【ホームページ刷新】患者さんのための新しい情報発信へ
横浜市神奈川区の整形外科【吉野整形外科】院長の吉野匠です。
私は整形外科医であり、特に「足の外科」を専門としています。
足の専門医は全国でも約1,000人程度と限られており、まだ十分に知られていない領域でもあります。
今回は当院のホームページを約20年ぶりにリニューアルしましたので、その紹介をさせていただきたいと思います。
■約20年ぶりのリニューアル
このたび、当院のホームページを2025年9月11日に約20年ぶりに全面リニューアルいたしました。
20年という時間の中で、医療を取り巻く環境はもちろん、患者さんが情報を探す方法も大きく変化しました。
昨今は患者さんご自身がインターネットで病気や症状を調べ、納得して医療機関を選ぶ時代です。
従来のホームページも、長く使ってきた分だけ愛着がありました。
時代の変化に合わせて、現代の患者さんにより役立つ形へ進化させる必要があると感じていました。
そこで思い切ってゼロから見直し、「患者さんにとって本当に使いやすく、信頼できるサイト」をつくることを目指しました。
今回のリニューアルは、単にデザインを一新することが目的ではありません。
初めて受診を考えている方には「不安なく一歩を踏み出せるように」、すでに通院されている方には「日常の中でふと感じる疑問に答えられるように」――そんな役割を果たせるホームページを目指しました。
■デザインの工夫と読みやすさへのこだわり
新しいホームページは、当院のイメージカラーである青を基調に整えました。青色には「清潔感」や「安心感」を与える効果があり、患者さんにとって落ち着いた雰囲気の中で情報をご覧いただけるよう意識しました。
また、文字の大きさやフォントも一新しました。
特にご高齢の方でも読みやすいよう、コントラストや行間にも配慮しています。医療情報はただ正確であるだけでは十分ではなく、「誰にでも伝わる形で届けること」が重要だと考えているからです。
さらに、トップページを開いた瞬間にサイトの全体像が分かるよう、ファーストビューの設計にも工夫を凝らしました。最初に目に入る部分で、どんな内容がどこにあるのかが直感的に理解でき、目的の情報に最短距離でたどり着けるようになっています。
患者さんは体調が優れない中で検索していることも多いはずです。
だからこそ、迷わず、余計な負担を感じずに必要な情報を得られることを大切にしました。

■迷わない情報設計
患者さんがインターネットで検索するとき、多くの場合「クリニック名」ではなく、ご自身の症状や病名を手がかりにしています。
だからこそ、当院のホームページは「症状」「疾患」「科目」「専門外来」といったカテゴリをはっきり分け、誰でも迷わず目的のページにたどり着けるようにしました。クリックを何度も繰り返さなくても済むように、階層は3段以内に抑えています。
特に力を入れたのは「症状・疾患」のページです。
部位別ページ
「首」「肩」「肘・手・指」「腰・股関節」「膝」「足」などで整理し、それぞれの症状に関連する情報をまとめました。

症状の一覧
症状から考えられる代表的な病気と、受診の目安をわかりやすく提示しています。

病気の一覧
特徴や症状、主な原因、治療法を体系的に解説し、専門的な内容も理解しやすくなるよう工夫しました。

体調が悪いときに複雑なサイト構造を前にすると、それだけで不安が募ってしまうものです。だからこそ、シンプルで直感的に分かる情報設計にこだわりました。
患者さんが「ここなら安心して調べられる」と感じてもらえることを目標にしています。
■よくある質問(Q&A)の充実
新しいホームページでは、各ページに「よくある質問(Q&A)」を設けました。

「この症状は受診した方がいいのだろうか」
「手術は必ず必要になるのか」
「日常生活で気をつけることはあるのか」
こうした疑問にあらかじめ答えを示しておくことで、診察室に来られる前から安心感を持っていただけると考えています。
また、Q&Aを通じて蓄積される内容は、私たちにとっても大切な財産です。多くの患者さんが抱える共通の不安や誤解を把握することで、診療の現場でもより的確な説明やサポートにつなげることができます。
「一人で悩む時間を減らし、正しい情報に出会ってほしい」
その思いから、今後も患者さんからいただいた声を反映させながら、Q&Aの充実を続けていきます。
■リニューアルに込めた想い
今回のリニューアルには、私自身の強い思いが込められています。
きっかけの一つは、時代に合わせた更新の必要性でしたが、それ以上に「患者さんにとって本当に役立つものをつくりたい」という願いがありました。
ホームページは、クリニックを紹介するためのものではなく、患者さんが不安を抱えたときに立ち寄り、少しでも安心していただける情報の拠り所でありたいと考えています。
多くの方は「症状」や「病名」で検索し、ようやく医療機関にたどり着きます。そのときに必要なのは、自院のアピールではなく、患者さんが一番知りたい情報にまっすぐ応えることです。
今回のリニューアルではその視点を第一に置きました。
特に「足の外科」という領域は、整形外科の中でも専門医が少なく、診断に至らないまま悩み続けている方が少なくありません。外反母趾や有痛性外脛骨、中足骨短縮症などに長く苦しみ、ようやく当院を訪れた患者さんが「やっと分かってもらえた」と涙を流されたこともあります。
そのような方々にとって、このホームページが「ここなら相談できるかもしれない」と感じていただけるきっかけになればと思っています。
さらに、当院に来られない方にとっても、このサイトが意味を持つことを願っています。遠方にお住まいであっても、正しい知識を得ることで地元の医療機関に相談しやすくなりますし、不安を和らげる助けになるはずです。
たとえ直接診ることができなくても、情報を通じて患者さんの力になることができれば、それもまた医師としての大切な役割だと考えています。
■これからに向けて
今回のリニューアルは、ゴールではなく新しいスタートです。
ホームページは作って終わりではなく、日々の診療と同じように「育てていくもの」だと考えています。
これからも内容を充実させ、患者さんの声を反映しながら、より信頼できる情報源に成長させていきたいと思います。
今後はX(旧Twitter)などのSNSとも連携し、より多くの方に最新の情報をお届けしていきます。ホームページとSNSの両方を通じて、患者さんが知りたいときに信頼できる情報に出会えるようにすることが、私の役割だと考えています。
医師として、正確で分かりやすい情報をお伝えし続けることが、患者さんの力になると信じています。足や身体の不調に悩むすべての方にとって、このサイトが前向きな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
吉野整形外科
院長 吉野 匠
©Yoshino-seikei

