読をもって毒を制す
「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」
というとんでもない暴言がありますが、
今朝手が滑って未開封の豆腐が重力に従って地面と遭遇する事故が起きたんですね。
開けてみたら綺麗に“角”がなくなっておりました。
頭をぶつけて死ねない豆腐の完成です。
よって、今の私に
「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」
と言っても“糠に釘です。
最近、娘が“ことわざ”にハマっていて
突然世界を変える一大事みたいな勢いで自作のことわざを発表したので紹介します。
【読をもって毒を制す】
毒が何を言おうとも、
本を読んでいれば気にならないさま。
本の世界に逃亡することで身を守ること。
本家はこちらです。
【毒をもって毒を制す】
悪を除くのに、他の悪を利用することのたとえ。
「ポケモンだとさァ?どくタイプにどくタイプの攻撃はあんまり効果ないじゃん。だから毒をもって毒を制すじゃなくて読をもって毒を制すの方が良くない?」
来るもの拒まず、去るもの追わずの具現のような娘。
基本的に誰とでも仲良くできるというコミュ力おばけの彼女が唯一、
「名前すら言いたくない」
とヴォルデモート扱いしているのが去年同じクラスだったMちゃん。
↑
この指示に登場する、
令和版“学校のトイレうんこ禁止令”を発令した子です。
【娘がMちゃんをヴォルデモート扱いしている理由】
1.学校のトイレうんこ禁止令発令したから
2.筆箱を亡き者にされたから
3.持ち物を平然と盗むから
4.階段から突き落とすから
1.学校のトイレうんこ禁止令発令したから
この迷惑発言のせいで大好きなクラスメイトのモモちゃんが大変なことになったので許せないそうです。
2.筆箱に落書き+破壊
娘「うんちして戻ってきたら筆箱落書きされてた。これじゃあおちおちトイレにも行けない。行くけど。」
うんち>>>>>>>>>>>>落書きされる
何事も大便にはかえられぬ。
私「何この一面の“桃”!」
娘「桃?!ハートだよ!」
薄紫色の筆箱全面に油性マジックで桃ハートが描かれていました。
で、これを私が除光液で消したせいで
筆箱が“とんでもない臭気を放つ物体”と化したのですが、
隣の席の男の子が
「いい匂い」などと無限に嗅いでいたらしく
事件の香りしかしないので反省しました。
彼の中の犯罪の芽を発芽させてしまったかもしれません。
最終的に筆箱はMちゃんにより天に召されました。
亡骸状態で3ヶ月働かせました。
なお、
Mちゃん「M、3年生になったら●ちゃん(娘)と同じ筆箱にするからねッ!」
と謎宣言をしてきたそうです。
娘のとんでも発言の前にまず、
Mちゃんのこれまでの“いつの時代ですか”発言をご覧ください。
「女の子はピンクか水色じゃなきゃいけないんだよォ」
「(ピンク好きな男の子に対して)男の“くせに”ピンク好きなの?変なの〜」
「女の子はスカートしか履いちゃだめなんだよォ」
「黒は悪魔の色だよォ」
これを元に娘が選んだ筆箱は
“黒”。
するとクラスで大人気に。
というのも担任の先生が
「おっ、●さん(娘)筆箱変えたんだ!いいじゃ〜ん!」
と褒めてくれたことが発端となり、
「あ!俺のと一緒だー!今日からおそろいだね!」
「黒きれいだね、私も今の筆箱壊れたら真似してもいい?」
とクラスメイトたちが声をかけてくれたそう。
さて、現在隣のクラスのMちゃん。
黒い筆箱を見て何と言ったのでしょう。
「…」
黙って黒い筆箱を見つめていたらしいです。
「3年生になったら私と同じ筆箱にするんだよね?来年が楽しみだねェ…」
いつの間にか煽りスキルを身につけていた娘。
怖過ぎて敵に回したくないと切に思いました。
3.持ち物を平然と盗むから
「●ちゃん(娘)のものはMのものだも〜んッ」」
の発言と共に強奪されし“黒”と“黄色”の色鉛筆。
私「Mちゃんって虎が好きなの?」
娘「うさぎが好きらしいよ。」
私「じゃあ阪神ファン?」
娘「はんしん…?」
恐るべし、令和のジャイアン。
4.階段から突き落とすから
「これで怪我してバレエ踊れなくなったら一生恨むから。うんち出なくなって一生苦しむ呪いかけるから。」
呪いの内容がうんち。
階段から云々より私は娘がMちゃんを呪おうとしていることと、うんちが気になる。
またも前置きが長過ぎて
空がイマジナリー夕焼けに染め上げられているのですが
ここからが本題です。
読をもって毒を制す
“Book or Death”
“No Book,No Life”
くらいのノリで日々本を欲している娘は
Mちゃんが近くに来て何か騒いでいる時は
ひたすらに本の世界に逃避しているそうです。
…なんならそれ以外も本読んでいるのだからMちゃんはただの口実に過ぎないのでは?
と言うとブチギレてくるので黙っておきます。
だから、
読をもって毒を制す。
いいんじゃないでしょうか。
私も娘を見習って
「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」
のポップな言い換えを考案しました。
“マシュマロで窒息しろ”
【マシュマロで窒息しろ】
暴言をややソフトに、可愛らしくしたい時に用いる。
「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」へのオマージュことわざ。
本家とは裏腹に、ストレートに
“荼毘に付されてくれ”を意味する。
マシュマロに顔をうずめ、息ができない様子を表す。
〈言い換え〉
ギモーヴで気道閉塞
本家はこちら。
【豆腐の角に頭をぶつけて死ね】
「死ね」という罵倒表現を冗談めかして滑稽に述べる言い方。
落語に由来。
冗談を冗談と受け止められないようなつまらない人間を揶揄する(明白な冗談であるが真に受けてしまえという意味を込めた)言い回し。
私「どう?“マシュマロで窒息しろ”どう?」
娘「お母さん、食べ物は粗末にしちゃいけないんだよ。迷惑YouTuberみたいなことやめてよね。」
“マシュマロで窒息しろ”は却下されました。
同様に、
「“豆腐の角に頭をぶつけて死ね”の豆腐はちゃんと食べてもらえたのかな?」
と豆腐のその後の心配をしている娘でした。
きっと、その凶器の豆腐はスタッフが美味しくいただいているはずです。
証拠隠滅。
なお、我が家の
頭をぶつけて死ねない豆腐は今朝、小松菜と共に味噌汁になりました。
めでたし、めでたし。
【参考資料】
◽︎レファレンス協同データベース
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