スピ難民向け 願望実現の落とし穴
今日は主にスピ難民の方に、「カメラが欲しい」という願いを例に、願望実現の落とし穴について説明していきます。
昨今は、スピリチュアルに抵抗がない人が増えてきていますが、それと同時に、スピリチュアルな情報が氾濫してもいます。情報過多になったり、現実的な視点とのバランスを見失ったり、知識の整理ができなかったりする人も多いように思います。
ぜひ、立ち止まってご自身のことと関連づけながら本記事をお読みいただければと思います。
皆さんは、「カメラが欲しい」と思ったことはありませんか。
例えば、星空や美しい景色を見て、「この景色をもっときれいに残したい」と思い、高性能なカメラが欲しくなったとします。
では、ここで一つ考えてみてください。
なぜ、カメラが欲しいのでしょうか。
おそらく、「スマホのカメラでは画質が物足りないから、高性能なカメラで星空や景色を撮りたい」という理由が出てくると思います。
でも、もう一歩だけ深掘りしてみます。
なぜ、高性能なカメラで撮りたいのでしょうか。
すると、「肉眼で見たときの感動を、できるだけそのまま写真に残したい」「いつでも見返して、あのときの感動をもう一度味わいたい」という、本当の目的が見えてきます。
つまり、本当に欲しかったのはカメラそのものではなく、
「いつでも、美しい星空を見返して感動を味わえる状態」
だったわけです。
この違いは、とても大きいんです。
ここから、「カメラが欲しい」と思う場合と、「星空を高画質で残して、いつでも感動を味わいたい」と意図する場合の違いについてお話しします。
まず、「カメラが欲しい」と思った場合です。
僕自身もそうなのですが、まず頭に浮かぶのは「カメラを買うにはお金が必要だ」ということです。
例えば10万円のカメラなら、「10万円用意しなきゃいけない」と考えます。
そうすると、「アルバイトをしようかな」「親にお願いしようかな」と、お金を準備することばかり考え始めます。
でも、僕の場合は、「お金を用意するのは大変だな」と思ったり、「親にお願いするのは気が引けるな」と思ったりして、結局なかなか行動に移せないことが多いんです。
一方で、「星空を高画質で撮影して、肉眼で見たときに近い感動を、いつでも味わいたい」と考えたらどうでしょうか。
ここから先は少しスピリチュアルな話になりますが、願望実現や引き寄せの考え方では、本当に望んでいることを明確にすると、その願いは思いもよらない形で叶うことがあると言われています。
では、その「思いもよらない形」とは、どんなものなのでしょうか。
例えば、友人や知り合いから「中古だけど使っていないカメラがあるから譲るよ」と言われるかもしれません。
あるいは、より現実的に自分が持っている予算でも買える、性能の良いカメラが見つかるかもしれません。
もっと意外な例で言えば、カメラのことを目的にしたわけではないのに、スマートフォンを買い替えたら、最新のスマホのカメラ性能がとても高くて、「これなら十分きれいに星空が撮れる」と気づくこともあるでしょう。
つまり、「カメラを手に入れること」ではなく、「星空をきれいに残し、いつでも感動を味わいたい」という本当の目的に意識を向けると、その目的を叶える方法は一つではなくなるんです。
これが、「手段」と「目的」の違いです。
僕たちはつい、「カメラが欲しい」と思うと、「カメラを買わなければならない」「そのためにはお金を用意しなければならない」と、一つのルートしか見えなくなってしまいます。
でも、本当に望んでいることを深掘りすると、その願いはもっと自由な形で叶う可能性があります。
僕自身、こういうことは実際に何度も経験しています。
だからこそ、願いがあるときは、「何が欲しいか」だけではなく、「どうしてそれが欲しいのか」を考えてみてほしいんです。
カメラが欲しいのではなく、星空をいつでも眺められる状態になりたい。
さらに言えば、その星空を見て心が震えるような感動を味わいたい。
本当に叶えたいのは、その感動のほうなんですよね。
そう考えると、旅行先で今まで見たことのない美しい星空に出会うかもしれません。
あるいは、自然の多い場所へ引っ越すことになり、毎日のように満天の星空を眺められる生活になるかもしれません。
方法は分からなくても、「感動を味わう」という目的は、想像もしなかった形で実現する可能性があるんです。
ただし、ここで一つだけ注意してほしいことがあります。
ただし、ここで一つだけ注意してほしいことがあります。
「思いもよらない形で願いが叶うかもしれない」と聞くと、「いつ叶うんだろう」「まだかな」「何かサインがあるのかな」と、つい期待して待ってしまう人がいます。
でも、その状態になってしまうと、かえって願いに執着してしまうんです。
例えば、「どんな方法でカメラが手に入るんだろう」「写真集をもらえるのかな」「誰かが譲ってくれるのかな」と、毎日そのことばかり考えていたらどうでしょう。
それはもう、願いを叶えることではなく、「叶い方」を気にすることが目的になってしまっています。
しかも、それは時間がもったいないと思うんです。
もし、「早くカメラが欲しい」と強く思うなら、アルバイトをしてお金を貯めるのも一つの方法ですし、友達に「中古のカメラを譲ってくれる人はいない?」と聞いてみるのもいいでしょう。
あるいは、スマートフォンを買い替える予定があるなら、カメラ性能の高い機種を選ぶという方法もあります。
自分で行動できることがあるなら、それをやればいいんです。
僕が伝えたいのは、「奇想天外な方法で叶うのを待ちましょう」ということではありません。
願いが叶うことが目的なのであって、「スピリチュアルな体験をすること」が目的ではないからです。
もちろん、「こんな形で叶うなんて面白い」と感じることはあるかもしれません。
僕自身も、そういう体験には少しワクワクします。
でも、一番大切なのは、願いそのものが叶うことですよね。
だから、どうしても忘れられない願いなら、自分で最短の方法を選んで叶えにいけばいい。
逆に、執着せずにいられる願いなら、目的だけを明確にして、あとは流れに任せてみるのもいいと思います。
そして、この話に関連して、もう一つ大切だと思っていることがあります。
それは、「決める」ということです。
例えば、「このカメラが絶対に欲しい」と本気で決めたとします。
そうしたら、「親にお願いするのは気が引けるな」とか、「お金を頼むのは申し訳ないな」といった迷いよりも、「どうしても欲しい」という気持ちのほうが強くなるはずです。
「これからアルバイトをするから、まずは5万円だけ貸してください。」
そんなふうに、本気でお願いする行動につながるかもしれません。
つまり、「絶対に叶える」と決めた人は、自然と叶えるための行動を始めるんです。
最後に、僕が一番伝えたいことをまとめます。
願いがあるとき、多くの人は手段ばかりを見てしまいます。
「お金がないから無理だ。」
「まずお金を用意しなきゃ。」
そう考えてしまいがちです。
でも、本当に大切なのは、「何が欲しいか」ではなく、「なぜ、それが欲しいのか」を知ることです。
カメラが欲しいのではなく、星空を見返して感動したい。
ディズニーランドに行きたいのではなく、大切な人と楽しい時間を過ごしたい。
そうやって目的を明確にすると、叶え方は一つではなくなります。
だから、「お金がないから無理」と決めつけるのではなく、「本当に叶えたいことは何だろう」と、一度立ち止まって考えてみてください。
そのほうが、願いはもっと自由な形で実現するかもしれません。
