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『他人との違いを認める』ということ

今日も選択理論の話です。
自分と他の人との違いについて。

人と関わっていると、
わかっていながらも思ってしまうこと。(感情が動いてしまう)

「なんで、そんな考え方をするんだろう」
「どうして、そういう行動をとるんだろう」

「なんで?」「どうして?」

同じ出来事を見ているはずなのに、
感じ方も、受け取り方も、選ぶ行動も違う。
頭では「人それぞれだよね」って分かっていても、
心がついていかない瞬間、ありませんか?

ありますよね。
むしろ、そんな場面の連続が人間関係なのかもしれません。

選択理論を学んでいると、
この「違い」に対する見え方が、少しずつ変わってきます。
違いは、問題ではなく、
そもそも自然なことなんだ、っていう視点です。

欲求のバランスは、人それぞれ違う

選択理論では、人は誰もが
「生存」「愛・所属」「力」「自由」「楽しみ」
この5つの基本的欲求を持っていると考えます。

ですが、ここがとても大事なところで、
その強さや優先順位、満たし方は人によってまったく違う

たとえば、「力の欲求」。
成果を出して評価されたい、一番になりたい。
そういう気持ちが強い人もいれば、
「ほどほどでいい」「競争は苦手」という人もいます。

同じ欲求でも、満たし方も違います。
勉強で結果を出す人もいれば、
スポーツ、仕事、人を支える役割で欲求を満たす人もいます。

ここを理解すると、
「あの人は間違っている」ではなく、
「ああ、この人はこの欲求をこういう形で満たしているんだな」
って、そんな見方ができるようになってきます。

違いは、価値観のズレではなくて、
欲求の配分と満たし方の違いなんですよね。

他人は変えられない、でも自分は変えられる

選択理論の土台にあるのが、「内的コントロール」という考え方です。
自分の行動を選べるのは、自分だけ。
他人の行動を直接コントロールすることはできない。

分かっているようで・・・
つい忘れてしまうポイントです。

相手を変えようとすると、
怒ったり、責めたり、正論で押したりしたくなる。
でもそれは、相手を動かすどころか、関係をギクシャクさせるだけ。

「分かってほしい」
「変わってほしい」
そう思えば思うほど、その人との距離は広がっていきます。

だからこそ大切なのは、
相手をコントロールすることではなく、
違いを前提に、どう関わるかを自分が選ぶこと

ここに、主体性があります。

その行動は、その人なりの「最善」

どう考えても理解できない行動を目にしたとき、
つい「なんでそんなことを?」って、思ってしまいます。

でも選択理論では、
その行動も、その瞬間の本人にとっては
欲求を満たすための最善の選択だった、と捉えます。

ここでキーワードになるのが「創造性」。

限られた環境や条件の中で、
その人なりに考え、選んだ行動。
結果がうまくいったかどうかは別として、
少なくとも「意味なく選ばれた行動」ではない。

そう考えると、
否定ではなく、一段上に上がって、

「この人は、何を大切にしているんだろう」
「どの欲求を満たそうとしているんだろう」

となります。

そんな「知りたい」を持てるようになると、
違いは対立ではなく、理解への入口になります。

マネジメントも、人間関係も同じ

仕事でも、家庭でも、仲間との関係でも、
相手を自分の枠に当てはめようとすると、必ず無理が出てきます。

安定を大切にする人もいれば、変化や自由を求める人もいる。
楽しさが原動力の人もいれば、人に対して役に立っている実感が、勇気や力となる人もいる。

どれが正しい、ではなく
どれも、その人にとって大切な欲求

相手の欲求に目を向けること。
それだけで、関係性は驚くほど変わります。

違いを認めると、関係は楽になる

他人との違いを認めるというのは、
我慢することでも、
あきらめることでもありません。

「違っていてもいい」
そう思えるようになると、人間関係はぐっと楽になります。

そして不思議なことに、
相手を変えようとするのをやめたとき、
相手が変わり始めることもあるのです。

違いを認めることは、
関係を壊さないためでもあり、
自分を守るための優しさなのかもしれません。

誰かとの違いを感じたら、
少しだけ立ち止まって考えてみてください。

「この人は、どんな欲求を大切にしているんだろう?」

そう思うことができれば、
優しく、温かく、穏やかな関係が築かれていく。
そんな気がしています・・・

今日もありがとう。
感謝です。



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