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第31回国家資格キャリアコンサルタント試験:論述問題(キャリ協)>解いてみました!

はじめまして♪ 「よろずチューターひかり」主宰のまりあです

少し前に不意に思い立って「よろずチューターひかり」のXアカウントを立ち上げてから、いつかは書いてみたいと思っていたnote。
一本目の記事になんのテーマを取り上げようか考えていた矢先に「第31回国家資格キャリアコンサルタント試験」が実施されました。
で、あれば、ここはもう自己紹介方々、何パターンかあった方が参考になる論述試験を私なりに紐解いたものをひとつ目の記事として取り上げてしまおう、と思いついてしまいました。

といっても、スタートしたばかりのnoteで誰ともわからない人が解答しても…って思われる方もいるかもしれません。
まして、キャリコンにご興味ない方がこのnoteに辿り着いても、「国キャリ? 論述?? 何それ???」ってなってしまうかも…。

なのでかるーーーく自己紹介を挟みつつ、論述解答にチャレンジしてみますね。
※なお、私自身がキャリ協で受験していますので、今回の解答についてはキャリアコンサルタント協議会のみとします。
※「論述試験」については模範解答が公開されておりません。この記事での解答はあくまでも「よろずチューターひかり」だったらの範疇で、ご参考程度になさってください。


国家資格キャリアコンサルタントと私

「国家資格キャリアコンサルタント」という資格について、私が最初に興味を持ったのは2017年、この資格が国家資格として誕生した翌年のことでした。当時私は15年近く代表を務めていた事務所をクローズして、その後の人生を模索している真っただ中でした。

もともと自分の専門分野を研修コンサルと位置付けている中で、企業や個人のキャリアに関わるさまざまな事柄を紐解く役割を担ってきました。官公庁のお仕事で求職者支援にも関わっていましたので、「キャリアコンサルタントという国家資格ができる!」となったときには興味津々だったんですね。
さっそく説明会にも訪れましたし、かなり前のめりに受験を検討しておりました。

が、同時期にめぐってきた現職(=本業)とのご縁によって、前のめり気味の受験希望にそうっと蓋をすることになりました。
現職についてはこの場で深く語るつもりはありません。さっくりいうとIT通信系です。今でこそ、社を上げて副業OKな流れになっていますが、私が入った当時はばりばりに堅いイメージがあり、加えて私自身が新しい試みを任されて、忙しい中にも充実した日々がスタートしていきました。
忙しなく過ごしていくうちに、「キャリアコンサルタントになりたい!」という思いもいつしか薄れていき…。

それが再燃したのは数年前のこと。会社の組織改編でそれまでメインで担当していた研修関連の業務が減少し、代わりに日々、若手社員を中心にお困りごとのよろず相談窓口のような立ち位置に私の役割が変化していくのを実感していたときでした。

そして、周囲を見渡せば、研修コンサルを名乗っていたころの友人・知人たちの多くがいつの間にか「国家資格キャリアコンサルタント」を取得して、生き生きと活躍している…。

世の中の「副業ウェルカム!」な流れにも背中を押され、また、現職での私の業務にも資格取得がポジティブに働くだろうという判断もあり、養成講座に申し込んで、仲間たちとともに基礎から研鑽を積み、「第28回国家資格キャリアコンサルタント」で初回受験オールA合格を果たした次第です。

「かるーーーく」といいつつ、だいぶ長くなってしまったので、そろそろ本題…「第31回国家資格キャリアコンサルタント 論述試験(キャリ協)」の解答に入りますね!

第31回国家資格キャリアコンサルタント論述試験解答(「よろずチューターひかり」編)

【解答の前に】

著作権がありますので、試験問題は掲載いたしません。「私だったらこう答える」の解答のみを記載します。問題用紙が必要な方は以下の【公式サイト】から第31回の「実技(論述試験)」の問題をダウンロードしてご準備くださいね。

【公式サイト】

【設問1】

結婚準備の中で家族を養う責任を現実的に意識し、「このままで大丈夫だろうか」と将来に不安を感じている。現職にやりがいはあるが、給与水準や昇進時期が不透明で、転職も含めてどうすべきか分からなくなっていること。

【設問1:解説】

ここはいわゆる「主訴」ですよね。相談者の方がどうして来談されたのかを相談者目線で答えます。

【設問2】

結婚を控え不安を感じている相談者の気持ちを受け止めつつ、その不安を「人生の大きな節目」と意味づけることで、仕事と向き合う前向きな機会であることを示唆し、主体的な自己洞察と整理を促す意図。

【設問2:解説】

今回はこの【下線B】の解釈が考えどころでしたよね。私は「相談者の気持ちの受け止め」と「不安の意味付け」、そして「内省の促し」の3点で紐解きました。なので、ラストの「主体的な自己洞察と整理を促す意図」はスペースが足りなければ「内省を促す意図」でまとめてもいいと思います。

【設問3-①】

相談者の問題は、
① 結婚により役割意識が高まる一方、将来の生活設計が描けていない。
② 幼馴染や父親との比較で自己効力感が揺らぎ、不安が強まっている。
③ 現職にやりがいはあるが、負担や昇進の不透明さから将来像が持てず、意思決定が停滞している。
の3点から、転職ではなく将来展望の不明確さと比較による自己評価の揺らぎであると考える。

【設問3-①:解説】

問題用紙に「①問題」とあるので、「相談者の問題は」と冒頭に表記することで、「聞かれたことに対して答えています」をしっかり印象づけています。
「こんなに一杯解答欄に詰め込めない!」という声がどこかから聞こえてくるような気がしましたが、もし、実際に試験会場で解答するとしたら、ここは私も「①」「②」「③」で改行せずに、なるべくちっちゃい字で横に詰め込んでいくと思います。また、「転職ではなく将来展望の不明確さと比較による自己評価の揺らぎ」はぜひとも入れたいのですが、コンパクトに「の3点から、自己評価の揺らぎが生じていること。」等とまとめてしまうかもしれません。

【設問3-②】

相談者の
①「急にこの会社で働き続けて大丈夫だろうかと不安を感じるようになった」「自分も先輩たちのように家を建てたり、子供を育てたりできるのだろうか」
②「自分は高卒とはいえ、彼より4年も長く働いているのに…とショックだった」「父と同じように、きちんと家族を養っていけるのだろうか」
③「休日や時間外でも…精神的にも体力的にも負担感があり、この先もずっとこの生活なのかと思うときがある」
等の発言を根拠として考える。

【設問3-②:解説】

【設問3-②】については【設問3-①】の解答と呼応するよう意識します。なにせ、ここで問われているのは「問題(設問3-①)」に対しての「根拠(設問3-②)」な訳ですから、矛盾が生じないように丁寧に紐解きます。

【設問4】

まず、結婚準備と将来不安が重なり揺らいでいる相談者の気持ちに寄り添い、ラポールの構築を促す。その上で、仕事で感じる責任ややりがいと、給与・労働時間・休日対応などの条件を整理し、自己理解と仕事理解を深める。併せて、昇進・昇給モデルや賃金推移を確認し、結婚後の家計を試算して将来像を具体化する。また、幼馴染や父親との比較による不安を言語化し、相談者の望む家族像という価値観を明確にする支援を行う。さらに、現職でのキャリア可能性と転職市場の選択肢を比較し、相談者が主体的に意思決定できるよう伴走する。

【設問4:解説】

キャリアコンサルタントとして相談者と向き合うときに大切なことのひとつに、相談者の意思決定を誘導しないことが挙げられます。【設問4】では、誘導が見え隠れしないように細心の注意を払いながら、【設問3】で提示した「問題」と「根拠」に則して、キャリアコンサルタントとしての方針を具体的に表記していきます。どのようなケースでも、まずは相談者の気持ちに寄り添い、ラポールの構築を促すことからのスタートになるでしょう。
今回の相談者については、結婚というライフイベントをバックボーンに将来に対してさまざまに思いを巡らせています。逐語録の中に「目の前の数年間が思い描けない」とあるのは、マリッジブルーに近い状態なのかもな、とも感じました。
が、そうした中でも、現職での仕事に対するやりがいや人間関係や福利厚生のよさ等、ポジティブな要素も語っています。
抱えられている不安のひとつひとつを紐解いた先に何があるのか、自己理解・仕事理解を深めながら、たどり着いた先の選択肢は、相談者自身が納得して自らの意思で選んだものになるように、キャリアコンサルタントは伴走者として支援していきます。

一本目の記事の終わりに…

「よろずチューターひかり」の「国家資格キャリアコンサルタント試験論述解説(キャリ協)」はいかがでしたでしょうか。
今後はキャリアコンサルタントの資格対策に絞り込まずに、少しずつ、私の人となりを知っていただけるような記事を書いていきたいです。
まずはこの投稿が一人でも多くの皆さんの力になれますように――。

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