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● クロスカントリー:ソアリング1

皆様、お疲れ様です。
パラグライダーが趣味のよねけんです。
これからクロスカントリーフライトについて自分の考えを書いていきます。
今回はソアリング1の「高く更に高く」です。有料記事です。


題名がクロスカントリーから始まっている記事は自分と同じレベルのパラフライヤーを対象としており、マニアックでガチな内容です。
ご承知おきください。



なぜ高度が必要か

 「なんか当たり前の話してない?」と思われた方。はい、そうです。パラグライダーを含む動力の無い滑空機は、高度(位置エネルギー)が前に進み遠くに飛ぶためのエネルギーになります。高い位置にいれば、それだけ遠くに行けます。
 しかし、それだけではありません。クロスカントリーフライトの場合、一回のグライドで目標に到達することは、まずありません。パイロットはあらかじめソアリングをして高度を取り戻すポイント(地点やエリア)を考えてコースを決めて飛んでいます。そのポイントに到達した時の高度が重要になります。

 簡単な計算をしてみましょう。獅子吼高原から瀬女高原までのフライトで最初の難関は手取川第三ダム越えです。奥獅子吼からダムの向こう側まで約5kmの距離があります。その日の最大獲得高度が1,300mで、追い風を考慮して対地滑空比が10だとします。実際に1,300mまで上げきり5km先に飛んだときの高度は (1,300m-5,000m÷10=) 800mでの到達となります。しかし、1,300mまで上げきらず1,200mで諦めて出たとするとダム越え後の高度は100m低い700mとなります。

実際のフライトの軌跡
行った先で高度がない ≒ サーマル探索の時間とエリアの減少となる

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