【50項目】受注したらまず「診断」から。Instagramアカウント診断チェックリスト、実際のシートごと公開します。
SNS運用代行の契約が決まった直後、何から手を付けるか。ぼくは最初の案件で、いきなり投稿を作り始めて失敗しました。
2週間かけて投稿を10本作ったのに、クライアントからの反応は「うーん、思ってたのと違うかも」。原因はシンプルで、そのアカウントの現状を把握しないまま、自分の思う「いい投稿」を作っていたからです。
それ以来、ぼくは受注したら最初の1週間で必ず「アカウント診断」をやるようにしています。プロフィールから投稿、ハッシュタグ、リール、運用体制まで、50項目のチェックリストでアカウントを採点して、結果をレポートにしてクライアントに渡す。これだけで「ちゃんと分析してくれる人だ」という信頼が最初につくれます。
現在は大学4年で、SNS運用代行を中心に月15万円ほどの収入がありますが、契約が続いているクライアントは全員、この診断から入った案件です。
この記事では、ぼくが実際に使っている診断シートの50項目を全部公開します。前半でシートの全体像とプロフィール診断の最初の5項目を無料公開し、後半で残り45項目と、診断結果をクライアントに伝えるレポートの文面テンプレートまで載せています。
なぜ「診断」を最初にやるのか
理由は3つあります。
① 改善の根拠がつくれる — 診断があれば「プロフィールの導線が弱いので、まずここを直します」と根拠つきで説明できます。感覚で投稿を変えるのとは信頼度が違います。
② 期待値がそろう — 「フォロワーを増やしたい」という要望も、診断すると「先に来店導線が壊れている」ことがよくあります。最初に現状を数字で見せると認識がそろい、解約リスクが下がります。
③ 作業が営業になる — 診断レポートはそのまま提案書になります。ぼくは「無料で診断だけやります」から契約になったことが2回あります。
診断シートの全体像(6カテゴリ・50項目)
ぼくのシートは、Googleスプレッドシートで6カテゴリに分かれています。
カテゴリ 項目数 見るもの
1. プロフィール 10項目 発見されてからフォローされるまでの導線
2. 投稿コンテンツ 12項目 保存・共有される投稿になっているか
3. ハッシュタグ・発見性 8項目 新規に見つけてもらう仕組み
4. リール・ストーリーズ 8項目 フォロワー外リーチと日常接点
5. エンゲージメント 6項目 数字の健康状態
6. 運用体制 6項目 続けられる仕組みになっているか
各項目を「◎できている / △一部できている / ×できていない」の3段階で採点して、×の多いカテゴリから改善に着手します。全部を一度に直そうとしないのがコツで、最初の1ヶ月は×が最も多いカテゴリ1つに絞ります。
カテゴリ1:プロフィール診断の最初の5項目を無料公開
まずプロフィールから見る理由は、ここが「投稿を見た人がフォローするかどうか」の最後の関門だからです。投稿がどれだけ伸びても、プロフィールが弱いとフォローにつながりません。
1. 名前欄に検索されたい語が入っているか — 「店名|渋谷 カフェ」のように、店名だけでなく地域と業種を入れる。名前欄はInstagram内検索の対象です
2. 自己紹介の1行目で「誰向けの何のアカウントか」がわかるか — 3秒で判断されるので、こだわりの文章より先に結論
3. プロフィールに数字があるか — 「創業12年」「月300杯」など、信頼につながる具体的な数字
4. リンクが目的地1つに絞られているか — 予約・EC・地図など、いちばん来てほしい場所に直行させる
5. ハイライトが「初めて見る人向け」に並んでいるか — メニュー・アクセス・よくある質問など。日常ストーリーズの倉庫になっていたら×
この5項目だけでも、受注直後の1日目にやると必ず×が1〜2個は見つかります。それをクライアントに伝えるだけで、初週から「頼んでよかった」と思ってもらえます。
ここから先は、プロフィール診断の残り5項目を含む45項目の全リストと、診断結果をクライアントに送るレポート文面のテンプレートです。
ここから先で渡すもの
・残り45項目の全リスト(投稿12/ハッシュタグ8/リール・ストーリーズ8/エンゲージメント6/運用体制6/プロフィールの残り5)
・診断結果の点数化のしかた(カテゴリ別に何点満点で出すか)
・診断レポートをクライアントに送る文面テンプレート全文
・新規営業に使うときの簡易版(無料診断として渡す範囲の切り分け)
こういう人に向けて書いています。
・受注したのに、最初の1週間で何をすればいいか決まっていない人
・改善案を出しても「なんとなく」で説明していて、根拠を示せていない人
・新規の見込み客に、売り込まずに価値を見せる方法を探している人
この50項目は、2年近く運用代行をやりながら、失敗するたびに1項目ずつ足してきたものです。「素材が届かなくて投稿が止まった」から46番が生まれ、「ログインできなくなった」事件から50番が生まれました。最初から完成していたリストではありません。

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