【#毎週ショートショートnote】釜揚げ師走
年越しは独りか。
俺は深いため息をついた。
先月彼女にいきなりフラれ、クリスマスはバイトを入れて消化した。
クソッ!!
俺は失意の底に沈んだまま年越しを迎えようとしていた。
自宅にいてもモヤモヤするからメシでも食いに行くか。
俺は街をブラブラ歩き始めたが、ふと路地裏に目を向けたとき、
「米豚製麺」
という店を見つけた。
こんなところにうどん屋なんてあったっけ?
それ以上深く考えず入店してみると、うどんは無く、目の前にはガラス張りの部屋があり横に券売機があった。
券売機には、「皐月緑」など和風月名+単語になっていて意味がよく分からない。
試しに買ってみるか。
俺は「釜揚げ師走 100円」のボタンを押して電子マネーで支払った。
すると、ガラス張りの部屋に巫女姿の女の子が入ってきて、近くにあった真四角な風呂に入るなり、
「あっつ~!!」
と叫びながら飛び出し、今度はどんぶりの形をした風呂に駆け込んだ。
「釜揚げ師走一丁~!」
俺はこの子に恋をした。
(410文字)
今回のショートショートは以下のマガジンに収めています😌
この記事は、たらはかにさん企画【毎週ショートショートnote】参加記事です。
今回のお題は、【釜揚げ師走】でした。
途中から自分が考えていたことがごちゃ混ぜになり何だかわけがわからないストーリーになってしまいました(笑)
なお、今回のストーリーの中で、あるクリエイターさんのお名前を拝借しています(すぐに分かるだろってレベルです😂)。
以前、そのクリエイターさんのショートショートに教師役で出演させていただきましたので、ささやかな返礼です😌
次のお題にも挑戦します!
引き続きよろしくお願いします!
