何作る??で止まらないための決め方
はじめに
「献立を決めるのが一番しんどい」
料理を始めてから、ぼくはこれを何回も思いました。
料理って、作り始めたら案外進むんですよね。
問題はその前。「何を作るか」を決めるまでが長い。
冷蔵庫を開けて、閉めて、また開けて、閉めて。
何かひらめくわけでもなく、ただ時間だけが過ぎていく。
そして、怒られる。
今日は、ぼくが土日の料理をするために作った「献立の型」の話です。
ちゃんと食べたい。でも、頑張りすぎて嫌になりたくない。
その中間を狙ったやり方です。
1. 献立が崩れるパターン(やっちまった集)
〜冷蔵庫の前で固まる
献立が決まらないまま冷蔵庫を開けると、情報量が多すぎるんですよね。
半端な野菜、謎の調味料、期限の近い豆腐。
見た瞬間に「責任」が増える。
で、固まる。
〜家族会議がなんでもいいで終了する
「何食べたい?」って聞くと、だいたい返ってくるのが「なんでもいい」。
優しさなのは分かるけど、こっちは議題が欲しい。
なんでもいい=無限、なので脳が止まります。
〜メインだけ決めて、あとはキッチンで考えて爆発する
「とりあえず肉だけ買ってくるか」で買い物に行く。
帰ってきて、台所で気づく。
副菜、何も考えてない。
汁物、具がない。
結果、よく分からない、焼いた肉とご飯だけの食卓が爆誕する。これはこれで、いーのかもしれないですけどね。
食べるのは好きだし、家族にもちゃんと出したい。
でも、ここで変に張り切ると次が続かない。
だからぼくは、献立に「型」を入れることにしました。
2. 献立は料理名から入らない。まず「構成」を決める
〜料理名スタートは無限ループ
唐揚げ?生姜焼き?パスタ?カレー?
ここから考えると、永久に決まりません。
ぼくは何回もそれで土日の昼をやり過ごしました。
〜構成を固定すると、急に決まる
まずこれだけ決めます。
型A:主菜+汁物+副菜2品
型B:どんぶり(or麺)+汁物+副菜2品
型C:鍋(具だくさん)+副菜2品(軽くてOK)
先に器を決めると、献立が「発明」じゃなく「組み立て」になります。
料理に強くない人ほど、ここが効きます。
3. 土日は「2回だけちゃんと作る」ルールにする
〜毎食ちゃんと作ろうとして、自分が折れる
ぼく、最初やりました。
土日だから時間あるでしょ、って思って、3食全部ちゃんと作ろうとする。
で、2食目で急に雑になる。
3食目で、外食に逃げて自己嫌悪。
土日って、時間があるようで、用事も眠気もあるんですよね。
なのでルール化しました。
・土日でちゃんと作るのは2回だけ
・残りは、菓子パン/残り物/冷凍/惣菜/外食/テイクアウトでOK
これ、手抜きの宣言じゃなくて、継続のための配分です。
2回ちゃんと作れたら十分自分を褒めます。
4. 副菜は2品固定。ただし「軽い2品」で作る
〜食べるのが好きだと、主菜だけじゃ足りない
ぼくは副菜1品だと、食卓の満足がちょっと足りない日が多いです。
主菜が普通でも、副菜が2品あると「ちゃんと食べた感」が出る。
だからここは固定します。
〜ただし、副菜で頑張りすぎておわる
これも初心者あるあるだと思うんですが、
「副菜2品=ちゃんとやろう」って思うと、なぜか凝り始めるんですよね。
ネットで見たおしゃれ副菜に挑む。
で、気づく。
切る工程が多い。洗い物が増える。主菜が放置される。
結果、主菜が焦げる。
ぼくはこれを一度やって、台所で無言になりました。
〜副菜の型(これだけで2品確定)
だから副菜はこう決めます。
副菜1:切るだけ(3分枠)
副菜2:和える or 温める(5〜10分枠)
例
切るだけ:トマト、きゅうり、冷ややっこ、カット野菜+ドレッシング
和える/温める:もやしナムル、ほうれん草おひたし、にんじんしりしり、蒸し野菜(レンチン)
この枠に入れた瞬間、献立が急に現実になります。
5. 主菜は、迷わない二択で決める(肉か魚)
〜「主菜どうする?」で全てが止まる
献立って、主菜が決まれば8割終わりです。
逆に言うと、主菜で迷うと全部止まる。
主菜で迷って、結局「焼くだけ」の肉に逃げて、また副菜が薄くなるを繰り返しました。
〜二択に落として、即決する
・肉の日:豚こま/鶏もも/ひき肉(失敗しにくい)
・魚の日:サバ/鮭(焼くだけで成立しやすい)
料理名まで決めなくていい。
「今日は魚」だけ決まれば、あとはもう、ひたすら作れば終わりが見えます。
6. 汁物は「野菜処理係」にして悩まない
〜汁物を凝ると息切れする
汁物まで毎回頑張ると、だいたい続きません。
なので役割を固定します。
・味噌汁:余り野菜+豆腐 or 油揚げ
・豚汁:元気がある日の万能(具を増やすと主役になる)
・コンソメ:キャベツや玉ねぎが余ってる時に便利
汁物があると「ちゃんと食べた感」が増えます。
副菜2品とも相性がいい、地味な支え。
7. 「逃げ道」を献立に最初から入れておく
〜疲れた日に、気合いで勝負しない
昔、疲れてる日に限って「よし、ちゃんと作ろう」って謎に張り切って、
結果、台所が荒れて終わることがありました。
なので逃げ道は先に用意します。
逃げ道メニュー
・鍋(市販の素でOK)
・カレー(箱でOK)
・焼き魚+味噌汁(副菜は軽い2品)
逃げ道があると、「ゼロ」がなくなります。
ゼロがなくなると、次も台所に立てます。
8. 土日の献立例(やらかし回避つき)
〜土曜夜(型A)
主菜:豚こま生姜焼き(焼いてタレ絡めるだけ)
汁物:味噌汁(豆腐+わかめ+野菜)
副菜1(切るだけ):トマト
副菜2(和える):きゅうり+塩昆布(なければドレッシングでもOK)
やらかし回避:副菜で頑張らない。主菜を放置しない。
〜日曜昼(型B)
主:親子丼(玉ねぎ+鶏+卵)
汁物:コンソメ(キャベツ多め)
副菜1(切るだけ):冷ややっこ
副菜2(温める):もやしナムル(レンチン)
やらかし回避:親子丼に集中できる。副菜は型で自動化。
〜しんどい日の逃げ道(型C寄り)
鍋:市販の素で、肉+白菜+豆腐+きのこ
副菜1(切るだけ):トマト or カット野菜
副菜2(切るだけでも可):きゅうり or 冷ややっこ
締め:うどん or ごはん
やらかし回避:「今日は無理」を無理にひっくり返さない。
おわりに(結論)
献立は、頑張ってひねり出すものじゃなくて、型で淡々と決めるもの。
ぼくはそう割り切ってから、冷蔵庫の前で固まる時間が減りました。
結論として、土日の献立は「構成で決める」「2回だけちゃんと作る」「副菜は軽い2品で固定」「主菜は肉か魚の二択」「逃げ道を先に用意する」という型にすると、迷いとやらかしが減って、ちゃんと食べる楽しさも残せます。次回は、味が毎回ブレてたぼくが、固定した味に効いた基本(計る・火加減・時間)を書きます。
