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僻み妄想夏祭り|ショートショート #Saka.の教室で夏祭り

一部、他のクリエイター作品を誹謗中傷しているような描写がありますが、そのような意図はないことを予めお伝えします。

よしまる



夏の季節は心の底から大嫌いだ。


夏になると周りが急に舞い上がり、それに拍車をかけるようにあちこちで夏祭りが開催されることでテンションアゲアゲ。

いや、ただ暑いだけで、いたって平凡な日常じゃん。
とにかく暑いから、脳みそがイカれた指令出して勝手に心を熱くしているだけでしょ。


夏祭りと言ったら盆踊りやら出店やらあるけど、一番嫌悪しているのが「花火」。


花火自体には何も恨みはないし、みんなが幸せな気持ちで花火を観覧するのは良いけど、暗闇の中、どさくさに紛れて男女でいちゃつくのは良くない。

具体的はどのようなシチュエーションが嫌かと言えば…。
そうそう、例えばこんな感じのシチュエーション。どーん。


「世界でいちばん浴衣が似合う君」


今度は声を出して読んでみてよ、せーの!


世界でいちばん浴衣が似合う君●●●●●●●●●●●●●●


うん、タイトルから何かクサイセリフが咲き乱れているんだろうなって想像がつく。

きっとこの作者は、ロマンチストか、エロ妄想者だろう。

作品の具体的な中身は伏せるけど、勿体ぶったような二人のやりとりが一番いけない。
両想いならまどろっこしいから止めてくれって心の中で叫んだよ。

そういうわけで、くっつきそうでくっつかない恋愛系小説やマンガが大嫌いで、さっさとくっつけて連載終わらせろっていつも読んでいて思うわけ。

ああ、夏祭りからちょっと脱線しちゃったね。


え?それならどんな夏祭りがいいかって?


そりゃあ、メタバース空間でやるのがいいっしょ。
暑くないし、アバターはみんなどこの誰かも分からない人々だし、リアルにいちゃつく男女を見ることもないしね。夏祭りは純粋に楽しめればいいわけで、恋愛要素いらないから。

そこで盆踊りやったり出店開いて創作したAIイラストや本を売ったり、ゲームをやったり、普通に祭りっぽいことできるじゃん。

打ち上げ花火だって何万発打ち上げたっていいわけだし。天候を気にする必要もない。


地球温暖化で、夜でもこんな暑いの中でわざわざ外でやる必要なんてないよ。



リアルが充実していないから僻んでいるって思っているでしょ!

別に言いたいことを好きに言っているだけで、アナタに何か言われる筋合いなんてないわけよ。

自分に恋人いるからって人生勝ち組の顔されても羨ましくもなんともないし、そんなのはアナタが作り出している虚構だよ虚構。自分に酔っているだけ。

こうも暑いと何か勘違いする人が多いよね〜。


まあ、せいぜい夏祭りで目一杯いちゃついておくんだね。
どうせ夏が過ぎるとともに二人の熱なんて冷めちゃうんだからさ。


ふふ…ご愁傷さま。






「何さっきからスマホいじっているんだよ?もう始まっているよ!」


蓮の声に、ワタシはスマホの画面から目を離して彼の顔をまじまじと見つめた。


「何しているのか知らないけど、俺と来るのはあまり乗り気じゃなかった?」


花火が夜空に咲き誇ると同時に、呆れた表情をした蓮の姿がくっきりと映る。


「あ、ご、ごめん。ちょっとSNSをチェックしていて…」


蓮と目が合った瞬間、ワタシの顔が火照りだしたのだが、周りが暗いので蓮には気づかれていないだろう。

SNSをやっていたのも、今のシチュエーションにドキドキが止まらず、気を紛らわすためにやっていただけで、SNSのやりとりなんてどうでも良かった。


「ったく~。スマホは陽葵のカレシかって。俺、結構勇気出して誘ったんだよ…何だか嫉妬しちゃうな」

「ホントにごめん…。今日は誘ってくれて、ありがとね。ホントに嬉しかったよ」


蓮は照れを隠そうとしたのか、プイッとワタシから目を逸らして、夜空に満開に咲く花火を見上げた。

蓮に釣られて、ワタシも頭上に高く咲き誇る花火を見上げた。



自然と手と手が触れ合う。



今年の打ち上げ花火は、いつも以上に熱く感じた。



(1,524文字)



■今回のショートショートは以下のマガジンに収めています😌


■小説専門マガジンに参加中です✨️



この記事は、Saka.先生のメンバーシップ限定企画の参加記事です。
素敵な企画をありがとうございます😌

企画の詳細は、以下の記事をご覧ください。

自分は、[B]私だけの夏祭り(創作)を選択しました。

いつもお世話になっているSaka. 先生へのお礼として、先生の作品を引用してみましたが、ただのイジリになってしまいました(先生、申し訳ございません)🙄

Saka. 先生の作品に限らず、恋恋している物語は大の苦手です…ラブコメなら大丈夫なのですが。

noteではたまにクサイ物語を書いていますが、寒気を感じながら無理して書いています…今回は企画に参加するべく、猛暑の中、室内のエアコンを止めて書き上げました(…ウソです😂)。


…よくよく考えたら、夏祭りが題材なら別に恋バナじゃなくて良かったんじゃんって話ですね(笑)


皆さんはこの夏、満喫していらっしゃいますでしょうか☀️
まだまだ暑いですから、どうぞご自愛ください🎐

ここまで読んでいただきありがとうございました🍀


自分で書いておきながら寒っ!と感じた自作品4選▽




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