新しい大阪土産として提案できるかも?安くて美味しい「サンミー」
大阪へ遊びに来た皆さんは、「サンミー」という言葉を聞いたことがありますか?
何それ、USJの新しいアトラクションの名前ですか?
いえいえ違います。
実はこれ、昔から大阪界隈で売られている「菓子パン」の名前なんです。


大阪人だけが知っている「サンミーの名前の由来」
ちょっと見ると、細長いデニッシュ生地にチョコレートがちょろっと斜めにかかった、素朴なルックスです。

でも、侮るなかれ。ひと口かじれば、その完成度に驚くはずです。
袋を開けたらすぐに良い香りがして、しっとりとした手触りに感動します。

中にはとろりとした「カスタードクリーム」が入っています。
そして、 土台はしっとり甘い「ケーキ生地」となっています。
さらに、トッピングとしての「チョコ」がかけられています。
この3つの味が重なっているから、三味(サンミー)というらしいんです」。
「ひとつで三度おいしい」という、いかにも大阪らしい「欲張り精神とお得感が凝縮されたような商品」なんです。
そんなイメージを持っているせいからか、長い間みんなに愛され続けているのかもしれません。
くれぐれも注意して欲しいのは、一粒で二度美味しい、某お菓子メーカーのあの商品とは違いますからね!
それでは、どこで買ったらよいのか?
サンミーは、大阪市に本社を置く「YKベーキングカンパニー(旧・神戸屋)」さんが製造しています。
しかし、関西圏以外ではほとんどお目にかかれません。
その理由は、デニッシュとクリームという繊細な組み合わせゆえの「日持ち」の問題があるみたいなんです。
広い範囲への流通が難しいと予想されているため、
結果として、「大阪に来ないと買えない」という極めて高い希少性が生まれているのではないか?と思います。
新幹線が止まる駅、例えば新大阪駅の洒落た土産物屋さんには、まず置いていません。
手に入れるためには、街の地元のスーパーやドラッグストアへ「潜入」する必要があるんです。
この「わざわざ探しに行かないと手に入らない」という感じが、ある意味で旅の醍醐味やと思いませんか?
「安さ」を「ネタ」に変える、大阪流のお土産術
お値段は、業務スーパーなら1個108円(税抜価格)ぐらいです。
(ちなみに店によっては、3個入りも売ってます。)
「えっ、お土産に100円ちょッと?の菓子パンですか?」
と思うかもしれません。
だがしかし、これこそが大阪流のコミュニケーションの武器になるんです。
例えば、あなたがゴールデンウィークに大阪へ遊びに来て、サンミ―を買ったとしましょう。
友人や家族に土産としてサンミーを渡す時には、ぜひドヤ顔でこう言ってみてください。
①「あんたのために、USJで遊んでサッサと帰りたいところを、わざわざ途中下車して、地元のスーパーまで買いに行ったったんやで!」
②「これ、大阪でしか手に入らへん伝説のパンなんやから!」
③「じっくり味わって食べや!」
この3つのフレーズをかますことによって、たった100円弱の菓子パンが、「苦労して手に入れてきた限定品」に早変わりします。
もらった側も、その独特な名前と「チョコ・ケーキ・クリーム」の濃厚な味わいに、きっとほれぼれするはずです。
次の大阪旅のミッションは「サンミー確保」!
私は知りませんでしたが、3月31日は「サン(3)ミー(31)の日」に制定されているらしいです。
最近は大手の山崎製パンに棚を奪われがちで、スーパーの隅っこにひっそり佇んでいることもあります。それを見つけ出すのもまた一興です。
定番の「チーズケーキ」や「ミルク饅頭」のお菓子もええけれど、次はぜひ、大阪の歴史と生活が詰まった「サンミー」を野球でいう「隠し玉」のように忍ばせて帰ってください。
安くて、美味くて、ネタになる。
こんなに大阪らしいお土産、他にはありませんよ!
(ホンマは、他にもあるんですが)
ぜひ、地元のスーパーを覗いてみてくださいね。お試しあれ!
最後まで私のnoteを読んでくださりありがとうございます。少しでも興味や関心が持てたよという方は、スキ・フォローしていただけますと励みになります。
いいなと思ったら応援しよう!
応援ありがとうございます。いただいたチップは記事作成に役立つよう有意義に使わせていただきます! 