読売ジャイアンツは、プロ野球界の本店であり、炎上付き巨大カツカレーである
この記事を一言で言うと: 読売ジャイアンツは、日本プロ野球の歴史・スター・人気・批判・圧力を全部背負った、良くも悪くもデカすぎる球団である。
🤖鈴木:今日のテーマは、読売ジャイアンツです。
🎃佐藤:巨人ですね。
🤖鈴木:はい。プロ野球界の本店です。
🎃佐藤:本店。
🤖鈴木:支店じゃないです。本店。のれんがデカい。歴史が長い。店長の圧が強い。
🎃佐藤:球団を老舗和菓子屋みたいに言わないでください。
🤖鈴木:でも実際そうなんですよ。巨人って、プロ野球界の「とらや」なんです。
🎃佐藤:急に羊かん。
🤖鈴木:しかも羊かんの中に王貞治と長嶋茂雄が練り込まれている。
🎃佐藤:食べづらい。
🤖鈴木:この記事を一言で言うと、巨人は日本プロ野球の歴史を全部背負ってる球団です。
🎃佐藤:強さも人気も批判も、全部ですね。
🤖鈴木:そう。栄光、スター、補強、炎上、世代交代、テレビ中継、東京ドーム、全部入りです。
🎃佐藤:具が多い。
🤖鈴木:野球界の巨大カツカレーです。
🎃佐藤:カレーなんですね。
🤖鈴木:しかも福神漬けが炎上です。
🎃佐藤:嫌な添え物。
巨人の基本情報
🤖鈴木:まず基本情報からいきましょう。
🎃佐藤:読売ジャイアンツは、セントラル・リーグに所属するプロ野球球団です。
🤖鈴木:本拠地は東京ドーム。
🎃佐藤:正式名称は読売ジャイアンツですが、一般的には巨人と呼ばれます。
🤖鈴木:ここがもう変なんですよ。
🎃佐藤:変ですか。
🤖鈴木:阪神タイガースは阪神。中日ドラゴンズは中日。広島東洋カープは広島。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:でも読売ジャイアンツは読売じゃなくて巨人。
🎃佐藤:たしかに。
🤖鈴木:会社名よりあだ名が勝ってるんです。
🎃佐藤:ニックネームが本名を食ってる。
🤖鈴木:学生時代に「山田」じゃなくて「ゴリラ」で卒業アルバムに載るやつです。
🎃佐藤:載りません。
🤖鈴木:でも巨人は載ってるんです。球界のゴリラとして。
🎃佐藤:やめてください。
球団の始まり
🤖鈴木:球団の始まりは1934年です。
🎃佐藤:前身は大日本東京野球倶楽部ですね。
🤖鈴木:名前が重い。
🎃佐藤:かなり時代を感じます。
🤖鈴木:大日本東京野球倶楽部。文字だけで肩こる。
🎃佐藤:そこから東京ジャイアンツ、東京巨人軍、読売ジャイアンツと変わっていきます。
🤖鈴木:出世魚みたいですね。
🎃佐藤:ブリみたいに言わないでください。
🤖鈴木:ワカシ、イナダ、ワラサ、読売ジャイアンツ。
🎃佐藤:途中から魚じゃない。
🤖鈴木:巨人誕生のきっかけは、1934年の日米野球です。
🎃佐藤:アメリカのスター選手たちが日本に来たんですね。
🤖鈴木:ベーブ・ルースとかルー・ゲーリッグとかです。
🎃佐藤:超大物ですね。
🤖鈴木:当時の日本野球からしたら、町内会の運動会にゴジラが玉入れしに来たようなものです。
🎃佐藤:競技が壊れます。
🤖鈴木:で、日本側はアメリカに圧倒される。
🎃佐藤:でも、それがプロ野球を作る流れにつながった。
🤖鈴木:そうです。「日本にも職業野球を作ろう」となる。
🎃佐藤:その中心にいたのが、巨人の前身だったわけですね。
🤖鈴木:つまり巨人は、最初からただの球団ではないんです。
🎃佐藤:日本プロ野球を作るための象徴だった。
🤖鈴木:生まれた瞬間から背負ってるものが重い。
🎃佐藤:普通の赤ちゃんじゃない。
🤖鈴木:ランドセルに日本プロ野球史を詰められて産まれてきた赤ちゃんです。
🎃佐藤:背骨が心配です。
ジャイアンツという名前の由来
🤖鈴木:で、「ジャイアンツ」という名前にも由来があります。
🎃佐藤:アメリカ遠征のときですね。
🤖鈴木:そう。大日本東京野球倶楽部という名前が、アメリカでは長すぎて伝わりにくい。
🎃佐藤:たしかに。
🤖鈴木:アメリカ人からしたら、寿限無みたいな球団名です。
🎃佐藤:野球の試合が始まる前に名前を言い終わらない。
🤖鈴木:そこで「東京ジャイアンツ」という名前が提案されます。
🎃佐藤:ニューヨーク・ジャイアンツにちなんだ名前ですね。
🤖鈴木:で、それを日本語にして巨人。
🎃佐藤:なるほど。
🤖鈴木:つまり巨人は、日本生まれだけど名前の中にアメリカ野球の香りが入っている。
🎃佐藤:最初から国際色がある。
🤖鈴木:和風ハンバーガーです。
🎃佐藤:だいぶ雑。
戦前の巨人と沢村栄治
🤖鈴木:次に戦前の巨人です。
🎃佐藤:ここで出てくるのが沢村栄治ですね。
🤖鈴木:出ました。伝説の投手です。
🎃佐藤:沢村賞の名前にもなった人物ですね。
🤖鈴木:沢村賞は、すごい先発投手に贈られる賞です。
🎃佐藤:ざっくり言うと、その年の最高レベルのピッチャー賞ですね。
🤖鈴木:沢村栄治は、1934年の日米野球でベーブ・ルースたちを相手に好投しました。
🎃佐藤:日本野球の象徴的存在ですね。
🤖鈴木:1936年には、日本プロ野球史上初のノーヒットノーランも達成します。
🎃佐藤:ノーヒットノーランは、ヒットも点も許さずに最後まで投げ切ることです。
🤖鈴木:相手打線を冷蔵庫に閉じ込める行為です。
🎃佐藤:違います。
🤖鈴木:しかも鍵をかけて、上から「明日燃えるゴミの日です」と貼る。
🎃佐藤:どういうことですか。
🤖鈴木:とにかく何もさせないってことです。
🎃佐藤:最初からそう言ってください。
伝統の一戦の原型
🤖鈴木:戦前の巨人は、大阪タイガース、今の阪神と並んで人気を支えます。
🎃佐藤:ここから巨人阪神戦の歴史が始まるわけですね。
🤖鈴木:伝統の一戦です。
🎃佐藤:今でも盛り上がります。
🤖鈴木:巨人阪神戦って、ただの試合じゃないんですよ。
🎃佐藤:というと。
🤖鈴木:おじさんたちの感情が漬物になってる。
🎃佐藤:漬物。
🤖鈴木:昭和からずっとぬか床で熟成されてるんです。
🎃佐藤:ちょっと酸っぱそうですね。
🤖鈴木:勝った負けただけじゃない。東京と大阪。王者と挑戦者。読売と阪神。いろんな意味が乗る。
🎃佐藤:歴史があるからこその重さですね。
🤖鈴木:でも、戦争で巨人も大きな影響を受けます。
🎃佐藤:多くの選手が徴兵されました。
🤖鈴木:沢村栄治も戦地で亡くなっています。
🎃佐藤:ここは重いですね。
🤖鈴木:はい。巨人の歴史には、華やかな始まりと、戦争による喪失が両方あります。
戦後復興とセ・リーグ時代
🎃佐藤:戦後になると、プロ野球が再開します。
🤖鈴木:1946年にリーグ戦が再開されます。
🎃佐藤:ただ、巨人もすぐ完全復活とはいかなかった。
🤖鈴木:戦後の再建ですからね。
🎃佐藤:選手も環境も整える必要があった。
🤖鈴木:ゲームで言えば、セーブデータが半分飛んだ状態です。
🎃佐藤:つらい。
🤖鈴木:でも1949年に戦後初優勝します。
🎃佐藤:そして1950年からセ・リーグとパ・リーグの2リーグ制になります。
🤖鈴木:巨人はセ・リーグ所属になります。
🎃佐藤:現在につながる形ですね。
永久欠番という記憶
🤖鈴木:あと、戦後の巨人で重要なのが永久欠番です。
🎃佐藤:背番号を球団が永久に使わないようにする制度ですね。
🤖鈴木:要するに、背番号を神棚に置くんです。
🎃佐藤:まあ、イメージとしては。
🤖鈴木:巨人では、沢村栄治の14、黒沢俊夫の4が日本プロ野球界初の永久欠番になりました。
🎃佐藤:選手の功績を球団の記憶として残す文化ですね。
🤖鈴木:背番号が卒業しないんです。
🎃佐藤:いい言い方ですね。
水原監督時代と長嶋茂雄の登場
🤖鈴木:次は1950年代。水原茂監督の時代です。
🎃佐藤:戦後の巨人が強豪として復活する時期ですね。
🤖鈴木:1951年、巨人は2リーグ制後初のリーグ優勝を果たします。
🎃佐藤:日本シリーズでも勝って日本一です。
🤖鈴木:ここから巨人は強豪として固まります。
🎃佐藤:1952年には球団通算1000勝。
🤖鈴木:1953年にはリーグと日本シリーズの3連覇。
🎃佐藤:かなり強い。
🤖鈴木:もうこの時点で「巨人? まあ強いよね」という空気ができる。
🎃佐藤:嫌な優等生ですね。
🤖鈴木:クラスに一人いるんですよ。テスト返却前から「今回ちょっとミスったわ」とか言って92点のやつ。
🎃佐藤:腹立ちますね。
🤖鈴木:それが巨人です。
🎃佐藤:怒られます。
ミスター・ジャイアンツ登場
🤖鈴木:そして1958年、長嶋茂雄が入団します。
🎃佐藤:ミスター・ジャイアンツですね。
🤖鈴木:出ました。スター界のスター。
🎃佐藤:新人のときから大活躍します。
🤖鈴木:長嶋茂雄って、入社1年目で営業成績トップ、社内報の表紙、忘年会の司会、なぜか社長のゴルフにも呼ばれるタイプです。
🎃佐藤:眩しすぎる。
🤖鈴木:しかも本人に華がある。
🎃佐藤:成績だけじゃなく、見ていて人を惹きつける選手だった。
🤖鈴木:1959年には天覧試合でサヨナラホームランを打ちます。
🎃佐藤:天皇が観戦した試合ですね。
🤖鈴木:相手は阪神。打ったのは長嶋。しかもサヨナラホームラン。
🎃佐藤:ドラマが完成してますね。
🤖鈴木:脚本家がいたら「盛りすぎ」と言われるレベルです。
🎃佐藤:現実のほうが派手。
🤖鈴木:ここで巨人は、強いだけじゃなく、スターを生む球団になっていきます。
🎃佐藤:テレビ時代とも合いますね。
川上監督時代とV9
🤖鈴木:そして1960年代、川上哲治監督の時代です。
🎃佐藤:ここが最大の黄金期ですね。
🤖鈴木:1965年から1973年まで、9年連続リーグ優勝、9年連続日本一。
🎃佐藤:V9ですね。
🤖鈴木:強すぎる。
🎃佐藤:9年連続は異常です。
🤖鈴木:町内会のビンゴ大会で、9年連続で特賞のテレビを持って帰るおじさんです。
🎃佐藤:絶対に不正を疑われます。
🤖鈴木:でも実力で取ってる。
🎃佐藤:余計に怖い。
ON砲と勝つ組織
🤖鈴木:V9の中心にいたのが王貞治と長嶋茂雄。
🎃佐藤:ON砲ですね。
🤖鈴木:王のO、長嶋のN。
🎃佐藤:巨人史の象徴です。
🤖鈴木:王はホームラン。長嶋は華。
🎃佐藤:役割が違う。
🤖鈴木:相手投手からしたら地獄の二段ベッドです。
🎃佐藤:寝られないですね。
🤖鈴木:上段に王、下段に長嶋。
🎃佐藤:何の話ですか。
🤖鈴木:とにかく逃げ場がない。
🎃佐藤:それはわかります。
🤖鈴木:でもV9は、王と長嶋だけではありません。
🎃佐藤:投手陣や守備も強かった。
🤖鈴木:金田正一、堀内恒夫、高橋一三、森昌彦、柴田勲、高田繁。
🎃佐藤:名選手が多いですね。
🤖鈴木:チーム全体が強かったんです。
🎃佐藤:スター集団であり、勝つ組織でもあった。
🤖鈴木:文化祭で、陽キャも強いし、会計係も強いし、段ボールを切る係も異様に強い状態です。
🎃佐藤:それは優勝します。
🤖鈴木:川上監督は、組織的に勝つ野球を作りました。
🎃佐藤:派手なホームランだけでなく、守備や戦術も重視した。
🤖鈴木:野球を根性だけじゃなく、設計図で勝つ方向に持っていった。
🎃佐藤:かなり重要ですね。
テレビ時代の国民的球団
🤖鈴木:この時代、巨人はテレビの普及とも重なります。
🎃佐藤:家庭で巨人戦を見る時代ですね。
🤖鈴木:「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉もありました。
🎃佐藤:当時の子どもが好きなものの代表ですね。
🤖鈴木:巨人が卵焼きと並ぶんですよ。
🎃佐藤:すごい人気です。
🤖鈴木:現代なら「YouTube・ポケモン・唐揚げ」です。
🎃佐藤:たしかに強い。
🤖鈴木:さらに『巨人の星』や『侍ジャイアンツ』などの漫画やアニメも人気になります。
🎃佐藤:巨人が大衆文化になっていく。
🤖鈴木:球団というより、昭和の家庭用コンテンツです。
🎃佐藤:テレビ、漫画、新聞、全部に出てくる。
🤖鈴木:でもV9には影もあります。
🎃佐藤:主力の高齢化や若手不足ですね。
🤖鈴木:強すぎる組織って、変わりにくくなるんです。
🎃佐藤:成功体験が重くなる。
🤖鈴木:最初は翼だった成功体験が、あとで湿った布団になります。
🎃佐藤:急に詩的ですね。
🤖鈴木:干さないとカビます。
🎃佐藤:やめてください。
🤖鈴木:1974年、中日に優勝を許してV10を逃します。
🎃佐藤:川上監督は勇退します。
🤖鈴木:長嶋も現役を引退。
🎃佐藤:ひとつの時代が終わるわけですね。
第1次長嶋監督時代と王の記録
🤖鈴木:次は第1次長嶋監督時代です。
🎃佐藤:1975年、長嶋茂雄が監督になります。
🤖鈴木:ところが、就任1年目に巨人は最下位になります。
🎃佐藤:巨人としては衝撃ですね。
🤖鈴木:ミスターが監督になったら最下位。
🎃佐藤:かなり厳しい。
🤖鈴木:スター選手と名監督は別なんです。
🎃佐藤:よくある話ですね。
🤖鈴木:トップ営業マンが課長になった瞬間、「俺の背中を見ろ」しか言わなくなるやつです。
🎃佐藤:部下が困る。
🤖鈴木:しかも背中を見ても何も書いてない。
🎃佐藤:書いてあったら怖いです。
🤖鈴木:でも翌1976年にはリーグ優勝します。
🎃佐藤:立て直しが早い。
🤖鈴木:最下位から優勝です。
🎃佐藤:ドラマがありますね。
🤖鈴木:巨人って、落ちても話題になる。上がっても話題になる。
🎃佐藤:とにかく目立つ。
王貞治の868本塁打
🤖鈴木:1977年には王貞治が通算756号ホームランを打ちます。
🎃佐藤:世界記録を更新した瞬間ですね。
🤖鈴木:最終的には通算868本塁打。
🎃佐藤:とんでもない数字です。
🤖鈴木:868本って、もう数字が反省してない。
🎃佐藤:数字が反省。
🤖鈴木:普通、人間は868回も何かを成功させないですよ。
🎃佐藤:たしかに。
🤖鈴木:僕なんて868回も成功したこと、スマホのロック解除くらいです。
🎃佐藤:それは成功に数えないでください。
江川事件と巨大球団の影
🤖鈴木:この時期には江川事件もあります。
🎃佐藤:江川卓の入団をめぐる問題ですね。
🤖鈴木:ざっくり言うと、巨人に入りたい江川と、制度上それはどうなのという話が大きな騒動になりました。
🎃佐藤:巨人の補強姿勢に批判が集まった出来事です。
🤖鈴木:ここから「巨人は力で選手を集める」というイメージが強くなります。
🎃佐藤:良くも悪くも巨大球団ですね。
🤖鈴木:巨人は何をしても音がデカい。
🎃佐藤:音。
🤖鈴木:普通の球団なら「カタン」なのに、巨人だと「ドガァァァン」って鳴る。
🎃佐藤:効果音が昭和。
1980年代と東京ドーム移転
🤖鈴木:次は1980年代。藤田元司監督の時代です。
🎃佐藤:投手力を中心にチームを立て直します。
🤖鈴木:1981年、巨人はリーグ優勝と日本一を達成。
🎃佐藤:江川卓、西本聖、定岡正二、加藤初などがいました。
🤖鈴木:投手陣が強い。
🎃佐藤:打線では原辰徳が新人王になります。
🤖鈴木:のちの原監督ですね。
🎃佐藤:巨人はOBが監督として戻ってくる流れが強いですね。
🤖鈴木:OB人事が濃い。
🎃佐藤:濃い。
🤖鈴木:味噌汁で言うと、底に味噌が溶け残ってる。
🎃佐藤:ちゃんと混ぜてください。
王監督とKKドラフト
🤖鈴木:1984年からは王貞治が監督です。
🎃佐藤:1987年にリーグ優勝しますが、日本一には届きません。
🤖鈴木:そして1985年のドラフトでは、清原和博ではなく桑田真澄を指名します。
🎃佐藤:KKドラフトですね。
🤖鈴木:清原が巨人入りを望んでいたこともあり、大きな話題になりました。
🎃佐藤:巨人のドラフトは社会的なニュースになりますね。
🤖鈴木:普通の球団のドラフトは野球ニュース。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:巨人のドラフトは、親戚の法事の途中でも話題になります。
🎃佐藤:さすがに法事の途中ではやめてください。
東京ドーム時代へ
🤖鈴木:1988年には、本拠地が後楽園球場から東京ドームへ移ります。
🎃佐藤:日本初のドーム球場ですね。
🤖鈴木:雨でも試合ができる。
🎃佐藤:都市型エンタメとして大きな意味があります。
🤖鈴木:屋外からドームへ。昭和の野球から平成のイベント空間へ。
🎃佐藤:巨人のイメージも変わりますね。
🤖鈴木:東京ドームって、名前だけでデカいですからね。
🎃佐藤:まあデカいです。
🤖鈴木:小学生が考えた最強施設みたいな名前です。
🎃佐藤:東京、ドーム。
🤖鈴木:強い単語しかない。
🤖鈴木:1989年には藤田監督が復帰し、日本一になります。
🎃佐藤:斎藤雅樹、桑田真澄、槙原寛己の三本柱が中心です。
🤖鈴木:先発投手の柱が三人いた。
🎃佐藤:家なら倒れない。
🤖鈴木:家でも野球でも倒れません。
しかも日本シリーズでは近鉄に3連敗してから4連勝。
🎃佐藤:崖っぷちからの逆転日本一です。
🤖鈴木:夏休み最終日に宿題を全部終わらせるタイプです。
🎃佐藤:最初からやってください。
第2次長嶋監督時代と松井秀喜
🤖鈴木:次は1990年代。第2次長嶋監督時代です。
🎃佐藤:1993年に長嶋茂雄が再び監督になります。
🤖鈴木:ここからFA補強の時代です。
🎃佐藤:FAは、条件を満たした選手が他球団と契約できる制度です。
🤖鈴木:会社員で言うと「転職市場に出ます」ボタンです。
🎃佐藤:わかりやすい。
🤖鈴木:巨人はこの制度で大物を獲得していきます。
🎃佐藤:1993年オフには落合博満を獲得します。
🤖鈴木:落合が巨人に来る。字面が強い。
🎃佐藤:大物ですね。
10.8決戦とメークドラマ
🤖鈴木:1994年には10.8決戦。
🎃佐藤:中日との同率首位最終戦ですね。
🤖鈴木:最終戦で優勝が決まる。
🎃佐藤:ドラマチックです。
🤖鈴木:巨人、中日、長嶋、最終戦、優勝決定。
🎃佐藤:要素が多い。
🤖鈴木:脚本ならプロデューサーに「少し削ろう」と言われる。
🎃佐藤:現実だから仕方ない。
🤖鈴木:巨人はその試合を制してリーグ優勝。
🎃佐藤:日本シリーズでも西武を破って日本一です。
🤖鈴木:1996年にはメークドラマ。
🎃佐藤:最大11.5ゲーム差を逆転してリーグ優勝ですね。
🤖鈴木:メークドラマって言葉が強い。
🎃佐藤:長嶋監督らしい言葉ですね。
🤖鈴木:でも冷静に考えると、11.5ゲーム差をつけられてる時点で、前半かなり寝坊してます。
🎃佐藤:そこは言わない。
🤖鈴木:寝坊したけど最後に走って間に合った。
🎃佐藤:それがドラマです。
ゴジラ松井の時代
🤖鈴木:そしてこの時代の主役が松井秀喜です。
🎃佐藤:ゴジラ松井ですね。
🤖鈴木:長嶋監督のもとで4番に育ちます。
🎃佐藤:巨人の新しいスターです。
🤖鈴木:松井って、ニックネームがゴジラなのに人柄が穏やかなんですよ。
🎃佐藤:ギャップがありますね。
🤖鈴木:破壊するのはボールだけ。
🎃佐藤:いいですね。
🤖鈴木:2002年には原辰徳監督が就任。
🎃佐藤:1年目でリーグ優勝と日本一を達成します。
🤖鈴木:松井はこの年50本塁打。
🎃佐藤:そしてオフにヤンキースへ移籍します。
🤖鈴木:巨人の4番がメジャーへ行く。
🎃佐藤:象徴的ですね。
🤖鈴木:日本の本店から、アメリカの本店みたいなところへ行く。
🎃佐藤:ヤンキースですね。
🤖鈴木:本店から本店への転勤です。
🎃佐藤:規模が大きい。
史上最強打線と第2次原政権
🤖鈴木:次は2000年代中盤です。
🎃佐藤:堀内恒夫監督時代ですね。
🤖鈴木:ここで出てくるのが史上最強打線。
🎃佐藤:名前がすごい。
🤖鈴木:ローズ、小久保、清原、ペタジーニ、江藤、高橋由伸。
🎃佐藤:各球団で4番を打つような選手が並びました。
🤖鈴木:もう打線というより、家電量販店の冷蔵庫売り場です。
🎃佐藤:圧がすごい。
🤖鈴木:全部デカい。
🎃佐藤:2004年には年間259本塁打。
🤖鈴木:プロ野球記録です。
🎃佐藤:でも優勝はできませんでした。
🤖鈴木:ここが大事です。
🎃佐藤:ホームランだけでは勝てない。
🤖鈴木:野球は大砲だけでは勝てないんです。
🎃佐藤:投手、守備、走塁、バランスが必要です。
🤖鈴木:料理で言えば、全部ニンニクにしても完成しない。
🎃佐藤:元気は出そうです。
🤖鈴木:胃は死にます。
🎃佐藤:2005年には投手陣が崩れて80敗。
🤖鈴木:巨人が80敗。
🎃佐藤:かなり重いですね。
🤖鈴木:老舗旅館の大浴場で湯が出ないくらいの事件です。
🎃佐藤:大問題です。
原監督の再建
🤖鈴木:そこで2006年から原辰徳が再び監督になります。
🎃佐藤:第2次原政権ですね。
🤖鈴木:2006年から2015年までの10年間で、リーグ優勝6回、日本一2回。
🎃佐藤:かなり結果を出しています。
🤖鈴木:2007年から2009年はリーグ3連覇。
🎃佐藤:2009年には日本一。
🤖鈴木:2012年にも日本一。
🎃佐藤:この時期は補強選手と生え抜き選手が両方活躍しました。
🤖鈴木:小笠原道大、ラミレス、グライシンガー、クルーン、杉内俊哉、村田修一。
🎃佐藤:外から来た選手ですね。
🤖鈴木:一方で、坂本勇人、阿部慎之助、内海哲也、山口鉄也、亀井善行。
🎃佐藤:巨人で育った選手も中心でした。
🤖鈴木:つまり補強だけじゃないんです。
🎃佐藤:よくある誤解ですね。
🤖鈴木:巨人は外から高級食材を買うけど、自分の畑でもちゃんと育てている。
🎃佐藤:畑。
🤖鈴木:ただし隣の畑から松阪牛を持ってくることもある。
🎃佐藤:畑に牛はいません。
🤖鈴木:巨人ならいます。
🎃佐藤:いません。
高橋由伸監督時代と世代交代
🤖鈴木:次は高橋由伸監督時代です。
🎃佐藤:2016年から2018年です。
🤖鈴木:高橋由伸は現役引退と同時に監督になりました。
🎃佐藤:かなり難しい就任ですね。
🤖鈴木:昨日まで同僚だった人が、今日から上司。
🎃佐藤:それだけでも大変です。
🤖鈴木:しかも会社が巨人。
🎃佐藤:圧がすごい。
🤖鈴木:普通の課長じゃないんです。読売ジャイアンツ課の課長です。
🎃佐藤:部署名が重い。
🤖鈴木:この時期は広島が強く、巨人は優勝から遠ざかります。
🎃佐藤:2017年には13連敗もありました。
🤖鈴木:13連敗。
🎃佐藤:きついですね。
🤖鈴木:朝の占いで13日連続12位です。
🎃佐藤:精神が削られる。
🤖鈴木:しかもラッキーアイテムが毎日「反省文」。
🎃佐藤:嫌すぎる。
岡本和真の台頭
🤖鈴木:ただ、この時期に岡本和真が台頭します。
🎃佐藤:2018年には3割、30本塁打、100打点を達成します。
🤖鈴木:若くして巨人の4番候補から本物の主軸になります。
🎃佐藤:未来の中心が育ったわけですね。
🤖鈴木:チームは苦しかった。でも種はまかれていた。
🎃佐藤:そこは大事です。
🤖鈴木:畑に岡本が生えたんです。
🎃佐藤:生えません。
第3次原政権と近年の巨人
🤖鈴木:そして2019年、原辰徳が3度目の監督復帰です。
🎃佐藤:第3次原政権ですね。
🤖鈴木:丸佳浩をFAで獲得します。
🎃佐藤:坂本勇人、岡本和真、菅野智之らを中心にチームを立て直します。
🤖鈴木:2019年、5年ぶりのリーグ優勝。
🎃佐藤:令和最初のセ・リーグ優勝球団です。
🤖鈴木:でも日本シリーズでソフトバンクに4連敗。
🎃佐藤:2020年もリーグ優勝しますが、またソフトバンクに4連敗します。
🤖鈴木:2年連続で4連敗。
🎃佐藤:かなり厳しい。
🤖鈴木:リーグでは強い。でも日本シリーズで壁にぶつかる。
🎃佐藤:セ・リーグ王者でも日本一には届かなかった。
🤖鈴木:社内コンペでは優勝したのに、全国大会でボコボコです。
🎃佐藤:つらい。
🤖鈴木:しかも巨人だから余計に言われる。
🎃佐藤:期待値が高いですからね。
🤖鈴木:普通の店なら「おいしかった」で終わる。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:でも巨人は老舗だから「去年の出汁と違う」とか言われる。
🎃佐藤:面倒な常連ですね。
🤖鈴木:2020年には球団通算6000勝も達成します。
🎃佐藤:坂本勇人の通算2000本安打もありました。
🤖鈴木:個人記録は明るい。
🎃佐藤:でも日本一からは遠ざかっている。
🤖鈴木:ここが近年の巨人の難しさです。
🎃佐藤:強いけれど、絶対王者ではない。
🤖鈴木:優勝しても「日本一じゃないの?」と言われる。
🎃佐藤:厳しい。
🤖鈴木:テストで90点取って親に「で、東大は?」って言われる感じです。
🎃佐藤:話が飛びすぎです。
🤖鈴木:巨人とはそういう家庭です。
🎃佐藤:違います。
阿部慎之助監督の時代へ
🤖鈴木:2024年には阿部慎之助が監督になります。
🎃佐藤:阿部も巨人の中心選手だった人ですね。
🤖鈴木:捕手として長くチームを支えました。
🎃佐藤:監督として次の時代を任されたわけですね。
🤖鈴木:ここでも巨人のOB路線が出ます。
🎃佐藤:選手としての顔が、そのまま監督として戻ってくる。
🤖鈴木:巨人は歴史が長いので、過去のスターが未来の責任者になります。
🎃佐藤:良くも悪くも伝統ですね。
🤖鈴木:伝統って、ちゃんと使えば財産。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:使い方を間違えると、重い座布団です。
🎃佐藤:座りづらい。
巨人の特徴
🤖鈴木:では、ここから巨人の特徴を整理します。
🎃佐藤:まず一つ目は、勝って当然と思われることです。
🤖鈴木:これ、巨人の宿命です。
🎃佐藤:優勝回数も日本一回数も多いですからね。
🤖鈴木:だから普通の成功では褒められない。
🎃佐藤:厳しい世界です。
🤖鈴木:3位なら「どうした巨人」。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:2位なら「あと一歩足りない巨人」。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:優勝しても「日本一は?」。
🎃佐藤:逃げ場がない。
🤖鈴木:巨人ファンもアンチも期待値がデカい。
🎃佐藤:両方から見られている。
🤖鈴木:巨人はプロ野球界の長男です。
🎃佐藤:長男。
🤖鈴木:親戚の集まりで「お前はちゃんとして当然」と言われる。
🎃佐藤:かわいそう。
🤖鈴木:弟が少し頑張ると褒められるのに、長男は満点じゃないと怒られる。
🎃佐藤:巨人を長男にしないでください。
メディア球団としての巨人
🤖鈴木:二つ目は、メディア球団であることです。
🎃佐藤:読売新聞、日本テレビ、スポーツ報知などとの結びつきですね。
🤖鈴木:昭和から平成初期にかけて、巨人戦は家庭の娯楽でした。
🎃佐藤:テレビで巨人戦を見るのが日常だった時代です。
🤖鈴木:夕飯、風呂、巨人戦。
🎃佐藤:生活に組み込まれていた。
🤖鈴木:お父さんがナイター見ながら機嫌悪くなるまでがセットです。
🎃佐藤:家庭の空気まで左右する。
🤖鈴木:巨人が負けると味噌汁がしょっぱくなる。
🎃佐藤:それは家庭によります。
🤖鈴木:でもそれくらい影響があった。
🎃佐藤:全国区の人気球団になった理由ですね。
🤖鈴木:ただ、今は時代が変わりました。
🎃佐藤:地上波中継の時代から、配信やSNSの時代へ変わっています。
🤖鈴木:昔は「野球を見る=巨人戦を見る」に近かった。
🎃佐藤:今は12球団それぞれに濃いファン文化があります。
🤖鈴木:巨人はまだデカい。でも唯一の太陽ではなくなった。
🎃佐藤:大きな星のひとつですね。
🤖鈴木:昔は校長先生。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:今はまだ校長だけど、生徒会もPTAもYouTuberも強い。
🎃佐藤:例えが散らかっています。
批判も集まる球団
🤖鈴木:三つ目は、批判も集まりやすいことです。
🎃佐藤:巨人は人気がある分、問題も注目されやすい。
🤖鈴木:江川事件、FA補強への批判、一場靖弘をめぐる問題、選手の不祥事。
🎃佐藤:いろいろありました。
🤖鈴木:小さな火でも、巨人だと東京ドームの照明で照らされる。
🎃佐藤:目立つわけですね。
🤖鈴木:普通ならボヤ。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:巨人なら記者会見。
🎃佐藤:極端です。
🤖鈴木:補強もそうです。
🎃佐藤:ルールの中で選手を獲得すること自体は悪ではありません。
🤖鈴木:でも巨人がやると「また巨人か」と言われる。
🎃佐藤:巨大球団だからですね。
🤖鈴木:高級食材を買っただけなのに、「また市場ごと持っていく気か」と言われる。
🎃佐藤:市場ごとは持っていかない。
🤖鈴木:でもそう見える。
🎃佐藤:印象の問題ですね。
スター文化
🤖鈴木:四つ目は、スター文化です。
🎃佐藤:巨人には時代ごとに象徴的な選手がいます。
🤖鈴木:沢村栄治、川上哲治、長嶋茂雄、王貞治、原辰徳、松井秀喜、高橋由伸、阿部慎之助、坂本勇人、菅野智之、岡本和真。
🎃佐藤:すごい名前が並びますね。
🤖鈴木:歴史の教科書みたいです。
🎃佐藤:野球の。
🤖鈴木:しかも巨人はスターを物語にします。
🎃佐藤:どういうことですか。
🤖鈴木:長嶋なら天覧試合。王なら868本塁打。松井ならメジャー。原なら監督として復帰。
🎃佐藤:選手の人生が球団史になる。
🤖鈴木:そうです。巨人のスターは、ただ活躍するだけでは済まない。
🎃佐藤:物語を背負う。
🤖鈴木:背負わされる。
🎃佐藤:言い直しましたね。
🤖鈴木:重いんです。巨人の4番とか、背中に冷蔵庫背負って打席に立つようなものです。
🎃佐藤:また冷蔵庫。
誤解しやすいポイント
🤖鈴木:では誤解しやすい点を潰しましょう。
🎃佐藤:まず、巨人はずっと無敵だった、という誤解です。
🤖鈴木:これは違います。
🎃佐藤:たしかに優勝回数は多いですが、低迷もあります。
🤖鈴木:1975年は最下位。
🎃佐藤:2005年は80敗。
🤖鈴木:強い球団でも負けるときは負ける。
🎃佐藤:常に無双ではない。
🤖鈴木:巨人も人間なんです。
🎃佐藤:球団です。
🤖鈴木:球団も風邪をひきます。
🎃佐藤:ひきません。
補強だけの球団ではない
🤖鈴木:二つ目は、巨人は補強だけの球団、という誤解です。
🎃佐藤:これも単純化しすぎですね。
🤖鈴木:たしかに補強は多い。
🎃佐藤:でも生え抜きの選手もたくさん活躍しています。
🤖鈴木:坂本、阿部、岡本、山口鉄也などですね。
🎃佐藤:育成や起用も重要です。
🤖鈴木:外から買ってくるだけなら、誰でも勝てるわけじゃない。
🎃佐藤:チームとして機能させる必要があります。
🤖鈴木:冷蔵庫に高級食材を入れても、料理人がダメなら全部腐ります。
🎃佐藤:冷蔵庫を卒業してください。
🤖鈴木:無理です。今日は冷蔵庫でいきます。
今は巨人だけの時代ではない
🎃佐藤:三つ目は、巨人は今も昔と同じように全国を支配している、という誤解です。
🤖鈴木:昔ほどではありません。
🎃佐藤:プロ野球の人気の形が変わりました。
🤖鈴木:今は地域密着、配信、SNS、球場体験、グッズ、ファンクラブ。
🎃佐藤:楽しみ方が多様になっています。
🤖鈴木:巨人だけを見ていれば野球がわかる時代ではない。
🎃佐藤:12球団それぞれに文化があります。
🤖鈴木:昔は巨人が全校集会で話していた。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:今は各クラスに人気者がいる。
🎃佐藤:わかりやすい。
ただの悪役ではない
🤖鈴木:四つ目は、巨人はただの悪役、という見方です。
🎃佐藤:アンチ巨人という文化もありますが、それだけでは不十分ですね。
🤖鈴木:巨人は日本プロ野球を広めた中心でもあります。
🎃佐藤:スターを生み、テレビ時代のプロ野球人気を支えた。
🤖鈴木:同時に、巨大すぎる力への批判も受けてきた。
🎃佐藤:光と影の両方があります。
🤖鈴木:巨人はヒーローでもあり、ライバルでもあり、巨大企業でもあり、実家のテレビでもある。
🎃佐藤:情報量が多い。
🤖鈴木:好き嫌いだけで片づけるには、デカすぎるんです。
まとめ
🎃佐藤:ではまとめましょう。
🤖鈴木:読売ジャイアンツは、1934年に始まった日本プロ野球草創期の球団です。
🎃佐藤:日米野球をきっかけに生まれ、プロ野球の発展とともに歩んできました。
🤖鈴木:戦前には沢村栄治。
🎃佐藤:戦後には川上哲治、水原監督時代。
🤖鈴木:そして長嶋茂雄と王貞治のV9。
🎃佐藤:東京ドーム移転、FA補強、松井秀喜のメジャー移籍、原政権、高橋由伸監督、阿部慎之助監督へと続きます。
🤖鈴木:巨人の歴史は、日本プロ野球の巨大アルバムです。
🎃佐藤:アルバム。
🤖鈴木:ページをめくると、王と長嶋がいる。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:松井がいる。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:原監督が戻ってくる。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:東京ドームが光ってる。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:そして端っこに炎上記事の切り抜きも貼ってある。
🎃佐藤:そこが巨人らしいですね。
🤖鈴木:巨人を一言で言うなら、プロ野球界の本店です。
🎃佐藤:歴史も看板も責任も大きい。
🤖鈴木:だから勝てば注目される。
🎃佐藤:負けても注目される。
🤖鈴木:補強しても注目される。
🎃佐藤:何もしなくても注目される。
🤖鈴木:もう存在がニュースです。
🎃佐藤:大変ですね。
🤖鈴木:でも、それが読売ジャイアンツです。
🎃佐藤:日本プロ野球の栄光と矛盾を、最も大きなスケールで背負ってきた球団。
🤖鈴木:締めます。
🎃佐藤:お願いします。
🤖鈴木:巨人とは、野球界の巨大カツカレーである。
🎃佐藤:またカレー。
🤖鈴木:カツがスター。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:カレーが歴史。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:ご飯がメディア。
🎃佐藤:はい。
🤖鈴木:福神漬けが炎上。
🎃佐藤:炎上を添えるな。
🤖鈴木:でも、全部ないと巨人じゃない。
🎃佐藤:良くも悪くも、全部込みですね。
🤖鈴木:そして食べ終わったあと、こう思うんです。
🎃佐藤:何ですか。
🤖鈴木:重い。でもまた食べる。
🎃佐藤:それが巨人ですね。
🤖鈴木:ごちそうさまでした。
🎃佐藤:野球の話です。
