暑い夏の日に、草がそっと寄り添う時間を
── 熱中症が心配な日に、よもぎの恵みを暮らしに
灼けるような夏の日に
昨日も、今日も。
日差しがまるで火のようで、何もしていないのに身体がだるい。
そんな日が続いています。
熱中症という言葉が当たり前になるようなこの時期。
身体の熱を逃がせず、心もなんとなく落ち着かない。
クーラーの冷気にも疲れがたまり、知らず知らずにバテてしまう。
そんなとき、
草の力が、そっと寄り添ってくれることがあります。

よもぎを、夏の味方に。
「よもぎ」と聞くと、春や温活のイメージを持たれる方も多いかもしれません。
けれど実は、夏にも役立つ、ありがたい草なのです。
よもぎには、身体をめぐらせ、余分な熱や湿気を抜いてくれるちからがあるとされています。
古くから「冷房病」や「むくみ」「倦怠感」への対処にも使われてきました。
たとえば──

🍵 冷やしよもぎ茶で、内側からすっきり
乾燥よもぎを弱火で煮出し、常温まで冷ましたあと冷蔵庫へ。
苦みが気になる方は、はと麦やレモングラスを少しブレンドしてもおすすめです。
ノンカフェインで胃にもやさしく、ほんのりとした苦みが、暑さで疲れた身体を目覚めさせてくれるようです。
夜に飲めば、熱のこもりやすい身体を整えて、眠りやすくなることも。

🛁 よもぎ湯で、身体と心をゆるめる夏の整え方
「暑い日にお風呂なんて…」と思われるかもしれません。
けれど、シャワーだけでは汗腺が十分に開かず、身体の熱がこもったままになってしまうこともあります。
そんな時こそ、ぬるめのお湯でのよもぎ湯が、やさしく身体を整えてくれます。
汗をかいて巡りを良くしたいときは、38〜40℃程度の半身浴や足湯がおすすめです。
煮出したよもぎの葉を加えたお湯に、10分ほどゆっくり浸かれば、ほのかな香りとともに、体内のこわばりがほぐれていきます。
一方で、火照った身体をクールダウンしたいときや、眠りに向けて落ち着きたい夜には、
よもぎを煮出して冷ました「常温〜35℃程度のぬる湯」を。
洗面器に入れて足湯にしたり、タオルに含ませて清拭したり──
冷たすぎない水温と草の香りが、皮膚と心にひんやりとした安心感を届けてくれます。

🌿 よもぎスプレーで、香りと浄化を
乾燥よもぎから作ったチンキ(アルコール抽出)や、よもぎ水を使ってルームスプレーやボディミストを作ることもできます。
クーラーの効いた部屋で、空間のリフレッシュに。
汗をかいたあと、首元や手首にシュッとひと吹き。
寝る前の枕まわりに香らせて、クールダウンにも。
暑さと湿気で重くなった空気が、ふわりと軽く感じられるようになります。

夏にも、草の時間を。
草の香りは、急かされる毎日の中で、「深呼吸するような時間」を思い出させてくれます。
暑さをしのぐために冷たい飲み物やエアコンに頼るのも大切ですが、そこにひとつ、草のちからを添えてみる。
きっと、身体も心も、少しだけほぐれて、すこやかな夏に近づいていくはずです。

郡上の山あいで、在来のよもぎを無農薬で育てています。
草の力が、そっと寄り添うような製品を、これからも丁寧に作っていきます。
このnoteが、どこかの誰かにとって、草と自分をつなぎ直すようなやさしい時間になれたら嬉しいです。
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