「3匹のこぶた」裁判
昨日夕飯に冷しゃぶを食べていたら、
娘が「豚小屋が吹っ飛ぶ話あったよね」と言い出しました。
豚小屋…!
私「3びきのこぶたね。あとあれは“家”ね。」
娘「ワラの“豚小屋”と木の“豚小屋”とレンガの“豚小屋”。」
私「だーかーらー!“家”ね!」
娘「ここは“人小屋”。」
というわけで、本日は都内某所の人小屋からお送りします。
テーマは、
「チート級肺活量のオオカミの犯罪記録」
及び
「臆病こぶた、過剰防衛で罪を問われる」
並びに
「風による各種家の吹っ飛ばし方」
+α
です。
おとぎ話に登場するオオカミって、
毎回とんでもないレベルの能力を発揮してきますよね。
今回のオオカミ≒台風or大型送風機
↑
「赤ずきん」のオオカミは人間2体を丸呑みにする驚異的嚥下機能並びに、
胃の中で人を生存させる特殊能力を有しています。
↑
おとぎ話に弁護士を絡ませて物騒にするシリーズの初代はこちらです。
※残念ながら「おやゆびひめ」にはオオカミ出演しません。
【「3びきのこぶた」あらすじ】
〈登場人物〉
長男こぶた:はなまけもの
次男こぶた:面倒くさがり屋
三男こぶた:臆病者
オオカミ:はらぺこ、すさまじい肺活量
真っ先に完成した長男の束ねた麦わらの家
オオカミの呼気!
麦わらの家に効果は抜群だ!▼
麦わらの家は吹き飛んだ。▼
長男はオオカミに食われた。
2番目に完成した次男の木の家
オオカミの呼気!
木の家はたおれた。▼
次男はオオカミに食われた。
最後に完成した三男の丈夫なレンガの家
オオカミの呼気!
レンガの家はびくともしない!▼
レンガの家にこうかはないようだ…▼
疲労困憊のオオカミ。
家を吹き飛ばすのは無理だと悟り、
こぶたをおびきだす作戦に変更。
しかしどの作戦も上手くいかず、苛立ちをつのらせたオオカミは、とうとう煙突から家に入ることに。
窓からそれを見た三男は暖炉に大きな鍋をかけると、たき木をどんどん燃やしはじめる。
そんなこととはつゆ知らず、オオカミは煙突から家の中に飛び降り。
オオカミが落ちた先は、ぐらぐらと煮立った鍋の中。
ゆでられて死んだオオカミは、三男の夕ご飯のおかずになった。
はらぺこなのにわざわざ家を吹き飛ばすという重労働を難なくこなすオオカミのバイタリティとメンタル、鋼なんですか。
絶対周りに出歩いているヒツジとか、ウサギとかいるでしょうに。
【「3びきのこぶた」における犯罪者リスト】
1.オオカミ
◽︎ブタ兄弟の長男・次男宅を自身の呼気で意図的に吹き飛ばした。
刑法260条 5年以下の拘禁刑
→5年以下の拘禁刑
〈条文〉
他人の建造物又は艦船を損壊した者は、5年以下の拘禁刑に処する。
よって人を死傷させた者は、傷害の罪と比較して、重い刑により処断する。
◽︎ブタ兄弟の長男と兄を食べ、殺害した。
刑法199条 殺人罪
→死刑又は無期若しくは5年以上の拘禁刑
〈条文〉
人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の拘禁刑に処する。
※三男こぶたにより殺害された為、被疑者死亡のまま検察庁へ送致。
2.三男こぶた
煮えたぎる湯を用意し、自己防衛通り越して計画的殺人狼。
刑法36条2項 正当防衛
防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。
で、気になるのが
長男と次男が生命保険・火災保険に入っていたのか否か。
そして生命保険の受取人豚が誰なのか。
これ、受取人豚が三男だったら大儲けじゃないですか。
心が薄汚れているので、
三男がオオカミをそそのかしたんじゃないかと思っております。
それはさておき、
今回、犯罪以上に注目したいのが
「オオカミ、肺活量どうなってるんですか」問題。
まず、3匹の作った各素材の家がいかほどの風で吹き飛ぶのかを確認。
(どのサイズの家をどういう条件で吹っ飛ばしたのかが謎なのであくまでも参考程度)
◽︎麦わらの家:風速11m/s
→やや強い風
風に向かって歩きにくい、傘がさせない
電線が鳴り始める。
看板やトタン板が外れ始める。
◽︎木の家:風速21m/s(実測値)or風速50m/s(計算上)
→風速21m/s(実測値)
何かにつかまっていないと立っていられない。
飛来物によって負傷するおそれがある。
細い木の幹が折れたり、根の張っていない
木が倒れ始める。
看板が落下・飛散する。道路標識が傾く。
→風速50m/s(計算上)
多くの樹木が倒れる。
電柱や街灯で倒れるものがある。
ブロック壁で倒壊するものがある。
◽︎レンガの家:風速35m/sでも飛ばない
ちなみに、
人小屋は風速20m以上で
屋根が吹っ飛んだり、外壁が破損する可能性大。
風速40m超で倒壊する可能が出てくるらしいです。
オオカミの肺活量というものは測定できません。

なので人間の標準肺活量でイメージしてみると…
成人男性3,500cc:直径約19cmの風船を膨らませる力
成人女性2,500cc:直径約17cmの風船を膨らませる力
すいかに換算すると大玉 Mサイズで直径約20cm/5kgの大きさの量に相当するらしいです。
逆によくわからなくなってきました。
次男の木の家を吹き飛ばすのに必要な風速は50m/sでしたね。
これを実現するために必要な肺活量は21,445㏄。
成人男性の約6倍必要ということです。
つまり、健康な成人男性を6人集めてきて
全力でフゥゥウウ!!!とやってもらえれば木の家吹っ飛ばせるということですね?
女性なら約8.6倍なので、本気出せる8人とやややる気なしの1人がいれば吹っ飛ばせますね。
という冗談は置いておくとして、
肺活量21,445㏄のオオカミは
体長3m、体重100㎏超えというサイズ感になるそうです。
一般的なオオカミは
体調1m〜1.6m、体重25〜50kg。
肺活量21,445㏄のオオカミ
サイズもバケモン級
オオカミは一般サイズがいいです。
はい。
↑
肺活量計算できます。
どうですか?
家吹き飛ばさそうですか?
私は無理そうです。
なお、3m100kg超えのバケモン級オオカミにも吹っ飛ばせないワラの家を発見しました。
「ストローベイル・ハウス」というものです。
まんまです。
まんま“ワラの家”という意味です。
【ストローベイル・ハウス】(straw bale house)
ストローベイルと呼ばれる圧縮した藁のブロック(幅60〜90cm、高さ30cm、奥行き40cm)を積んで壁をつくり、その藁の壁に土を塗るという方法で建てられる家。
【ストローベイル・ハウス①】三匹の子ブタもびっくり!現代の「藁(わら)の家」
幼少期、オオカミの成れの果てみたいな犬にくしゃみでトランプで作ったタワーを吹っ飛ばされて泣いた記憶があります。
あの犬の肺活量が21,445㏄じゃなくてよかった。
今日の昼ごはんは
昨日の残りの豚しゃぶを人小屋で食べます。
↑
オオカミの成れの果てみたいな犬の足の匂いの話。
【参考資料】
◽︎ダ・ヴィンチweb
『三びきの子ブタ』あらすじ紹介。実は残酷!? 次々と食べられる登場人物。最後に生き残ったのは…
◽︎LIFULL HOME's Times
【ストローベイル・ハウス①】三匹の子ブタもびっくり!現代の「藁(わら)の家」
◽︎イエウール
台風で家が壊れる確率は?強風で家が壊れそうなとき事前に備えておく対策を解説!
◽︎真・役に立たない駄話
ワラ、木、レンガの家はどれくらいの風で飛ぶのか?
◽︎空想科学研究所
『三びきのこぶた』木の家を吹き飛ばしたオオカミの肺活量を計算する!
◽︎気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kazehyo.pdf
◽︎NOVEL DAYS
いいなと思ったら応援しよう!
よもぎちゃーん!
はーい!
何が好き?
ポテトチップスよりも
お・ぬ・し