シンプルで奥の深いゲームのつくりかた:『ナナ』を分析する
「シンプルで奥の深いゲーム」という売り文句をよくみる。
だが、実はそんなゲームはあんまりない。
シンプルなだけで底が浅かったり、奥が深いっていうより推論できないだけだったり、まあ、看板倒れも多いのだ。
フランス年間ゲーム大賞アスドールを受賞した『TORIO』(日本語版は『ナナ』)は、真に「シンプルで奥の深いゲーム」だ。
ゲームメカニクスが美しい。
ゲームデザインは宮野華也さん。
プレイヤーの「意味ある選択」と勝利条件と情報のレイヤーが美しく絡み合って、ゲームのうねりを生み出している。その絡み合い方がとてもエレガントなので、シンプルで奥の深いゲームになっている。
「シンプルで奥の深いゲーム」を作りたいのなら、『ナナ』のようなゲームメカニクスを分析、研究するのがいいだろう。
ということで、
「シンプルで奥の深いゲーム」を作るために、『ナナ』を分析してみた。

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