6年前、初めて小学校を送り出したあの子達はどんな人生を送っているのだろう
今日は高校の職員として迎える初めての卒業式。
東京・お台場にある日本科学未来館へ行ってきました。

3年生と私が直接関わったのはこの1年だけ。
コーチ(担任)として担当している生徒もいないのだけれど、ちょっとした特別な思いをもっている学年でもありました。
それは、小学校の教員として初めて6年生を送り出した当時の子たちが、ちょうど今日卒業した生徒と同じ学年だったから。
式が終わり、生徒たちが友達と写真を撮ったり、講師たちと最後の会話を楽しむ姿を見ていたら、ふと6年前の記憶がよみがえってきました。
6年前のあの日を振り返る
「卒業おめでとう!」
晴れやかな顔、中学校生活に向けて少し不安そうな顔、別れを惜しんで涙を流す顔。
6年前のあの日、彼らはそれぞれの想いを胸に中学校へ旅立っていきました。
2年目で6年生を担任させてもらったということもあり、自分の力不足が原因でたくさん迷惑をかけた学年でもありました。
良くも悪くも、担任として関われるのは1年間だけ。
その1年間の中で、少しでも何かを感じてくれていたら嬉しいし、いい思い出として残ってくれていることを願っていました。
「この子たちはどんな大人になっていくんだろう?」
そう思いながら、一人ひとりの背中を見送ったのを覚えています。
あれから6年
彼らはどんな道を歩んできたんだろう。
高校生活を思いっきり楽しんだ子もいれば、進路に悩んだ子もいるだろう。
すでに社会に出て働いている子もいるかもしれない。
今の自分は、当時とは違う立場で高校生たちと関わっています。
コーチとして担当している生徒はいないけれど、今日の卒業生たちの姿に、あの頃の教え子たちが重なって見えました。
卒業生一人ひとりのスピーチでは、「もっと早くからたくさん行動しておけばよかった…」という後悔の声も聞こえてきたけど、それ以上に「〇〇をきっかけに変われた」「ゼロ高に来てよかった!」と自分の3年間での変化をポジティブに語ってくれる声が多く、職員として嬉しく思っていました。
もしかしたら、あの6年生たちも同じように、様々な想いを抱きながら卒業を迎えているのかもしれない。
目の前の高校生たちを見ながら、そんなことを考えていました。
送り出した子どもたちへの想い
今、彼らがどこで何をしているのかはわかりません。
けれど、それぞれの場所で、それぞれの人生を歩んでいるはず。
一生懸命夢を追いかけている子もいれば、環境に戸惑い、もがきながらも前に進んでいる子もいるでしょう。
進学する子、就職する子、自分の道を模索している子。何を選んだとしても、彼らが「これでよかった」と思える未来が待っていてほしい。
もう直接関わることはなくても、彼らの成長を感じられる瞬間があることが、教師としての幸せなのかもしれません。
おわりに
高校の卒業式が、6年前の教え子たちを思い出すきっかけになりました。
今の自分は、小学校の先生ではなくなったけれど、それでも変わらず教育の場にいて、子どもたちの成長を見届けています。
そしてこれからもまた、新しい生徒たちを送り出す日がきます。
「楽しい思い出として一生記憶に残っていてほしい」という私のエゴと、「一緒に過ごした日々を忘れてしまうくらい、今が楽しいと思える人生でいてほしい」という思いが行ったり来たりを繰り返しています。
そんなことを考えながら、目の前の生徒たちも、6年前のあの子たちも、それぞれの未来を応援していきたいと思いました。
卒業生のみんな、そして6年前に小学校で卒業を見送ったみんな。
本当に卒業おめでとう。
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