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今日も今日とて、差し伸べる手を引っ込める。


私には、とってもせっかちな友だちがいる。

いっつもなにかに追われていて、
いっつも自分に追い詰められている。

私は疲れていると自分も一緒になって巻き込まれてしまうのが嫌で、

その人を自分と同じゆっくりを味わえる楽しめる人になったらいいだろうなと考える。

その人に馴染むような言葉をかけたり、
自分の考えを共有したり、

ありとあらゆる手段を使って自分のなってほしい姿にしようとする。


あらためて言葉にすると、暴虐のかぎり。


そうやって自分に気がついて、

今日も私は手を引っ込める。

差し伸べた手は自分を陥れる手で、

破滅の道以外は無い。




普段の自分へ。


エレベーターは無いと思え。

存在しないと思え。

そこにあるのかもしれないが、

階段を使え。

歩け。

とにかく、歩け。

その方が健康にいいとか、
身体にいいとか、
心にもいいとか、

言わない。

そこにはなんも理由はない。

あなたに四肢があるのなら。

あなたに肺があるのなら。

思う存分に活かせ。

それが生きるということ。

お年寄りも歩け。

怪我していようと歩け。

動かせ。

動けない、動く気力がない、ではなく、

ないつもりなのだ。

歩け。動け。

肺を使ってめいいっぱい吸って吐け。

全身を使え。動け。

そこにはなんの、意味などない。

動け。

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