よりみち日和 第1号
みなさん、はじめまして!あるいはご無沙汰しております!
2026年1月21日、清澄白河にオープンした「よりみちスタンド」。
この記事では、よりみちスタンドの店長 うっちーの経験や思いを、インタビュー形式で、いつもお世話になっている皆さんに発信していきます。
よりみちスタンド誕生秘話
――まずは、よりみちスタンド清澄白河店のオープンおめでとうございます!「清澄白河店」と店舗名が付くということは、実は初めての店舗ではない、というところからぜひ詳しく教えてください。
うっちー店長:
そうなんです。実は、最初の店舗は千葉県東金市の駅前で1年間営業していました。きっかけということでいうと、私は「この人は」と思った人からの誘いは断らない、というルールを自分に課しているんです。大切な友人がたくさんできた「早稲田大学ビジネススクール(以下、WBS)」に入学したきっかけもそうでした。以前からマーケター同士で、お互いを高め合える関係性だった友人に誘われたことが大きかったです。常にセレンディピティ(思いがけない発見や偶然の出会い)を求めていて、人生をドラマチックにしたいという気持ちがあるんです。
――よりみちスタンドを始めたきっかけも、誘われて、ということでしょうか。
うっちー店長:
はい、WBSで出会った “すごく大好きな3人”が「一緒にやろう」と言ってくれたことが本当に嬉しくて。3人で千葉県東金市を舞台にしたワークショップやイベントを重ねるうちに、「これは卒業してからも続くプロジェクトになるかもしれない」とワクワクしていました。

――二拠点生活への憧れもあったとか。
うっちー店長:
「二拠点」という数字よりも、自分の居場所を複数持って、そのエリアを活性化させたいという思いがずっとありました。地方創生にも興味があって、「人の人生が変わるようなこと」に関わりたいと本気で考えていました。
――東金店のコンセプトはうっちー店長が提案していたそうですね。どのように生まれたのでしょう。
うっちー店長:
東金にまだないもの、人が集まる場所、秘密基地みたいな空気感。そんなキーワードを大事にして、小さな一帯でも盛り上がるような場所を目指しました。
――実際にお店を運営してみて、印象的だったことは。
うっちー店長:
常連さんがたくさんできて、名前を覚えたり、あだ名で呼び合ったりするような関係になれたのが嬉しかったです。最終日にも来てくれる人がいて、本当に“宝物みたいな経験”でした。
――地元の方々との関係も深かったそうですね。
うっちー店長:
ほるもんセンターさんをはじめ、地元のお店とすごく良い関係を築けました。お祭りへの出展、開店祝いの花、毎週の来店、最終日のお手紙まで…“しっとりした楽しい関係”“密な関係”ができたことが本当に嬉しかったです。
――メニュー開発ではどんな発見がありましたか。
うっちー店長:
はじめはレモネードなどのフレッシュジュース系が人気になると思っていたんですが、圧倒的にミルクシェイクが人気でした。冬メニューとしては提供しない予定だったのに「続けてほしい」という声が多くて。市場の反応、お客様の生の声を聞きながら調整できたのは、マーケターとしてとても良い経験でした。
ブランディングへのこだわり
――東金店を通して、ブランディングに対して強いこだわりがあることを自覚したと聞きました。
うっちー店長:
自己中心的なことを言うかもですが、実はこっそり「全部自分で決めたらどうなるんだろう」という気持ちがありました。メニューのトッピング、窓ガラスの文字、花の選び方…細部までこだわりたいタイプなんです。それが、のちに「清澄白河店」に挑戦するきっかけにもなります。お店全体の“パッケージング”が体験になると思っているので。ただ、東金店は4人での合議制を採用していたので、自分の意見が却下されることも当然ありました。
――チームでやるからこその良さもあった?
うっちー店長:
ありましたね。清澄白河店の開店経験を通して、一人で決めるより集合知の方が優秀だと改めて実感しています。例えば、東金店で気に入っていた丸いプラカップを清澄白河店では変更しようか迷っていた時、周りのみんなが「あれがかわいい」「よりみちっぽい」と言ってくれました。カップ、名前、ロゴ、ピンク色の飲み物…全部がよりみちスタンドのブランドアイデンティティになっていった。まさに“みんなの集合知の傑作”です。

――「よりみちスタンド」という名前についてはどう感じていますか。
うっちー店長:
東金店を立ち上げた時のリーダーが考えてくれた名前なんですが、すごく愛着があります。私がコンセプトを伝えた上で生まれた名前なので、“自分たちの産物の一つ”という感覚があるんです。コンセプトが正確に伝わったことが嬉しかったですね。
――4人でやったからこその強さはありましたか。
うっちー店長:
私以外の3人が私の提案したコンセプトを潰さずに、むしろプラスやブーストできるように育ててくれた。これはこの4人だからできたことだと思っています。
次なる挑戦、清澄白河店
――続いて、都内に出店することになった経緯を教えてください。
うっちー店長:
東金店は1年間という期間限定を宣言していたのですが、前職の先輩から「都内に持ってきたらいい」と言われたのがきっかけです。その言葉に背中を押されました。東金店が終わるタイミングで寂しさもあって、「みんなで作ったものをこれで終わりにしたくない」という気持ちが強かったです。
――次のお店ではどんな挑戦をしたいと考えていますか。
うっちー店長:
自分一人、あるいは自分が最終意思決定者としてブランドを作り上げてみたい。「全部私がやったらどうなるんだろう」ということに強い興味があります。物理的な店舗もですが、それを含めた体験、“イメージ”を届け続けることに関心があります。
――東金店の経験はどのように活きていますか。
うっちー店長:
東金店で出していたドリンクは持っていきたいし、その場所に合わせて進化させたい。東金店がなかったら、清澄白河店はやっていないと断言できます。
――東金店での手応えが清澄白河店の後押しになった?
うっちー店長:
そうですね。東金は比較的田舎で、車社会なこともあり、正直、駅前にもかかわらずあまり人がいませんでした(笑)。ただ、人が少ないエリアでも定期的に来てくれるお客さんがいたし、インスタを見たことで気になって、わざわざ遠方から来てくれる人もいた。もっと人のいる場所なら、さらに可能性があると感じました。
――東金店を1年で区切ったことについてはどう感じていますか。
うっちー店長:
1年と決めていたのは良かったです。物理的な距離による体力的負担や交通費の問題もありました。でも、WBSが終わっても続いた楽しい時間でしたし、投資金額に対して得たものはとても大きかったです。
――うっちー店長、ありがとうございました!これから清澄白河店がどのように成長していくのか、うっちー店長へのインタビューを通して、皆さんに発信していきます。今後をお楽しみに。
2026年1月29日 よりみち日和編集部
