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天の川をわたる(毎週ショートショートnote)

あたらよの終わりを告げる無数のカササギ達の声。もうすぐ暁が訪れる。あともう少し、あともう少し。暁が訪れると彦星と別居の日々が訪れる。
カササギ達は一年に一度、私達夫婦の逢瀬を助ける橋となる。
私から彦星の元へ、彦星から私の元へ。天の川の中央、約一時間程かけてたどり着く場所。
カササギを追い立てながら一歩一歩行き、カササギにまだねぐらに帰らないでと懇願しながら帰る。
およそ1500歩程のその距離が気が遠くなる。

お題はこちらの「七夕の歩幅」より。