生成AIを浸透させるには一定の並走が必要という話
こんにちは、コネヒトの@yosshiです!
この記事はコネヒト生成AIアドベントカレンダー 4日目の記事です。
はじめに
ここまでのアドベントカレンダーで、CTOの永井がコネヒトにおける生成AIの活用・「Run with Tech」の活動について語ってきました。私も「Run with Tech」の推進メンバーとしてこの取り組みに携わっています。
私のブログでは、社内における生成AIの推進で実際に取り組んでいる内容や、悩みポイントなど、飾らずにライトに発信していきたいと思いますので、温かい目で見ていただけると幸いです。
初回のブログでは、社内のBizのチームに生成AIを浸透させるたときに実感した「並走の重要性」について書きます。社内で生成AIなかなか浸透しない・活用しきれない、という声はちらほら聞くので、そういった企業の参考になれば嬉しいです。
コネヒトでの生成AI活用の取り組みについて
繰り返しになりますが、コネヒトではRun with Tech(通称ランテク)というプロジェクトで、社内におけるテクノロジー活用を推進する取り組みを行っています。
使えるテクノロジーはなんでも使っていこう、という取り組みではありますが、直近では生成AIの活用推進が活動の中心となっています。
Run with Techについて気になる方はぜひこちらのリンクもご覧ください!
生成AIを浸透させる上で取り組んだこと
ランテクの活動の一環で、一時期広告制作チームの業務課題を改善することをミッションとしており、生成AIにより制作に関わる様々な業務の効率化を目指していました。
(以前インタビュー記事としてブログ化してもらったのですが、今回改めて自分の視点として語ります)
生成AIのアカウントを提供し利用してもらっていたものの、初めはなかなか活用が進まず、状況をヒアリングしたところ以下のような声が上がっていました。
興味はあるものの、日々の業務があるのでなかなか使う時間がない
使ってみたが、思ったような回答にならない(使えないかも・・・)
正直どう使って良いかわからない
生成AIは非常に便利なツールなので、利用環境を提供すれば自ずと使うようになると楽観的に考えていたのですが、その考えは完全に甘く、当初1〜2ヶ月は思ったように浸透させることができませんでした。
この状況を打破するため、制作部門のリーダーと話した上で、方針を切り替え以下のように取り組みました。
ツールを提供して任せるのではなく、一緒に取り組む
広告制作チームのデイリーにほぼ毎日参加し、15分間一緒に生成AIに触る時間を作った(デイリーチャレンジ)
まず自分自身が同じ課題に向き合い、「こういうの試してみた・作ってみたけどどうか」を発信し続ける
ライトなものから取り組み始めて行けそう感を作る
毎日お題を用意し、比較的簡単なものから一つずつクリアすることで成功体験を積み上げ、徐々に難易度を上げていく
<デイリーチャレンジの雰囲気>



結果どうだったか
上記方針で進めた結果、1・2ヶ月全く動かない状態だったものが、徐々に効果が出始め、今ではこのような成果が現れています。
業務フローの中に自然と生成AIが溶け込んでいる
自分が介入しなくても次々と生成AIの活用案が上がり、業務フローに組み込まれる
業務改善により削減した時間を使って他部門のサポートを行ったり、教育を受けた側が新たな教育者として他部署の生成AIの活用を推進している
技術に関心を持ったメンバーがGASやDifyなど新たなテクノロジーを自発的に学んでいる。
自分としてやったことは本当に些細なことで、まずは現場の皆さんと「一緒にやってみる」ということだけだったのですが、それが少しずつ変化を生み出すことができ、最終的には想定以上の成果につながりました。
現場のメンバーが自走できる状態になったことで、この部署が起点となって今では社内のあらゆる改善が進んでいます。並走する分、どうしても最初の時間が必要にはなるのですが、一緒にかけた時間は十分過ぎるくらいリターンとして返ってきていると思います。
新しいことに取り組む際、心理的ハードルからなかなか一歩を踏み出すのは難しいと思います。そこである程度知見を持った人が一緒にやる・並走するというステップはとても重要だと思いますし、これはおそらく生成AIに限らず、多くの取り組みに必要な要素だと感じています。
この取り組みについて、前述の通り社内のインタビュー記事もありますので、気になる方はぜひご覧ください!課題をどういった取り組みで改善していったのか、より具体的なストーリーを知っていただけると思います。
ここまでの内容で、あたかも自分だけがやったことのように語っていますが、この状況を作ってくれたのは取り組みを一緒に推進してくれた部門リーダーのおかげであり、なによりチーム外の自分からの提案に対して、前向きに取り組んでくれた部門メンバーの皆さんの姿勢やモチベーションがあったからということを改めて強調しておきます・・・!
そして今回関わった部門の多くの人達が、このコネヒト生成AIアドベントカレンダー で、日頃の生成AI活用について率先してブログを書くと言ってくれました!(最高すぎる!!!)そちらもどうぞお楽しみに!
生成AIが広まってきている今、BizとDevの垣根はどんどん曖昧になっていくと思います。Biz側の視点を持ちながら、生成AIというテクノロジーを武器として様々な課題を解決できるメンバーが増えていくように、活動していきたいと思います。
最後に
本日は生成AIを浸透させる上で感じた「並走の重要性」という部分について語らせてもらいました!
これからもアドベントカレンダーで色々な取り組みについて発信していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!
