投資の損益がマイナス…これって失敗?投資初心者が知るべき冷静な判断基準
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投資を始めたばかりの人にとって、一番ショックなのが含み損。
「せっかくNISAで投資を始めたのに、マイナスになってしまった…」
「このまま持ち続けて大丈夫なの?」
「失敗だったのかな…」
こういった不安を抱えている人も多いはず。
でも、ちょっと待ってください!
損益がマイナスということは、あくまで「含み損」の状態です。
つまり、これは確定した損失ではありません。
売却しない限り、実際にお金が減るわけではないのです。
では、なぜ初心者は含み損に一喜一憂してしまうのか?
そして、どうやって冷静に判断すればいいのか?
この記事では、初心者が投資の「マイナス」に対して
冷静に向き合えるよう、解説していきます!

1. 含み損に動揺する理由
初心者が含み損に過剰に反応してしまう理由には、
大きく分けて3つあると考えています。
① 個別株の値動きに振り回されている
初心者がありがちなのが、「なんとなく良さそうな個別株」を買ってしまうこと。SNSやYouTubeで紹介されていた銘柄をよく調べずに買い、気づいたらマイナスに…。
しかし、個別株は短期的な要因で値動きが激しくなります。株価が下がる理由を説明できないまま、ただ不安になるだけでは意味がありません。
たとえば、「決算が悪かった」「業界全体の景気が悪化している」「短期的な利益確定売りが出た」など、さまざまな要因があります。
個別株を買うなら、「なぜその株を買ったのか?」という投資の根拠をしっかり持つことが重要です。また、一時的な値下がりなのか、それとも長期的に問題があるのかを判断できるようになるために、企業分析や決算のチェックは必須です。
② インデックスファンドなのに短期の値動きに反応してしまう
「インデックス投資は長期投資が基本」とよく言われますが、
それでも短期の値動きに一喜一憂してしまう人がいます。
かつての私もそうでした!
結論から言うと、優良なインデックスファンドなら
短期の値動きを気にするのは時間の無駄です。
たとえば、S&P500や全世界株式(オルカン)といった指数に連動するインデックスファンドは、長期的には成長を続けてきました。
「でも、今マイナスになっているんだけど…」
はい、それは「たまたま今、相場が下がっているだけ」です。
歴史的に見ても、S&P500や全世界株式は何度も暴落を経験しています。
しかし、長期的に見れば右肩上がりで成長しています。
短期の下げに惑わされるのではなく、10年後、20年後を見据えた投資をすることが大切ですね。
③ 投資の本質を理解していない
初心者が「損したくない」と思うのは当然です。
でも、投資とは「価格変動のある資産を持つこと」です。
銀行預金のように、常に元本保証されているわけではありません。
しかし、そのリスクを取るからこそ、将来的なリターンが得られるのです。
たとえば、以下のようなことを考えたことはありますか?
なぜ株式は長期で成長するのか?
なぜインデックスファンドは有効なのか?
リスクとリターンの関係とは?
このような基本的な考え方を理解していないと、短期の値動きに振り回され、損切りしてしまうことになります。
本質を理解するためには、やはり名著を1冊でも読むことが重要です。
こちらの記事でも紹介していますが、ぜひこれだ!と思った本は必ず読んでおくことをおすすめします。
以下、紹介する3冊の本は、どれも初心者にも読みやすい形式で書かれており、特におすすめします!
2. 含み損を冷静に判断するための基準
では、初心者が含み損を見ても冷静にいられるようにするには、
どうすればいいのでしょうか?
① まずは、投資目的を明確にする
NISAでの投資は、基本的に長期投資を前提としています。
短期の利益を狙うものではありません。
自分が何のために投資をしているのかを改めて確認しましょう。
老後資金を作るため → 20年以上の長期投資
将来の住宅購入のため → 10~15年の中期投資
旅行や趣味のため → 5~10年の投資
このように投資の目的が明確になれば、
短期の値動きに惑わされることは減るはずです。
② 価格変動の要因を理解する
含み損を見て焦ってしまうのは、
「なぜ値下がりしたのか」が分からないからではないですか?
私も当初はよくわからないまま、一喜一憂していました……。
インデックスファンドであれば、市場全体が下がっているのか、
特定のセクターが影響を受けているのかを確認することが大切です。
たとえば、
金利上昇時にハイテク株が売られやすい
景気後退懸念でS&P500全体が下がる
為替の影響で円建て資産の価値が変動する
こうした市場の動きを把握すると、単なる短期的な変動なのか、
それとも長期的なリスクなのかが見えてきます。
直近ですと、トランプ政権の経済政策をめぐる不透明感や景気後退懸念の浮上により、米国株ががくっと下がった場面がありましたが、あれはいわゆる調整局面というもので、下落相場とまではいきません。
こういった世界のニュースや米国の動向を追うことで、価格が下がったときの要因を探ることができます。
📒 Tips
📉調整局面:直近1年間(52週)の高値から下落率が10%を超えた状態
📉下落相場:直近1年間(52週)の高値から下落率が20%を超えた状態
📉株価暴落:株式市場が1営業日中に少なくとも10%下落すること
③ 投資金額とリスク許容度を見直す
含み損に過敏に反応してしまうのは、「思った以上にリスクを取っている」ことが原因かもしれません。資産運用では、自分のリスク許容度を超えた投資をすると、含み損が出たときに冷静でいられなくなります。
生活資金まで投資していないか?
暴落時にパニック売りしたくなるほどの金額を入れていないか?
長期投資が前提なのに、短期的なリターンを期待していないか?
このような点を見直し、もし投資額が自分にとって大きすぎると感じたら、積立額を調整したり、資産の一部を現金に戻すのも一つの手です。
リスク許容度は人それぞれ異なるもので、これが正解というものはありません。そのため、自分自身で見極める必要があるのですが、そのためには家計状況の把握や保有資産が抱えるリスクを知る必要があります。
当たり前のようなことかもしれませんが、意外とちゃんとできてる初心者の方は少ないように感じます。私の周りだけかもしれませんが(笑)
まとめ
✅ 含み損はあくまで「確定前の損失」。売却しない限り実際に損はしていない。
✅ 価格変動の要因を理解できるよう、経済ニュースなどをチェックする。
✅ インデックスファンドなら、短期の下落は気にせず、長期視点を持つべき。
✅ 含み損に動揺しないためには、投資目的を明確にし、投資の本質を理解することが大切。
✅ 家計状況の把握や保有資産のリスクを理解したうえで、投資金額とリスク許容度を見直す。
長期で資産形成するなら、短期の値動きは気にしすぎないことが重要です。冷静に、賢く投資を続けていきましょう!
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