愛されたいのに、人を信じられない人へ。
本当は愛されたい。
誰かに大切にされたい。
安心したい。
そう思っている。
だけど。
いざ誰かが優しくしてくれると、不安になる。
「なんでこんなに優しいんだろう」
「何か裏があるのかな」
「いつか離れていくんじゃないかな」
そんなことを考えてしまう。
相手は何もしていない。
むしろ大切にしてくれている。
それなのに苦しくなる。
そして気づけば。
自分から距離を取ってしまう。
愛されたいのに。
近づかれると怖い。
信じたいのに。
信じることができない。
そんな自分が嫌になる。
でも。
それはあなたがおかしいからじゃない。
過去にたくさん傷ついてきたからだと思う。
期待したら裏切られた。
信じたら傷ついた。
大切にしたのに離れていかれた。
そんな経験があると。
心は学習する。
「期待しない方が傷つかない」
「信じない方が安全」
そうやって自分を守ろうとする。
だから優しさを疑う。
だから愛情を信じられない。
本当は今の相手を見ているようで。
過去の傷を見ている。
今の言葉を聞いているようで。
昔の痛みを思い出している。
だから苦しい。
相手の問題じゃない。
自分の問題でもない。
傷ついた心がまだ警戒しているだけなんだ。
よく。
「もっと自信を持ちなよ」
と言われる。
でも。
自信がないから不安になるわけじゃない。
何度も傷ついてきたから不安になるんだ。
だから。
無理に強くならなくていい。
無理に信じようとしなくていい。
少しずつでいい。
今日優しくされたなら。
その優しさを否定しないことから始めてみてほしい。
「どうせ嘘だ」
じゃなくて。
「本当に優しいのかもしれない」
そう思うだけでもいい。
人を信じるというのは。
飛び込むことじゃない。
少しずつ心を開いていくことだ。
少しずつ。
少しずつでいい。
あなたが人を信じられないのは。
愛される価値がないからじゃない。
むしろその逆だ。
本気で人を好きになれる人だから。
本気で大切にしてきた人だから。
傷ついたんだと思う。
だから。
そんな自分を責めないでほしい。
愛されたいと思う気持ちは弱さじゃない。
誰かを信じたいと思う気持ちも弱さじゃない。
それは人として、とても自然なことだ。
もし今。
誰かを信じるのが怖くなっているなら。
焦らなくていい。
無理しなくていい。
ただ覚えていてほしい。
過去に傷ついたことと。
これからも傷つくことは。
同じじゃない。
あなたの未来まで。
過去の痛みが決める必要はない。
いつか安心して笑える日が来る。
今はまだ信じられなくても。
その日が来る可能性まで、諦めなくていい。
