フランクフルト駅近で見つけた、韓国グルメ!ヤンニョムチキン「ChiKing City」
真っ赤なタレをまとったチキンの上で、砕いたピーナッツがきらきらと光っていました。銀色の器を挟んで、山盛りのフライドポテト。フォークを持つ手が、どちらから行くべきか一瞬迷います。ここはドイツ・フランクフルト。中央駅からほど近い一角で、思いがけず本格的な韓国フライドチキンに出会いました。

駅裏の喧騒を抜けた先に
フランクフルト中央駅の周辺、Bahnhofsviertel(バーンホフスフィアテル)と呼ばれるエリアは、多国籍な飲食店がひしめく雑多な街並みです。その一角、Elbestraßeに店を構えるのが韓国チキン専門店「ChiKing City」。白い壁に木のテーブルが並ぶ店内は明るく清潔で、駅裏の喧騒とは別世界のように落ち着いています。壁にはビールジョッキのネオンサインがぽつんと灯っていて、「チキンにはビール」という韓国の”チメク”文化をさりげなく主張していました。
昼下がりに訪れると、店内は地元の人たちで程よく賑わっていました。テーブルに敷かれた紙のメニューには、チキンの写真がずらり。指差しで注文できるので、ドイツ語や韓国語が分からなくても心配いりません。
まず届いた、小さな「韓国」
チキンより先に運ばれてきたのは、木のトレーに載った付け合わせでした。みずみずしいスイカ、さっぱりとした千切りキャベツ、そしてドレッシングのかかったグリーンサラダ。揚げ物の前にこの心遣いが嬉しい。特にスイカは、夏の喉にすっと沁みる甘さで、これから来る濃厚なチキンへの助走をつけてくれます。

こういう小皿がさりげなく出てくるところに、韓国食堂らしい温度を感じます。炭酸水のボトルとグラスを傾けながら、メインを待つ時間も悪くありません。
ピーナッツ×甘辛ダレの誘惑
そして主役の登場です。注文したのは、甘辛ダレのヤンニョムチキンにフライドポテトを添えた一皿。銀色のパンにたっぷりと盛られ、仕上げに砕いたピーナッツが惜しみなく振りかけられています。
一口かじると、カリッと揚がった衣の中から肉汁がじゅわり。コチュジャンベースのタレは甘みが先に来て、後からじんわりと辛さが追いかけてきます。そこにピーナッツの香ばしさとカリカリした食感が重なって、手が止まらなくなる味です。タレの染みたポテトをつまむのも、この一皿の醍醐味。ボリュームはかなりのもので、実際、数人でシェアするのがおすすめと評判のようです。一人で挑むなら、空腹を万全にして臨んでください。
訪れるなら
ChiKing Cityはフランクフルト中央駅から徒歩圏内、Elbestraße 14にあります。予算はひとり10〜20ユーロほど。夜は23時まで営業しているので、観光や仕事帰りの遅めの夕食にも使いやすいお店です。ヤンニョムチキンのほか、ネギ醤油チキンも人気とのこと。次はビールと合わせて、本場流の”チメク”を楽しみたいところです。
場所はこちら:ChiKing City
Elbestraße 14, 60329 Frankfurt am Main, ドイツ
