夏休みのお昼、もう考えたくない。そんな日に「全部せいろに入れてみた」話。
夏休みも後半。
朝ごはんを片付けて、
ちょっと家のことをして、
気がついたら、もうお昼。
「今日のお昼、何にしよう……」
毎日のことだから、これが意外と大変です。
そうめん。
チャーハン。
うどん。
昨日は何食べたっけ。
夜ごはんのことも考えなきゃいけないし、お昼くらいは簡単に済ませたい。
でも、麺だけだとちょっと物足りない。
できれば野菜も食べたいし、お肉も少し欲しい。
そこで思いました。
もう、全部せいろに入れてしまおう。
今日の主役は、冷凍庫にあった「冷凍うどん」です。
冷凍うどん、そのまま蒸してみます。
冷凍うどんといえば、
電子レンジで温めるか、お湯で茹でる。
ずっとそんなイメージでした。
でも、せいろを使っていると、ときどき思うんです。
「これも一緒に蒸せないかな?」
今回用意したのは、
冷凍うどん。
豚バラ肉。
キャベツ。
もやし。
オクラやパプリカなどの夏野菜。
特別な材料ではありません。
むしろ、
冷蔵庫に残っているものを集めてきたような昼ごはん。
これを一つのせいろに入れていきます。
野菜も、お肉も、うどんも。一緒に。
まずは野菜を食べやすい大きさに。
せいろに野菜を広げ、その上に冷凍うどんをのせます。
うどんは、凍ったまま。
その周りや上に豚バラ肉を広げます。
あとは、蒸気の上がった鍋にせいろをのせて、ふたをする。
ここまで来たら、しばらくせいろにお任せです。
今回の目安は10〜15分ほど。
使う食材や量、冷凍うどんの種類などによって変わるので、途中で様子を確認します。
豚肉は中心まで十分に火が通っていることも忘れずに。
そして、ふたを開けると――
湯気の中に、
うどんも、豚肉も、野菜もある。
ちゃんとお昼ごはんになっていました。
味付けは、食べるときに考える。
今回のもう一つのラクポイント。
最初から味を決めなくてもいいんです。
さっぱり食べたいなら、ポン酢。
コクが欲しければ、ごまだれ。
めんつゆに大根おろしでも。
少し辛いものが好きなら、ごまだれにラー油を足してもおいしそう。
家族で好みが違えば、それぞれ好きなタレで食べてもいい。
「料理を完成させてから食卓へ出さなきゃ」
と思わなくなると、ごはん作りって少し気がラクになります。
何がよかったって、「一度にできた」こと。
今回やってみて、一番いいなと思ったのはここでした。
普通なら、
うどんを温めて。
お肉を調理して。
野菜も何か用意して。
となるところを、
切る。
のせる。
蒸す。
ほぼこれだけ。
主食のうどん。
主菜になる豚肉。
そして野菜。
一度の蒸し調理で、まとめて食卓へ持っていけます。
せいろ料理というと、
「丁寧な料理」
というイメージがあるかもしれません。
でも私たちはむしろ、
頑張りたくない日にこそ、せいろって便利なんじゃない?
と思っています。
蒸している時間は、料理をしなくていい時間。
これも、せいろを使っていて好きなところ。
ふたをして蒸し始めたら、ずっとフライパンの前に立っていなくてもいい。
その間に、
使った包丁やまな板を洗ったり。
飲み物を用意したり。
夜ごはんのことを少し考えたり。
あるいは、
ちょっと座ったり。
この「ちょっと座る」、大事です(笑)。
10分、15分という時間そのものが短くなるわけではありません。
でも、
料理につきっきりにならなくていい時間ができる。
これが、毎日のごはんでは意外と助かります。
せいろは、特別な日の道具じゃなくていい。
豪華な蒸し料理を作らなくてもいい。
シュウマイを皮から手作りしなくてもいい。
冷凍庫にうどんがあって、
冷蔵庫に野菜が少しあって、
豚肉がある。
「じゃあ、全部蒸してみよう。」
そんな使い方でいいと思うんです。
せいろは、料理を頑張るための道具というより、
毎日の料理を、少しラクにするための選択肢のひとつ。
私たちは、そんなせいろの使い方もたくさん見つけていきたいと思っています。
今日のお昼は、せいろにお任せ。
夏休みも、あと少し。
毎日のお昼ごはんを考えるのに疲れたら、
冷凍庫をのぞいてみてください。
冷凍うどんがあったら、
冷蔵庫の野菜と、お肉を少し。
そして、
全部せいろへ。
今日のお昼くらい、
頑張りすぎなくてもいい。
湯気の向こうから、お昼ごはんができあがるまで、
ちょっとだけのんびり待ってみませんか。🌿
🌿 吉冨士より
吉冨士では、せいろの使い方や簡単レシピ、旬の食材、毎日の暮らしを少し心地よくするアイデアを発信しています。
今回の「豚バラと夏野菜の蒸しうどん」は、**吉冨士公式ブログ「暮らしラボ Vol.3」**でも、材料や作り方を詳しくご紹介しています。
noteではこれからも、
「実際にやってみたら、こんな感じでした。」
というお話を、もう少し近い距離で綴っていきます。
「これならやってみたい」と思っていただけたら、うれしいです。
