「若者の転職」が抱えるリスクとは何か
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キャリアの不安定化を引き起こしたり、リスクの蓄積に繋がる
これまで見てきた「意識高い系」「ここではないどこかへ系」の転職者は、現時点では自律的にキャリアを歩んでいるように見えます。
しかし、少し先の未来を考えると、キャリアの不安定化を引き起こしたり、リスクの蓄積に繋がったりします。
「意識高い系」の転職者にとってのリスクは、理想のキャリアの為に必要なプロセスを想定通りに進められない事
先ず「意識高い系」の転職者にとってのリスクは、理想のキャリアの為に必要なプロセスを想定通りに進められない事であります。
希望に繋がる就労機会や、それを獲得するために必要なスキルをどう身につけるのか。
これらを客観的に認識する必要があります。
企業側の採用基準に沿うスキルや専門的知識が欠けている
企業側の採用基準に沿うスキルや専門的知識が欠けています。
若しくは他の求職者のレベルに達しません。
こうした状態ならば、いくら意欲が高くとも、当然働く機会は得られなません。
働く意義に拘り過ぎて、キャリアを練り直すためのブランクを取った結果、再就職が難しくなってしまう
更には働く意義に拘り過ぎて、キャリアを練り直すためのブランクを取った結果、再就職が難しくなってしまう、ということもあり得る。
「ここではないどこかへ系」の転職者にはスキルや経験が蓄積されないリスクがある
一方、「ここではないどこかへ系」の転職者にはスキルや経験が蓄積されないリスクがあります。
不満が生じるたびにそれを解消しようと転職し続けます。
そのような人材より、1つの軸がある人材の方が、経験値を上げる機会が豊富なのは間違いないです。
不満への感度が鈍化することで、劣悪な労働環境までも無意識に許容
また、「ここではないどこかへ系」の中には、転職を繰り返す中で仕事への諦めが芽生えるケースもあります。
「仕事なんてそんなもの」と、不満への感度が鈍化することで、劣悪な労働環境までも無意識に許容してしまいます。
こうしたリスクも生じかねません。
転職を繰り返しながら生きる場合、スキルと経験を蓄積し、自分の市場価値を高めていかなければ、収入を高めることは不可能に近い
何より、転職を繰り返しながら生きる場合、スキルと経験を蓄積し、自分の市場価値を高めていかなければ、収入を高めることは不可能に近いです。
要請された「自律的キャリア化」
若者の転職者が下してきた決断の背後には、企業や社会の思惑の影響がああります。
そもそも「自主性」や「積極性」というスキルは、企業や社会から要請されたものです。
若者の転職者は、就活時に接したメディアや会社説明会の情報、先輩や友人といったロールモデルなどの影響を受けて、自律的キャリア観を育ててきました。
また、転職が身近な選択肢となっていることも「自律的キャリア化」を後押ししていると言えます。
まとめ 「自律的なキャリア」形成も社会構造に大いに影響を受けている
若者が個々の価値観の元に行っていると思われる「自律的なキャリア」形成も社会構造に大いに影響を受けています。

