由/しかも信憑性が薄れています

メルマガの開封率は高ければ高いほどいいわけではないんです

こんにちは!
ビジネス動線の再設計コンサルタント・WEBプランナー ようこです。

今日は、前職は通販の企業で100万人以上の顧客に向けて販促メルマガを担当していたわたしがメルマガの開封率について書いてみます。

じぶんビジネスをしたい起業家さんへ、仕組みと感覚をバランスよく使って飛躍するヒントをお届けしています。

「うちのメルマガ、開封率が45%もあるんです!」

とても良い数字ですよね。
実際、それだけ読んでもらえているということは素晴らしいことです。

メルマガを初めて1年目とか、読者がまだ数百名であればいいのですが
実はこの「開封率が高すぎる」という状態、
マーケティング的には要注意なサインかもしれません。

今回は、「開封率が高すぎない方がいい理由」について、プロの視点で解説します。


開封率40%以上は、ほんとうに“いい状態”?

メルマガの開封率には業種や配信リストの質によってばらつきがありますが、以下は一般的な目安です。

  • リストが500人未満:40〜60%

  • リストが1,000〜2,000人:25〜40%

  • リストが5,000人以上:15〜25%

つまり、リストが増えるほど開封率は自然と下がっていくのが普通なんです。

だから、1,000人を超えても開封率が40%ある場合、「まだ濃い人にしか届いていないのでは?」「新規の読者さんが入りづらく、裾野が広がっていないのでは?」という視点が必要になります。


開封率が高すぎることで起きる3つの問題

ユーザの幅がが狭い(=見込み客が広がっていない)

高い開封率が続くということは、それだけ関心が強い人だけにしか届いていない可能性があります。
つまり、これから商品を知ってもらいたい“潜在層”には届いていない状態とも言えるのです。

「反応が良い人だけ」に依存してしまう

熱心なファンに支えられるのは素晴らしいことですが、常に同じ層にばかり届けていては新規開拓ができません。
ビジネスを伸ばすには「反応は薄いけど将来の顧客」も含めて育てる視点が必要です。

「反応率=売上」ではない

開封されても、クリックされなければ意味がありません。
たとえば開封率が40%でも、クリック率が1%なら売上にはつながりません。
逆に開封率が25%でも、クリック率が5%ある方が売上には直結します。


メルマガの「開封率」が実際よりも高く表示される傾向

しかも、iOS15(2021年リリース)以降、Appleが導入した「Mail Privacy Protection(MPP)」という機能によって、実は開封率の正確な把握が難しくなっているんです。

どういうことかというと…

通常、メルマガ配信ツールでは、メールに小さな画像(トラッキング用のピクセル画像)を埋め込み、それが読み込まれることで「開封」と判断しています。

ですがMPPが有効な場合

  • Appleのサーバーが自動的に画像を読み込む(= 開封とカウントされる)

  • 実際にはユーザーが読んでいなくても「開封」扱いになる💦

  • 本人が後から読んでも、その時点のトラッキングはできない

つまり、iPhoneでメールを受け取っている人は、実際よりも「開封率が高く出る」というわけなんです。

ですので、メールリストのうち、iPhoneユーザーが多いほど影響が大き口なります。
特に日本ではiPhoneのシェアが高いため(約60%)その傾向は強いと言えるでしょう。


それらを踏まえても
「開封率だけを指標にしない」指標が大切になります。


開封率よりも大事にすべき指標とは?

本当に注目すべきは、「行動につながったかどうか」です。

  • 開封 → クリック → お申し込み

  • 開封 → メール返信

  • 開封 → 無料セッション予約

など、「読んだあとにどう動いてくれたか」が、売上や関係性に直結します。
開封率はあくまで「入口」の指標にすぎません!

行動を起こしてもらうには、普段から「質問形式で投げかける」「小さな行動を促す」ような発信になっていることも大事です。

そうでないと一方的に情報を届けるだけになっていて、いざ募集をかけるときだけクリックしてくださいというような呼びかけになってしまいますよね。


開封率が下がってきたとき、取るべきアクション

「開封率が落ちてきた…」と感じたときこそ、チャンスです。
以下のような戦略的アクションが可能になります。

  • クリック反応者だけに再配信

  • 開封しない層を「分けて育てる」 or「見込みリストから外す」

  • テーマ別セグメントを作って興味ごとに配信内容を変える

こうすることで、「全体の開封率」は落ちても、「成果につながる読者」は増えていきます。


開封率に踊らされないようにしよう。

リストが増えると開封率が下がるのは、ビジネスが広がっている証拠でもあります。
(その上、話題にしたMPPで開封率の信ぴょう性自体が下がってきています)

  • 新しい見込み客に出会っている

  • ファン以外にも届けられるようになっている

  • データをもとに改善できるフェーズに入っている

数字を「良い/悪い」で判断するのではなく、「何が起きているのか」を読み解く視点がマーケティングには大切です。

なぜなら、マーケティングに現れる数字は、ただの数字じゃないからです。
数字は顧客心理=その向こうに人がいることの表れなんです。

開封率だけに一喜一憂せず、「反応する読者とどのような関係性を結んでいくか?」ということにフォーカスしていきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました!


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