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初めての夏祭り 〜メイン会場は図書館〜

幼稚園が夏休みに入ってすぐの週末。
3歳の息子に甚平を着せて、家族で夏祭りへ。
にぎやかな神社、櫓の音、お友だちとの再会――
だけど、いちばん笑っていたのは、まさかの「図書館」でした。


神社の盆踊りへ、いざ出陣

幼稚園が夏休みに入ったばかりの週末、
3歳の息子に甚平を着せて、家族で近所の神社の盆踊りへ出かけました。

途中、仕事終わりの夫と合流して、久しぶりに家族そろってのお出かけ。
「お祭り行こうか。楽しみだねえ」なんて話して、
本人もノリノリ。
実は生まれて初めてのお祭り参加だったのです。
子どもの満面の笑みを見られるかな、と思っていたのですが……。


盆踊り会場で固まる3歳児

提灯が揺れ、太鼓の音が響き、人もどんどん増えてきて――
そんなお祭りムードに、息子は完全に圧倒されていました。

お友だちの姿を見つけても、もじもじして近寄れず、
櫓には「こわい……」と後ずさり。
手を引いて近づこうとしても、ぴたっと足が止まる。夫のズボンに隠れて動かない。

あのノリノリはどこへ!?


スーパーボールすくい、まさかの無言

唯一ちょっと前のめりだったのが、スーパーボールすくい。
「やる!」とは言ったものの、
いざ始まったら、無言で淡々とすくい、淡々とおまけをもらって終了。
感想は……なし!

その後のかき氷は、シロップの溶けた水をちゅーちゅー飲んで満足そう。
でも踊りの輪にはもちろん入れず、
ついには「暑い。帰りたい」モードに突入しました。
そっかぁ……。


逃げ込んだ図書館が本日のメイン会場

神社のすぐ隣にある図書館に避難すると、
ひんやりとした空気に、息子の表情がみるみる回復。

「これよんで!」とお気に入りの絵本を持ってきて、夫の膝にちょこんと座り、にこにこ。
さっきまでのぐずりはどこへやら、
気づけば、一番楽しそうな時間は図書館での読み聞かせでした。


夏の思い出は、ちょっとズレてて愛しい

家に帰ってから、スーパーボールは毎晩お風呂に持ち込まれ、
ちゃぷんちゃぷんと楽しそうに遊ばれています。
あの時は黙っていたけど、ちゃんと「楽しい」を持ち帰っていたんだなあ。

親が想像する「楽しい」は、
子どもの「たのしかった」とは、ちょっとズレてることもある。

でもそのズレごと、愛しい夏の思い出になりました。



来年の夏は、もう少し踊れるかな。
いや、その前に「楽しかった?」のひと言を引き出すところから、かもしれません。


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